車バッテリー上がり充電|アイドリングで充電できる?期間は?

「キュルキュルキュル・・・」
「キュルキュルキュル・・・??」

車にキーを指して回しても(セルモーターを回しても)、
キュルキュルいうだけで、
エンジンが動かない?

こんな時、
バッテリーが上がっている可能性
が十分考えられます。

関連ページ:車バッテリー電圧低下の症状・対策|バッテリー寿命は何年で判断?

ちなみに、エンジンを始動させることはできるものの、
車を走らせているときやアイドリング時に、
キュルキュルという音が鳴るような場合には、
タイミングベルトなどゴム部品の劣化が考えられます。

関連ページ:車キュルキュル異音|アクセル・エンジン・エアコンのキュルキュル異音修理代

車のバッテリー上がりの主な原因

バッテリーはそもそも、経年劣化
でも上がりやすくなります。

たとえば、キーを回した時の感触が、
重くなり始めたとき

キュルキュルなり始めてから、
エンジンが始動するまでの間隔
長くなっているとき

バッテリーの寿命が近づいている可能性もあります。

ただほかにも、次から紹介していくように、
電気系統の使い過ぎによって、
バッテリーが一時的に上がってしまうこともあります。

特に、

  • ウィンカー(ハザードランプ)
  • エアコン
  • ヘッドライト
  • オーディオ
  • カーナビ・カーテレビ

なんかをつけっぱなしに
していなかったでしょうか??

バッテリー上がりの原因は主に3パターンです。

関連ページ:車のエアコンが効かない原因@冷房・暖房問わず修理代は?

1.電気系統の使い過ぎ

電気使用量の大きい電装品
を追加で装備していませんか?

エアコンの使用頻度
高くなっていませんでしたか?
他にも、

  • ヘッドライトの消し忘れ
  • 半ドアなどで室内ランプが点灯しっぱなし

なんかもバッテリー上がりを起こしやすくなります。

2.走行・保管方法に問題あった

バッテリーは放っておいても、自然放電していきます。

1か月くらい乗っていなかっただけでも
バッテリーが上がってしまうことがあります。

特に冬の冷える時期には、
バッテリーは上がりやすくなります。

それに都市部を走行することが多くて、
エンジンの回転数があまり上がらない時間が長い場合。

エンジン回転によるバッテリー充電が不十分となりがちです。

関連ページ:アイドリングのバッテリー充電は寿命早める?バッテリー上がり対処は?

3.装置や配線の故障

バッテリーの充電装置が故障していたり、
端子が緩んでいる場合なども、バッテリーが上がります。

根本的に、充電できない状態
になっているわけですからね^^;

3.の場合はともかくとして、1.2.に思い当たることがあれば、
次に紹介するジャンピングスタートを試してみてください。

ジャンピングスタートでバッテリー充電!

ジャンピングスタートとは、
他の車(バッテリー)から、一時的に充電を補って、
エンジンを始動させることです。

エンジンさえかかってしまえば、
エンジン回転によってバッテリー充電ができます

ジャンピングスタートするには、
ブースターケーブルと呼ばれる
専用ケーブルを使います。

ブースターケーブルを使って、
バッテリー同士をつなげるわけですが、
手順が重要なので、しっかり守るようにしてください。

順番を間違えると火花が出ることがあり、
ガソリンなどに引火する危険があります。

以下では

  • 故障車のバッテリーをA
  • 救援車のバッテリーをB

とします。

ブースターケーブル(赤色、プラス)の接続

1.Aのプラス側ターミナル端子につなぐ
2.もう一方をBのプラス側ターミナル端子につなぐ

ブースターケーブル(黒色、マイナス)の接続

1.Bのマイナス側ターミナル(端子)につなぐ
2.故障者のエンジンブロックに接続

エンジンブロックとはエンジンの金属部分にあたります。
Aのマイナス端子に接続しても良いのですが、
火花が出やすいので、エンジンブロックにつなげます。

救援車をアイドリングさせて充電

5分くらいアイドリングさせます。

このときくれぐれも、救援車を始動させてからすぐに、
故障車のエンジンをかけないでください!

過剰電流が流れて火花が出る危険があります。

故障車のエンジンがかからない場合、
さらに5分くらいアイドリングさせましょう。

このとき、
キーを回すのは10秒以内
を目安にします。

1回でかからなった場合も2回目は最低、
30秒以上は間隔をあけてください。

バッテリーの自然消耗の場合には、
ここまででエンジンがかかるはずです!

ブースターケーブルの外し方

ケーブルを付けた順番と逆の流れで、
外していけばOKです。

1.故障車からブースターケーブル(黒)から取り外し、
2.救援車からブースターケーブル(黒)から取り外す。

3.故障車からブースターケーブル(赤)から取り外し、
4.救援車からブースターケーブル(赤)から取り外す。

携帯型のジャンプスターター登場で便利に!

バッテリーがあがってしまったり、バッテリーが劣化して
十分に充電できなくなってしまった車でも、
ジャンプスタートさせることでとりあえずエンジンを始動させることができます。

従来は車と車をつなげるという、素人にはけっこう大掛かりな手順が必要だったものの、
最近は携帯型のジャンプスターター登場しています。

充電に必要な備品もセットになっているうえに、
なんとスマホ(iphoneなど)も充電できる仕様になっています。

バッテリー上がりでJAFを呼んだ際も、最近は携帯型のジャンプスターターを
使うケースが増えているらしいので、万が一のことを考えて、
1つ常備しておくのも良いですね。

バッテリーの充電方法

ジャンピングスタートでエンジンさえ回せば、
後はその辺を30分くらい走行するだけで、十分に充電ができます。

エンジン回転数が低すぎてもダメなので、
2500回転前後
はキープするように意識してください。

アイドリングで充電する場合には、
電装品はすべてOFFにすれば
1時間くらいで大丈夫なはずです。

ちなみに、エンジンの回転を、
急激に上げるのはあまり良くはありません。

マニュアル車の場合に例えば
4000回転、5000回転とかで吹かせば効率が良いか?
というと、逆にバッテリーを痛めるからです。

理想的なバッテリーの充電方法は、
充電器につなげて3時間くらいかけて
ゆっくりと電圧を上げていくことです。

無理に充電しようとすると、電極を痛めてしまい、
バッテリー寿命を短くする原因になります。

JAFにお願いしたらいくらになるの?

ちなみにJAFに連絡をすれば、
年中無休24時間いつでも
救援に駆けつけてくれます。

ただその代り、費用が発生します。

非会員の場合だと、
だいたい13000円くらい
は覚悟した方が良いです。

夜間だとこの1割増しくらい、
15000円くらいが目安です。

仮に部品交換も必要になれば、
もっと費用が掛かります。汗

JAFのサービスは何と、
会員だと基本的に無料
になります。

つまりバッテリー上がりに関しても無料対応してくれます。
※部品代などは実費請求ですが。

JAFの優しいところは、非会員だったとしても、
その場で入会させてもらえるところ。

入会金2000円
年会費6000円

合計8000円

なので、バッテリー上がりの修理なら、
その場で会員になったほうが断然お得ですよ。

JAF連絡先

電話番号
0570-00-8139

メール
http://jaf8139.cc/pc/index.php
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