jcbカードで限度額増枠!引き上げるハードルは高し!

限度額を一時的に上げる時には、

  • 金額
  • 使用目的

をきちんと説明できれば、
ほぼ大丈夫です。

  • 結婚式
  • 葬式
  • 新婚旅行

などなど、突発的なイベントで
大きな出費が伴うことってありますからね。

※後で説明する信用履歴に傷がついていない限り。

それに対して
限度額を根本的に引き上げるとなると、
話がかなりややこしくなります。

カード会社としても、慎重に審査を行い、
限度額を上げるかどうか?を判断するようになります。

目次

限度額20万円くらいからスタートするのが一般的

jcbはvisaやmasterと同じように、
国際ブランド(決済ブランド)。

自社独自のクレジットカード発行だけじゃなくて、

  • yahooカード
  • 楽天カード
  • ディズニーカード

など様々な発行会社と提携しています。

どこの会社でJCBのカードを作ったとしても、
ゴールドやプラチナでもない一般カードであれば、
限度額20万円~30万円
程度からスタートするのが一般的です。

5万円とか10万円のように、
少ない限度額が設定されることもありますが、
カード会社からいまいち信用されていない証拠。

カード利用者は増やしたいけれど、
信用力が足りないから、とりあえず、
少額で使ってもらおうという、
カード会社の思惑が働いています。

限度額を増枠してもらいやすいケース

限度額を増枠してもらうには、

  • 自分から申請するケース
  • カード会社から自動で増枠されるケース

があります。

※カード会社の規約を見てみるとわかりますが、
あなたのカード利用状況によって、
限度額を増減させる記載があるはずです。

自分から申請する場合に、
増枠してもらえるかどうかは?は、
信用があることを形で見せること。

つまり、
クレジットヒストリー(カード使用履歴)
を整えることです。

カード会社に対して、
文句のつけようがないクレジットヒストリー(クレヒス)
を見せつければ良いわけです。

限度額いっぱいに使い続けきちんと支払いもする

カード会社の側に立って考えてみると、
限度額を増額させても、
きちんと返済してくれるだろうか?
というのが一番の関心となります。

この点から考えてみると、
現在の限度額だと十分に払えるし、
もっとたくさんカードを利用できる
余裕あることを見せるのがポイントになります。

具体的にどうすればよいのかというと、

  • 固定出費をできるだけカード払いにする
  • 限度額の半分を目安に毎月利用する
  • 何なら繰り上げ返済もする
  • くれぐれも滞納・残高不足を起こさないこと!

といったポイントがあります。

1.固定出費をできるだけカード払いにする

電気料金、通話料金などなど、
毎月の固定出費をできるだけ、
カード払いで済ませるようにします。

カード会社にしてみれば、
出費があったりなかったりするよりも、
毎月決まった出費が発生し続けている方が、
カードを継続して使ってもらえる期待が高まります。

2.限度額の半分を目安に毎月利用する

クレジットカードを使った場合、
1ヶ月半程度の支払い猶予
が産まれますよね。

※例えば、25日締め翌月10日払いの場合、
9月26日~10月25日の利用分を、
11月10日に支払うことになりますね。

その間およそ、90日(1か月半)です。
限度額の半分を目安にカードを使えば、
前月分と当月分を合わせて、
借入残高をだいたい限度額いっぱい
にさせることができます。

限度額30万円であれば15万円くらいを目標に、
できるだけ固定出費で埋めるように
頑張ります。

3.何なら繰り上げ返済もする

繰り上げ返済(前納)とは、
期日前にカード借入額を支払ってしまうこと。

前納することで限度額の空きを増やすことができ、
カード決済額を実質的に増やすことができます。

1.と2.を踏まえて、
3の繰り上げ返済もすることで、

固定費だけで限度額をほぼ使い切ってしまうため、
それ以外の出費ではカード決済が出来なくなってしまう!

というのをカード会社にアピールできるわけです。

4.くれぐれも滞納・残高不足を起こさないこと!

1~3までぬかりなくやっていても、
滞納・残高不足があると台無しです。

限度額を毎月のように、
目いっぱい使いきっていたとしても、
滞納・残高不足がポロポロあると、
カード会社に対して不安を与えます。

限度額を増やしたときに滞納されたら、
たまったもんじゃない。汗

そんな印象を与えることにあるので、
支払いを期日通りにきちんと済ませることが
限度額増額の最低限の条件です。

ゴールドカードor2枚持ちで限度額アップ可能!

仮に増額申請をしてダメだった場合。
クレジットヒストリーを整えて、
期間を空けて再申請しても良いですが、
他にも手段は残されています。

ゴールドカードにしてみる

カードのステータスが上がると、
限度額もそれだけ上がります。

ゴールドカードならば、
100万程度の限度額が
最初から設定されていることは良くある話です。

クレジットカード2枚など複数枚持つ

カードを複数枚持つことで、
限度額アップすることも可能。

ただし、気を付けるポイント
があります。

  • 発行会社を分けること
  • 国際ブランドを分けること

同じ発行会社でおなじ国際ブランド
で2枚目のカードを作っても、限度額が上がりません。

持っているカードの中で、
最も高い限度額しか、借りれなくなります。

JCBでカードを作っている場合、
少なくとも、visaやmasterなどで
カードを別に作る必要があります。

限度額の増枠がほぼ無理なケース

クレヒスが良ければ、
自分から増額申請をして限度額を上げてくれる
可能性はゼロではないものの、
あまり期待値は高くはありません。汗

カード発行会社に対して、
信用してもらえるだけの実績を作るのは、
それだけ難しいということです。

ココでは逆に、
限度額を引き上げてもらえるように
お願いしてもまるで取り合ってもらえない
ケースについても紹介していきます。

限度額が20万円未満しかない

カード発行会社は、
利用者を伸ばしたいと考えているものの、
下手な人とは契約をしたくはない
とも考えています。

そこで信用力に疑いがある人に関しては、
とりあえず5万円とか10万円といった限度額
でカードを使ってもらうわけです。

少額であれば何か事故があっても、
傷は浅くて済みますからね。

つまり限度額が20万円未満しかなくて、
カード利用実績もほとんどなければ、
増枠はほぼ無理だと考えたほうが良いです。

過去に支払い事故を起こしている

支払日に銀行口座の残高が不足していて、
引き落としができなかった!

その後の支払いも、
滞りがちになってしまった!

こういった支払い事故を過去2年くらいのうちに
起こしていた場合にもやはり、
増枠してくれないと思ったほうが良いです。

限度額を大幅に余らせている

例えば30万円の限度額に対して、
5万円とか10万円みたいに、
利用金額が小さい場合。

わざわざ限度額を増やしてほしいなんて、
何かお金に困っているのかな?
といった悪い印象を与える危険があります。

リボ残高がMAX値に近い

リボ払いや分割払いは、
カード会社にとっては手数料収入になります。

一般的にはリボ払いの利用もあったほうが、
増枠審査の時にはプラスに働きやすいものの、
限度額いっぱいまで使っていると事情が変わります。

こんなに借りて返済できるのか?
お金に困っているんじゃないか?

そんな印象を与えることになるので、
やはり増枠申請には向いていません。

前回の申請から日が浅い場合

例えば1か月ほど前に増枠申請して、
それが却下されてしまったため、
今月再挑戦!

みたいな場合にも、増枠はほぼ無理です。

増枠申請を何度も繰り返すことで、
怪しまれる心配は低いものの、
やはり印象が良くありません。

最低でも3か月、できれば半年くらいを空けて、
再申請するのが望ましいです。

増枠が減額・利用停止される可能性あり!

増枠申請をしたばかりに、
限度額を逆に減額されてしまったり、
利用停止の措置が取られる可能性
もゼロではありません。

カード会社の仕組み上、増枠するにあたっては、
あなたの信用力を再調査することになります。

新規にカードを作った時には、
信用力に問題がなかったとしても、

  • カード利用額があまりにも小さい
  • 過去に支払い事故を起こしていた

などの事実が発覚した場合、
あなたの信用力にはマイナスに働きます。

減額されることだってあるし、
場合によっては利用停止される
ことだってあります。

増枠申請する際にはくれぐれも、
カード会社の印象を悪くするようなことを
していないかどうか?をよくよく振り返っておきましょう。

クレジットカードの限度額はどうやって決まる?

限度額がいくらからスタートするのか?
人によってまちまちですが、

一般カードであれば30万円程度
ゴールドカードなら100万円程度

となるのが一般的です。

ただ厳密には、きちんとした計算式があり、
それに基づいて上限金額を算出し、
限度額を決定しています。

限度額の計算方法

限度額の上限値は、
支払可能見込額というものに、
0.9を掛け算した金額
によって決まります。

限度額=支払可能見込額X0.9
支払可能見込額とは、
あなたの年収から生活維持費
などを差し引いたもの。

支払可能見込額=
年収 - 法律で定められた生活維持費
- 1年間のクレジットカードの支払予定額
(リボ払い含む)

といった計算で算出します。

個人信用情報機関からの情報や、
家族構成、住宅ローンといった要素を加味して、
生活維持費・支払予定額は決まります。

仮に支払可能見込額が120万円となった場合、
法律的に120万円を超える金額を
設定することはできなくなります。

電子マネー枠もある

ショッピング枠の限度額以外にも、
実は電子マネー枠というのも、
設定されていることがあります。

ただ、ショッピング枠に比べて
随分と限度額が小さくなっています。

電子マネーをあまりに大きくしてしまうと、
ショッピング枠の現金化に利用される恐れがあるからです。

限度額=1か月に使える金額じゃない!

勘違いされやすいところですが、
限度額とは1か月に使える最大金額
というわけではありません。

カードの締日と支払日は通常、
月をまたぐことが多くなります。

たとえば先月に限度額いっぱいまで
ショッピング枠を使った場合、
支払日が来るまで限度額は埋まったまま。

新たにカード決済する余地がありません。

あなたが借りれる金額は、あくまでも
限度額 - 借入中の金額
によって決まります。

キャッシング枠増枠には収入証明書が必要

クレジットカードには、
ショッピング枠(S枠)
キャッシング枠(C枠)
が設けられていることが多いです。

そして、二つの枠が実は、
別々の法律によって運用方法が
決めら得ています。

  • ショッピング枠→割賦販売法
  • キャッシング枠→貸金業法

キャッシング枠の増枠では、
貸金業法の規定に従って、

  • 年収の3分の1まで
  • 50万円を超える場合は収入証明書

というルールが設けられています。
(総量規制)

ゴールドカードだといきなり
100万円のショッピング枠がもらえるように、
割賦販売法では収入証明書は不要です。

JCBならEITカードがオススメ

もしJCBで新たにカードを作る
ことを考えているのであれば、
EIT(エイト)カードがおすすめです。

EITカードはリボ払いしかできない
リボ払い専用カードなんですが、、、、
一括払い専用に変更可能。

電話でも良いしネット上の会員サイトから、
1回の支払金額を限度額まで引き上げると、
実質的に一括払いしかできなくなります。

EITカードの良いところは、
年会費無料なのに有料カード並みのサービス
を受けられるところ。

年会費無料だと、
旅行保険は最小限のプラン
しか利用できないものの、
EITカードの保険は有料カード並み。

  • 死亡保障2000万円
  • 傷害保険も200万円

しかも自動付帯と言って、
旅行中にカードを持っていれば
自動で保険が適用されます。

さらに、

  • ポイント1% 通常の2倍!
  • ショッピング保険も利用可能

年会費無料では考えられないサービス内容となっています。

もともとは若者向けに作られたカードなので、
デザインもいろんなタイプから選べます。

申し込みにあたって年齢制限も特にないので、
新たにJCBカードを作るのならば、おすすめの1枚です。

マイルを貯めるならANAカード

ANAのマイルを効率よく貯めたい!
と言う場合にはJCB ANAカード
を作ると良いです。

入会・継続のたびに1000マイルプレゼント
といったサービスがあります。

さらにポイントとマイレージの交換比率が、
1ポイント(JCBOkiDokiポイント)
5マイル!

5000を払って10マイルのコース
に申し込みをすれば、
1ポイント = 10マイレージ
となります。

JCB ANAカードは、
マイルを貯めるために作られた
ようなカードとなっています。

関連ページ:グアムのクレジットカード|グアムでJCBカード使える?サインやキャッシングは?

クレジットカード 引き落とし日に残高不足だったらどうなる?

ネットを使って仕事をするようになると、
クレジットカード決済の頻度がめちゃくちゃ高くなりますね。

普通に楽天とかアマゾンで
通販するだけじゃなくて、
ドメインやサーバー、各種ツールの購入など
カード決済がほぼ当たり前のようになっています。

もし今、カードが使えなくなったら、、、
ちょっとゾッとしますね。汗

関連ページ:ボーナス払い期間はいつから?夏のボーナス払い・冬のボーナスまとめ

引き落とし日は翌月10日が一般的

僕は普段、三井住友銀行のクレジットカード
三井住友visaカードを愛用しているんですが、

毎月15日締め翌月10日払い

となっています。

クレジットカード業界では、
この支払いスパンがほぼ共通ルール
になっているようで、ほとんどのカードが、
毎月15日締め翌月10日払いになっています。

一般的なクレジットカードの
締日と引き落とし日を見ていくと、
だいたい同じような感じです。

1.毎月15日締め翌月10日払いのクレジットカード

・みずほマイレージクラブカード(みずほ銀行)
・三井住友visaカード(三井住友銀行)
・UFJ クレジットカード

他にも、変更などしていない限り、

visaカード系
JCBカード系
マスターカード系

どれも、毎月15日締め翌月10日払いです

2.毎月末日に締め翌月26日払いのクレジットカード

・JP BANK カード(ゆうちょ)

ちなみに三井住友visaカードの場合には、
引き落とし日を変更することも可能

毎月末日に締め翌月26日払いにすることもできます。

引き落とし時間は決まっているの?

引き落とし日は決まっているけれど、
具体的にその日の何時に引き落とされるのか?

これはカード会社によってまちまち

さらに同じカード会社でも、
あなたが使っている
金融機関によっても、変わってきます。

各社とも、はっきりとした時間を
明記しているわけじゃないんですが、
JCBに関しては一覧ページがあります。

参考:JCB公式サイト 振替可能時間のご案内

残高不足だったらどうなるの?

引き落とし日にお金が足りなかった!
そんな場合にはどうなるのか?

考えられるパターンが2つあります。

1.翌営業日以降に自動引き落としされる?

営業日ごとに、引き落としが完了するまで、
何度も引き落とし処理が発生する場合もありますが、
楽天カードなどごく一部です

さらに、楽天カードでも、
指定金融機関じゃなければ、
お金を振り込んだ後に、
自分で連絡しなきゃいけません

基本的に1円でも残高不足だった場合
引き落としはされません。

引き落とし金額以上のお金を自分で振り込み、
自分で連絡する必要があります。

2.銀行系ならばカードローンに切り替えられる

三井住友visaカードもそうなんですが、
口座残高以上の引き落としをしても、
指定したお金を引き出すことができます。

3万円しか入金されていない口座から、
5万円とか6万円引き出すことができちゃいます。汗

これはどういうことかというと、
残高不足の分はカードローンで
自動的に補ってくれるようになっているから。

ありがたいと言えばありがたいのですが、
どちらかというと迷惑な機能です。

カードローンってめちゃくちゃ金利が高いうえに、
金利が日割りで発生
するんですよね。汗

なので1日数百円とかの金利手数料が、
平気で発生したりします。

僕は過去に一度、
残高不足を知らずに放置してしまい、
結構な手数料を支払った経験があります。。。涙

残高不足は信用履歴に傷をつける

クレジットカードの引き落とし日に、
残高不足をカードローンで補ってくれるのは、
金利手数料の事だけ考えると、
ありがた迷惑です。

しかし信用履歴(クレジットヒストリー)で
考えると、メリットが大きいかもしれません。

クレジットヒストリーとは、

・支払いが何度遅れたか?
・遅延発生から何日目で支払いされたか?

と言った情報のほか、

何をいつ購入したのか?
毎月の平均利用額は?

と言ったことが記録されていて、
すべての金融機関で参照できる
ようになっています。

つまり、三井住友visaカードの信用履歴も、
みずほ銀行とかセゾンカードなど、
他の会社からも参照できるわけです。

ということはですよ?

住宅ローンを申し込んだ際、
クレジットカードでの事故(支払い遅延など)が多いと、
審査が落とされる危険が高まる
というわけです。

大型融資を受ける際には、
クレジットヒストリーの良し悪しが
かなり影響を与えることになります。

クレジットカードの引き落とし日までには、
きっちりとお金を入金しておきましょう。

カードを複数枚持つと限度額は合算される??

クレジットカードは1枚だけ持つよりも、
2枚くらいは持っておいた方が良いです。

カード決済をしたいのに、
国際ブランド(visaやマスター、JCBなど)
が対応していなくて決済できない
というケース起こりえますので。

国際ブランドを分けて、
クレジットカードを2枚以上は、
持っておくと安心して使えるわけですが、
気を付けたいのは限度額です。

例えば限度額が60万円のAカードと、
限度額が40万円のBカードを持っていたら、
限度額は合計100万円になるのか?
というと、

限度額は合算されません。
大きい方に合わせる形になります。

つまり、先ほどの例でいうと、
Aカードの60万円が、
あなたにとっての最高限度額

仮にBカードで限度額の40万円を
使い切った場合には、Aカードで
残り20万円しか使えないというわけです。

ちなみに、口座にはきちんとお金はあるものの、
限度額を使い切ってしまっていて、
カード決済をしたくでもできない場合。

そんな時には前払いすることも可能なので、
まずは電話などでサポートデスクに連絡

そこで一定の手続きをすれば
限度額をあけてくれる、
といったこともできますよ。