ダッチオーブンでアクアパッツァ|アクアパッツァの出汁と具は別にすべき

たぶん、一生のうちに1回も見たり触れたりすることのない道具
なんて星の数ほどあるんだろうけれど、僕にとっては、

ダッチオーブン

もそんな道具の一つかと思っていました。

名前は知っていたけれど、使い方については、
かろうじて「たしか、鍋のことだったよね?
って言うくらいの記憶しかありませんでした。

しかし、ダッチオーブンの実物が使えるようになれば、
やっぱり、使えるときに使いたくなるのが人情ですねww

ダッチオーブンとはなんぞや?

ダッチオーブンといえば、
分厚い鉄の「厚み」を利用して、
ふたの上で焼き物をしたり、

鍋本体がそのまま圧力鍋
として使えるので、
様々な料理に応用できたりと、

主に野外での調理には
大活躍してくれる逸品です。

PB023037

ということで、
ダッチオーブンで
チキンの圧力蒸し焼き
なんかも作ったことがあるんですが、

今回はちょっとレベルを上げて、
アクアパッツァを作ってみることに。

アクアパッツァのレシピ おさらい

アクアパッツァに関するレシピを調べてみると、
海鮮系の食材が入っていればけっこうなんでもOK、
みたいな感じでした。

とりあえず情報をまとめていくと、

必須食材

■白身魚
タイ、タラ、メバル、スズキなど
■貝類
アサリ、ムール貝、ハマグリ、シジミなど
■白ワイン+水
1:1で割って、材料がひたひたになるくらい注ぎます
■にんにく
■塩・胡椒

お好み食材

■・その他の海鮮類
エビ、タコ、イカなど
■野菜類
パプリカ、ブロッコリー、タマネギ、ニンジンなど
■きのこ類
しめじ、まいたけ、エリンギなど
■オリーブの塩漬け
■アンチョビの塩漬け

他にも、 という何かの種の実(?)のピクルス
も入れると良いみたいです。

以上を踏まえて、アクアパッツァの調理過程はというと、

1.油(できればオリーブオイル)を引いてにんにくを炒める

2.白身魚の両面を炒める

3.そのほかの材料を適度な大きさに切っておいて鍋に入れ、
白ワイン+水でひたひたにする。200cc~800ccくらい。

4.20~30分ほどふたをして火を通す。

5.ふたを開け、お好みの濃さになるまで水気を飛ばす

これで完成!
です。

アウトドアで使うダッチオーブンで作れるくらいですから、
アクアパッツァもかなり手間なく作ることができました。

ちなみに、もう少し手間をかけて、
ダッチオーブンでアクアパッツァを作るのであれば
野菜は別に炒めておいてから投入すると良いです。

もう一点は、煮るのとは別に、
食べられる状態にしておいた食材を、
出来上がり直前に追加すると良いです。
※後で詳しく説明しますね。

アクアパッツァをいざ実食!

実は、塩コショウを入れ忘れる
という致命的なミスを犯したものの、
仕上がりは抜群にうまかったです。

貝の出しがしっかり出ていて、
濃厚なスープが出来上がっていました。

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ちなみに、アクアパッツァのだし汁をもっと楽しむべく、
締めのパスタを用意していたんですが、
パスタを入れて食べるにはちょっと塩気に物足りなさが。笑涙

ということで、お好みで塩を足したり、
醤油(!)を足して食べたりしたんですが、
それはそれでおいしかったですよ♪

ダッチオーブンでアクアパッツァの反省点

塩コショウをし忘れたのも大いに反省すべき点ですが、
ここはもう少し改善したいなぁと思う点が2つあり、
1つ目が

いろどり

です。

ぶっちゃけ、仕上がりはどんよりとした色合い
になっていて、鮮やかさみたいなものが失せていました。

先ほど乗せた写真も、火を入れる前で、
まだ色鮮やかな状態です。

なので、特に野菜類に関しては、鍋で煮込む以外にも、
さっと湯通ししておいたものを、食べる直前に加えても良いですね。


2つ目は、

貝類・タコなんかはうまみが出きっていたw

という点で、うまみが出しの方へと搾り取られて、
ある意味、絞りかす状態になっていました^^;

おいしいっちゃぁおいしかったものの、
だしを取る用と食べるように分けておいて、
食べる用の貝類・タコなんかも食べる直前に入れるのが、
良いかなと感じます。

とまぁ、アクアパッツァは手間があまり書からに割には、
パッと見は非常に豪華になる男心をくすぐる料理でしたw

ダッチオーブンのお手入れ

ちなみにダッチオーブンですが、
お手入れが結構大変です。

天ぷら鍋みたいにきちんとしたケアをしないと、
さびたりして使えなくなります。汗

使い終わったらしっかり汚れを洗い流した後
まずはしっかり水分を拭き取るか乾燥させます。

もちろん、ダッチオーブンの熱がしっかり取れてから、
洗ったり手入れをしましょう。

そのあと、もう一度しっかりと熱を通し、
自然に冷えるのを待った後、
油を全体に塗り込んでおしまい!

といった感じです。

自作バーベキューコンロ|耐火レンガでdiyバーベキューコンロ

僕は「1年に1つ以上、新しいことに挑戦する。」
というルールを作っており、くだらないことも含め、
ここ数年は新しいことをやってみるようにしています。

今年はとりあえず指笛をマスターしたので
これで良いかな~~なんて思っていたんですが、
バーベキューコンロをレンガで自作diyするという、
挑戦するにふさわしいイベントがありました。

事の発端は、もともとは義弟が
「ピザ窯を作ってピザを作りたい!」という野望を持つようになり、
それを耳にした義父も賛同。

嫁実家はこういったイベントが大好きな家庭で、
ただピザ窯をいきなり作るには経験も知識も足りないので、
まずはバーベキューコンロを作ってみようという話で
話がまとまりました。

話がまとまったところでさっそく
レンガ造りのバーベキューコンロについて調べてみたところ、
本格的な人たちは基礎工事からガチガチに構築。

モルタルで丁寧にレンガをつなげてタイル装飾まで
やったりしていたものの、手軽に済ませるのならば、
なんと基礎も別に作らずただレンガを積み重ねるだけでも
出来上がってしまうことが判明。

ネットで得た情報をもとにさっそく、
近所のホームセンターに実地調査しに行き、
レンガ売り場で実際にレンガを動かして
バーベキューコンロが作れないか試作。
(店員さん、ごめんなさい^^;)

僕たちが十分楽しめるだけの大きさのバーベキューコンロは
レンガ34個もあれば出来上がってしまうことがわかりました。

耐火レンガ1個の値段は150円程度(税込でも168円)と
安価だったので、とりあえず余裕を持って50個ほど購入し、
車に乗せて帰宅。

さすがにレンガ50個ともなるとかなりの重さになります
(レンガ1個2キロとしても100キロになりますww)

ホームセンターで仮バーベキューコンロを作った時には、
あれこれ相談しながらではあったものの、
結局5分くらいで出来上がりました。

嫁実家に移動してから、それと同じくらい簡単に
バーベキューコンロが作れるのか多少の不安はありましたが、
土台部分の構築(と言っても石や板を並べただけww)を含めても、
完成までやっぱり10分くらいしかかからなかったように思います^^;

IMG_0579

ご覧のとおり、レンガ平積みバーベキューコンロは
あまりにも簡単にできますww

バーベキューコンロができあがっところで
さっそく木炭を並べて着火剤に点火したところ、
みるみるうちに木炭に火がついていき、
あっという間に最大火力に到達。

結局、土台構築から火おこしまで1時間もかけずに準備が終わり、
バーベキュー中はあまりにも強くなってしまった火力のせいで、
肉も野菜もササっと裏返さないとあっという間に
焦げてしまうような状態でした^^;

IMG_0581

おかげさまで風が通るようになっていた穴からも、
ものすごい熱気が噴き出す
ようになったので、
余分なレンガで穴をふさぎました。汗

風の通りは悪くなったものの、
そんなことは気にせず、
木炭は煌々と燃え続けていました。

翌日は、1回目の反省を生かして
もう少しバーベキューコンロのサイズを小さくして、
木炭の量も減らしてみました。

木炭が湿気を吸ってしまい火がつきにくくなった点を除けば、
バーベキューが十分に楽しめる仕上がりでした。

レンガを接着していなかったからこそ、
こういった仕様変更も簡単にできてしまいますね♪

バーベキューコンロなんてそう簡単に作れるものなのか?
と最初は不安もありましたが、平積みでできることがわかり、
実際にやってみると、あまりにも簡単だしお金もかからなかったので
びっくりするところがありました。

しかも、レンガをバラバラにすることができますから、
バーベキューコンロのせいでスペースが殺されることもないですし、
場所を変え・形を変え好きなようにバーベキューコンロを設置
することもできます。

うちの子供たちはまだ小さかったので(みんな未就学児)、
バーベキューコンロ作りには参加せなかったのですが、
小学生・中学生くらいになれば家族みんなで楽しめるようになりますね☆

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