飛行機でパソコン使える?機内持ち込みでバッテリー・充電は?

機内モードでパソコン使用可能

飛行機の機内でパソコンは使えるのというと、
結論を言うと電波の発しない
機内モードにすれば使用可能です。

飛行機の機内でパソコン使用に関しては、
ちょっとした歴史があるんですが、
現在は離着陸でも電波の発しない機内モードであれば、
パソコンが使えるようになっています。

機内モードの設定方法

スマホを機内モードするのは、
設定をちょっといじるだけで簡単ですよね。

ではパソコンの機内モードって、
設定を変更すれば良いのかというと、windowsの場合には、
実はショートカットキーで簡単にできます。

windowsのノートパソコンで「Fn」キー
(ファンクションキー)がある場合、
「Fn」キーと「F2」キーを一緒に押すことで、
機内モードにできます。

ただ、機種によって異なっている可能性があり、
先ほどショートカットキーで機内モードに切り替えられる場合、
「F2」キーに飛行機のマークが印字されているはずです。

ショートカットキーを使わずに機内モード設定するには、
wifi機能をOFFにすればOKです。

wifi機能のON/OFFをショートカットキーで切り替えられたり、
切り替えスイッチのON/OFFを物理的に切り替える、
といったパターンもあります。

法改正でパソコンが使えるように!

ちょっと前までは、
機内だとあらゆる電子機器の使用ができませんでしたよね。

飛行機に搭乗し、搭乗口のドアが閉められるや否や、
「電子機器の使用はご遠慮ください」
みたいなアナウンスが流れていました。

それに伴って携帯(スマホ)の電源を切るように促され、
基本的に飛行機から降りるまでは電源OFFに
しなければいけませんでした。

けれども、法律が徐々に緩和されていき、
(電子機器の電波が飛行機にほとんど影響がなく、
危険性は低いと考えられるようになり)、
電子機器使用可能な範囲が広がりました。

2014年9月1日、国土交通省による通達で、
飛行機内での電子機器の使用の制限が一部緩和。

機内モードにして、
飛行機内のwifi回線に接続する分には、
オンライン環境を作れるようになりました。

他にも、

・bluetoothなどを利用して、
機内の電子機器同士の通信もOK

・デジカメ、携帯ゲームなど、
通信用の電波を発しない電子機器の使用もOK

といった運用ルールになっています。

機内へのバッテリーの持ち込みについて

飛行機の機内でパソコンが使えるのは、
忙しいビジネスマンにとっては非常にありがたいですよね。

ただ、パソコンでどんな作業をするのかにもよりますが、
バッテリーだけでパソコンを使い続けるとなると、
意外と速くバッテリーが消耗してしまいます。

長時間のフライトであれば、
予備のバッテリーを持ち込むほうが良いものの、
機内へのバッテリー持ち込みには厳しい制限があります。

パソコンの機内持ち込みは基本的にOKですが、
バッテリーがNGになることもあるので注意が必要です。

具体的にはリチウムを含むリチウムイオン電池や、l
もしくはリチウム電池は手荷物として座席に持ち込み負荷で、
預けなければいけません。

さらに出力が160Whを超えるものに関しては、
預入荷物であっても飛行機に持ち込めないルールになっています。

※出力の話であって、蓄電容量ではないので、
蓄電容量が160Whを超えるモバイルバッテリーなどは、
持ち込み可能です。

飛行機各社のコンセント・充電について

飛行機の機内でパソコンを使う際の電源に関しては、
バッテリーを持ち込みしなくても、
コンセントが使えることがあります。

飛行機の座席にコンセントが設置されていて、
電源を補える飛行機会社・機体があります。

ANA

国内便だとプレミアムクラス以上で
USB電源が用意されています。

プレミアムシートにするには、
通常料金に加えて9,000円の追加が必要です。

国内線のエコノミーにはUSB電源はないものの、
国際線だと一部のエコノミーに電源が設置されています。

参考サイト:
シート電源のご利用方法[国際線] | 空港・機内で [国際線] | ANA
機内でのシート電源のご利用方法[国内線]

JAL

全席で使えるユニバーサルPC電源が
配備されている機体(エンブラエル190)もあれば、
一部の座席で使える機体もあります。

ただ、国内線だとほぼコンセントは使えないようです。

スカイマーク

スカイマークでは、一部機材を除けば
全座席のシート下にコンセントがあります。

ユニバーサルタイプのコンセントなので、
世界各国のコンセントの形状に対応できます。

正常に接続できて、
電力供給されている場合には緑色のライトが点灯

接触不良等が起きていて、
充電できていない場合は赤色のライトが点灯します。

スターフライヤー

全座席にコンセント/USB電源が設置されています。

シートの下にACコンセントがあり、
USB電源は座席モニター周辺にあります。

また、携帯用充電器も用意されているので、
スマホなどの充電器を忘れた場合に借りることができます。

LCC各社

基本的にLCCだと電源コンセントは使えないと思ったほうが良いです。

飛行機に搭乗する前に、
しっかりとバッテリー充電しておくべきですね。

パソコンをスーツケースで預ける?

パソコンを手荷物として機内に持ち込むのではなく、
スーツケースに入れて預けることもできますが、
あまりおすすめはできないですね。

預けた荷物がどんな風に扱われるのかは、
全くわからないですからね。

ひどく乱暴に扱われる可能性があり、
パソコンにダメージが加わる恐れがあります。

仮にパソコンが起動しなくなったとして、
明らかに荷物を預けている最中に問題が起きていたと考えられる場合でも、
飛行機会社が責任を取ってはくれないルールとなっています。

泣き寝入りするしかないので、
パソコンはスーツケースにしまうんじゃなく、
機内に持ち込む方が断然、安全です。

関連ページ:機内持ち込みギリギリの手荷物|キャリー・スーツケース・リュック

保安検査ではパソコンをカバンから出す

手荷物を保安検査を通す際、
パソコンをカバンから出しておくのが
決まりとなっています。

保安検査場って、とにかく混雑していて、
軽く殺気立った雰囲気がありますから、
もたもたして、他の人の迷惑にならないよう、
あらかじめカバンからパソコンを出しておきましょう。

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