太陽光をプリズムに通してみると、
色んな色の光が混ざっていることがわかります。
光の色の違いは光の波長の違いであり、
波長が長いと赤っぽく、波長が短いと青っぽい色になります。
紫外線というのは、太陽光の中でも特に波長が短い光であり、
光の性質として波長が短くなればなるほど、
波としてのエネルギーも高くなります。
エネルギーの強い紫外線を浴び続けることによって、
様々な物質の性質が変質してしまうわけですが、
肌に紫外線が当たると日焼けや肌のシミの原因になるし、
シワ・たるみの原因ともなります。
車に乗って運転していても、
ある程度の紫外線はガラスに遮られるものの、
紫外線を完全にゼロにすることはできません。
タクシードライバーや長距離トラックの運転手ともなると、
窓側の腕だけ日焼けする「ドライバー焼け」が起きることも珍しくはありません。
車の運転中にできる紫外線対策には、
どんなやり方やどんな紫外線対策グッズがあるんでしょうか?
目次
運転中の紫外線対策
車の運転中の紫外線対策をするなら、
- 長そでの洋服・アームカバー(長手袋)を着用
- 日焼け止めを塗る・日焼け止めサプリを飲む
- UVカットフィルム・スプレーを使う
- エアコンによる乾燥にも注意
- サングラスも紫外線対策に重要!
といったやり方・紫外線対策グッズがあります。
長そでの洋服・アームカバー(長手袋)を着用
紫外線が肌に直接当たるのを妨げるだけでも、
かなり強力な紫外線対策になります。
夏の暑い時期ならば、半袖の上に羽織れる
薄い生地の長そでシャツを1枚用意できると良いですね。
ちなみに、オーストラリアやニュージーランドなど、
紫外線が強い国では、UPF(Ultraviolet Protection Factor)という、
衣類の紫外線防止指数が制定されています。
素材によって防止指数が違ってくるし、
服の色によってもUPFの変わってきて、たとえば、
黒だと85.9%、ホワイトだと42.3%、
といった感じでUPFの数値が指定されています。
長そでの服を着る以外には、
アームカバー(長手袋)を使う方法もあります。
ツイッターなどで話題になっているアームカバーには、
模様が刺青(タトゥー)柄になっているものがあります。
渋滞している道路に合流する際など、
刺青アームカバーをちらりと見せることで、
割とスムーズに合流させてくれたり、
あおり運転対策にもなると評判です。笑
タトゥーかと思いきやアームカバー!?一風変わったアームカバーがある意味有能な件
【100均検証】半袖だと少し肌寒いな…って時にダイソーの刺青アームカバー『変身タトゥー』が最強なことが判明
この記事にあるように、100均でも、
刺青アームカバーは買えるようになりました。
日焼け止めを塗る・日焼け止めサプリを飲む
紫外線対策の基本中の基本といえば、
やはり日焼け止めを塗ることじゃないでしょうか。
日焼け止めの効果を示す数値として「SPF」と「PA」があり、
後で詳しく説明しますが、運転中の日焼け止め対策には、
PAの数値が高い日焼け止めを使うようにするのが良いですよ。
簡単に説明するとSPFは
UV-B(紫外線B波)という種類の紫外線の防止効果の強さを示していますが、
ガラスによってUV-Bはかなり遮断されてしまうので、
UV-A(紫外線A波)を防止してくれるPAの方が重要にな理ます。
また最近では、日焼け止めサプリなるものも登場し、
体の中から紫外線対策ができるようになりました。
サプリを飲んで本当に紫外線対策できるのか?
といまいち不安というか疑問を感じてしまうものの、
後で詳しく説明をしていきますが、
ネットでの評判はかなり上々です。
サーファーや外で作業をすることが多い人など、
汗や水で日焼け止めクリームがすぐに落ちてしまう場合に、
日焼け止めサプリが重宝します。
UVカットフィルム・スプレーを使う
フロントガラスや窓にUVカットフィルムを張り付けたり、
UVカットスプレーを吹き付けることで、
紫外線の遮断効率を高めることができます。
紫外線だけではなくて、車内に入り込む光の量を
全体的に減らしてくれるので、暑い夏場であれば、
エアコンの冷房効率も高くなる効果が期待できます。
UVカットフィルムをきれいに貼るためには、
あらかじめガラス窓をしっかり洗って汚れを落とし、
水で薄めた中性洗剤をガラスとフィルムに
霧吹きでたっぷり吹きかけておきましょう。
この状態でフィルムを貼り付けて、
フィルムの中心部分から外側に向かって、
へらで空気と水を押し出していきます。
UVカットスプレーを使うほうがずっと簡単ですが、
ただ、効果は30日ほどで切れてしまうので、
定期的にUVカットスプレーを塗り直さなければいけません。
UVカットフィルムを貼るにあたって、
可視光線透過率に気を付けなければいけません。
車検に通るためには、
運転席、助手席、フロントガラスの可視光線透過率は
70%以上じゃなければいけません。
可視光線透過率とは光を通す割合のことで、
70%というのは、「30%の光を遮断して70%の光を通す」
という意味になります。
エアコンによる乾燥にも注意
車の運転中に紫外線の影響を
100%遮断するのは難しいものがあり、
紫外線そのものを遮断するだけじゃなく、
紫外線のダメージを少しでも小さく抑えることも大切です。
エアコンをつけっぱなしにしていると、
空気が乾燥しやすくなり肌も乾燥しはじめます。
肌の水分量が低下すると肌の抵抗力(バリア機能)も弱まり、
紫外線の影響を受けやすくなってしまいます。
車内の湿度を高くできるのが良いですが、
定期的に休憩をはさんで、車の外に出るようにすると良いですね。
サングラスも紫外線対策に重要!
紫外線を浴び続けることによって、
角膜や白目を覆う結膜といった目の組織にも、
ダメージを与えてしまいます。
結膜炎を起こして目が赤く充血したり、
水晶体が白く濁って視力が低下する白内障の
危険性も高くなってしまいます。
それだけではなくて、最近の研究によると、
目に紫外線の光が入ることで、
体内で日焼けの原因であるメラニン色素の生成量が増える、
ということがわかっています。
目に入る紫外線の量を減らすのも紫外線対策ではきわめて重要で、
サングラスもかけたほうが良いですね。
フロントガラスのUVカット効果について、
車種によってはUVカット効果の高いガラスが
フロントガラスに使われていることがあります。
フロントガラスはもともと、事故などでフロントガラスが割れて、
ガラスの破片が飛び散らないように、
ガラスとガラスの間に強い中間膜を入れた合わせガラスとなっています。
この中間膜にUVカット機能を加えていたりして、
トヨタのクルマなら紫外線カット率は90%以上となっています。
また、女性に人気のあるスズキのラパンにも、
UVカットガラスが使われていて、フロントガラスだけではなく、
全ての窓ガラスがUVカットガラスになっていて、
IR(赤外線)もカットして熱による温度上昇を防いでくれます。
日焼け止めの選び方
車の運転中の紫外線対策に日焼け止めクリームを使う場合、
どんな基準で選ぶと良いのかというと、
PAという数値を重視するようにしましょう。
紫外線には大きく分けてUV-A(紫外線A波)とUV-B(紫外線B波)があり、
UV-A(紫外線A波)は、肌のもっとも深い位置にある真皮まで到達します。
UV-Aは地表に降り注ぐ全紫外線の約95%を占めていて、
コラーゲンを破壊することで、肌を乾燥させたり柔軟性をなくしてしまい、
しみ、しわ、たるみの原因ともなるし、
新陳代謝(細胞分裂)を乱して皮膚がんを起こす危険性もあります。
UV-B(紫外線B波)は、肌の奥まで到達することはないものの、
その代わり肌表面に対して強く影響を及ぼします。
皮膚を赤くほてらせたり、ヒリヒリとした炎症を起こすほか、
日焼けやシミの原因であるメラニン色素を増やしてしまいます。
UV-BはUV-Aに比べてエネルギーが小さいため、
ガラスで大半が遮断することができるので、
車の運転中はガラスを突き抜けてくるUV-A対策が重要になります。
日焼け止めクリームやUVカットフィルムなどに記載されている
「SPF」とは「Sun Protection Factor」の略で
UV-Bの防止効果の高さを示しています。
それに対して「PA」は「Protection Grade of UVA」の略で、
UV-Aの防止効果を示しているので、
車の運転中の紫外線対策には、
PAを重視しなければいけないわけです。
飲む日焼け止めサプリも効果的!
日焼け止めサプリメントを飲むことで、
身体の内側から紫外線対策することができます。
紫外線を浴びると日焼けしたりシミができるのは、
紫外線の働きで肌に活性酸素が生成されるからです。
追記予定
リブランコートで目の紫外線対策もできる!
肌だけではなくて目も紫外線のダメージを受けてしまい、
結膜炎や黄斑変性症、白内障などの発症リスクが高くなります。
追記予定
リブランコートは公式サイトで返金保証付き
リブランコートは楽天やアマゾンでも購入できるようですが、
公式サイトから申し込みするのが断然、お得になります。
追記予定
キャンペーンはいつまで続くのかはわからないので、
とりあえず返金保証を当てにして
今のうちに申し込みしてみてはいかがでしょうか。
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