桐島部活やめるってよネタバレあらすじ|結末の感想

 [投稿日]2016/07/07[最終更新日]2018/05/22

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kiri

桐島、部活やめるってよとは、
空っぽな人生と
充実した生き方
の対比

映画のパンフレットとかを見ると、
東出昌大が桐嶋っぽいけれど、
作中に桐嶋本人は出てこないという。笑

ちなみにエンドロールの
出演者の順番では、

  • 前田 涼也(映画部)- 神木隆之介
  • 東原 かすみ(バドミントン部)- 橋本愛

という二人で始まる点に、
なんとなく意味がありそうですね。

あらすじ 桐嶋が部活を辞めてから数日間の出来事

部活では3年生がすでに引退し、
2年生が主体。

3年生は進学・就職という進路指導の話も出はじめ、
これからどうする?と言うときに、桐嶋が部活を辞めるという話に。

桐嶋とは、何でもこなしてしまう
オールマイティーな人間

おそらく学校の中で、
最も人気のある人物。

いわば、スクールカーストの
頂点に立っているような生徒。

そんな彼が突然、
バレー部を辞め、
彼女の連絡も着信拒否
挙句の果てに学校お休み。

桐嶋に何かあったのか?

桐嶋不在の中、
彼の親しい人たちが振り回されていき、
事態は解決しないままラストへ!

ラストで何かが起きる?
桐嶋はなぜ辞めた??

ある意味、
衝撃のラストで幕を閉じるのが、
桐島、部活やめるってよです。

ネタバレ感想1 半径1メートルの日常

この映画の冒頭で、
映画部の前田 涼也(神木隆之介)が
顧問の先生にどやされます。

「賞を取ったからって浮かれんな!」
「ゾンビ映画なんて、非日常すぎる!」
「半径1メートルにあるような日常を描け!」

とまぁ、こんな感じで
諭されるというか、
説教されています

実はこのセリフの中に、
すでにこの作品のメインテーマ
誰にとってもありふれた日常
をさりげなく触れているんですよね。

最後まで観ても、
え?これで終わり?
なんで桐嶋は辞めたの?
って言うのがさっぱりわからない。笑

登場人物たちの、
心理描写が薄すぎて
真意も測りにくい。

ただ、自分の学生時代も思い出して、
高校生のありふれた日常
っぽさは十分に出ていた。

なんとなく共感できるし、
よくよく考えてみると、
それぞれの人物の性格や価値観を、
うまく演出で表現していることがわかります。

ネタバレ感想2 つまらなさVS充実さ

この映画では、
1人の出演者を除いて、
2つのタイプの人間
に分けることができます。

つまらなく生きている人間
VS
充実した生き方をしている人間

違う言葉で言えば、

リア充に見えて実は非モテ
VS
非モテに見えて実はリア充

この二者対立の構造で見てみると、
登場人物たちの特徴を
スッキリまとめられます。

つまらなく生きている人間

見かけ上は学校でも目立つ存在。

けれども作品を通して考えると、
中身が空っぽで、存在感に薄い

そんな人たちです。

菊池 宏樹(東出昌大)

は、桐嶋の一番の親友であり、
スクールカースト上位の野球部員ではあるけれど、
練習は毎日サボりっぱなし

キャプテンから練習に来るように何度も迫られるように、
野球の実力は高いらしい。

バスケをしているシーンでも、
運動神経の良さが垣間見れます。

けれども、野球に打ち込むのが、
つまらないらしい

というか
自分の能力を持て余し気味
っぽい。

彼女の沙奈といるときも、
常につまらなそうな顔。

ラストで泣いちゃうのも、
自分の能力を生かしきれない自分に対して、
前田が輝いて見えて、
自分がみじめになったんでしょう

飯田 梨紗(山本美月)

桐嶋の彼女。

中学生のころに大学生と付き合った、
といううわさも流れるほど、大人びた美女

この作品で、
最もはまり役
だったと思います。笑

そんな美女もまた、
桐嶋に翻弄されます。

作品中では、
同じグループの女友達以外からは、
「桐嶋はどうした?」
程度しか声をかけられません

美人ではあるけれど、
桐嶋あっての存在

桐嶋がいなくなってからは、
存在感が薄れていくような、
そんな雰囲気になっていました。

野崎 沙奈 (松岡茉優)

桐嶋の親友である宏樹の彼女。

宏樹を好きらしい、沢島に対して、
わざわざキスシーンを見せる
恋愛奔放な感じのキャラ

学校一の美人で、
桐嶋の彼女でもある
梨紗とつるむことで、
自分の居場所を作っている感じ

もし、宏樹に振られて、
梨紗にも嫌われたら、
不登校になっちゃうんじゃないの?
って思うくらい、存在感が危うい

ちなみに、松岡茉優さんといえば2018年に、
パルムドール賞を受賞した是枝裕和三監督の「万引き家族」にも
出演していましたね。受賞おめでとう!
寺島 竜汰(落合モトキ)

桐嶋の友達。

かすみと、実は付き合っている。

特にとりえのない帰宅部で、
将来にやりたいこともない

ただ、高校生という時間を、
なんとなく過ごしているだけ

友弘(浅香航大)

桐嶋の友達。

バスケのシーンを良く見ていると、実は、
シュートをことごとく外している

運動神経は人並み以下。

宏樹や竜汰がいるから、
なんとなく自分もここにいる

そんな程度の存在感。

久保 孝介(鈴木伸之)

バレー部キャプテン。

部活に一生懸命に取り組んでいるように見えて、
実は桐嶋に頼りっぱなしだった

自分の無力さや
桐嶋がいなくなった憤りをぶつけるかのように、
日野をしごく。

つまり自分が変わるんじゃなくて、
相手(もしくはチーム)を変えることに、
必死になっている

充実した生き方をしている人間

決して目立つキャラじゃないけれど、
打ち込めるモノを持っています。

作品中では、どちらかと言うと、
キモキャラ風に扱うことによって、
うまく対比を作りだしています。

前田 涼也(神木隆之介)

映画部部長。

部室は剣道部の部室の一角
というみじめな状態。

けれども、前田自身は
映画製作に並々ならぬ情熱を持っています

顧問から、現実的な作品を作れ!
と言われても、屈することなく、
ゾンビ映画の作成を決意

俺達なんか
どうせ、認められないんだから、
好きなことやろうぜ!

このセリフは、
この映画を通して、
一番かっこいいんじゃないでしょうか?

宮部 実果(清水くるみ)

バドミントン部

バドミントンの実力はおそらく中の下。

才能があったけれど死んでしまった姉や
カスミのことを羨ましく思っている。

けれども、
バドミントンには一生懸命に取り組んでいる様子

バレーに情熱を注いでいる日野に対して、
自分と同じ雰囲気を感じている様子がうかがえます。

日野(榎本功)

バレー部のリベロ(補欠)。

桐嶋のいなくなった後、
リベロを任されることになったものの、
実力が伴わず試合に敗北

一生懸命にバレーに取り組んでいる
様子は良く伝わりました。

キャプテン(高橋周平)

すでに引退した野球部の元キャプテン。

部活にこない宏樹に対して、
会うたびに練習に来るように説得し続けています。

引退しても野球を続けているのは、
本人曰く、「ドラフトがあるから」

このセリフも、
前田と同じくらいカッコイイ!
ですね。

けれども、
キャプテンの容姿と弱弱しさのせいで、
ユーモラスに見せる演出が憎い。笑

このキャプテンはなんだか、
「心が叫びたがってるんだ」に出てくる主要キャラの一人、
野球部元キャプテンの田崎大樹っぽい。

沢島 亜矢(大後寿々花)

吹奏楽部部長。

宏樹のことが実は好きらしい。

最終的に、沙奈とのキスシーンを見せつけられて、
辛い失恋を経験

けれども、
吹奏楽部部長として、
一生懸命に取り組んでいる
様子はよくわかります。

ラストシーンでは、
沢島率いる吹奏楽部の
見事な演奏をBGMにして、
登場人物たちが屋上に集合。

印象深いシーン
になりましたね☆

桐嶋と東原かすみは充実していたのか?

宏樹をはじめとした、
つまらなく生きている人たちは、
桐嶋という存在に寄生するように、
学校生活を送っていたわけです。

逆に言えば、
つまらなさを桐嶋にぶつけていた
そんな風にも解釈できます。

と言うことは、
オールマイティ人間の桐嶋は、
めちゃくちゃ充実してたんじゃないか?
と思われるんですが、、、

桐嶋こそ、
死んでしまいたくなるほど
人生がつまらな過ぎたんじゃないか?
という気がします。

卒なくこなせるが故の喪失感

桐嶋はおそらく、
スポーツでも勉強でもなんでも、
何でも人並み以上にこなしてしまう
能力を持っているんでしょう。

一般人からしてみたら、
羨ましい限りではあるけれど、
実際に自分がそんな能力を身に着けたら、
すげー、つまんない気がするんですよね

「どうせ、自分にはできちゃうんだろうな。」
「挫折したり失敗することないんだろうな。」

なんて思う様になり、
実際にそうなっちゃったら、
すげー、つまらないですよね。

例えて言うならば、
結果のわかっているスポーツの試合
を延々を見せられる
ような感覚です。

かといって、
もっと上のレベルへと
チャレンジする勇気もなかった?
んじゃないかと。

何でも人並み以上にできることに、
つまらなさを感じているけれど、かといって、
もっと上を目指す勇気を持つこともできない。

そんな自分に嫌気がさしてしまい、
部活も学校も彼女も放棄してしまったんじゃないか?と。

この作品で最大の、
つまらなく生きている人間は、
実は桐嶋だった?

かすみは唯一、どちらでもない。

東原 かすみ(橋本愛)に関しては、
つまらなく生きているわけじゃないし、
かといって充実しているとも言い難い。

スクールカースト的にはちょうど中間で、
バドミントンでは才能もあって実力が高く、
おまけに彼氏もいる。

かすみもおそらく、
実は桐嶋と同じくらいの
万能型っぽさを備えている
印象があります。

どこかつまらなそうに見せているけれど、
日野をバカにする沙奈に対してはビンタ!する一面も。

前田に対しても、
共感しているような素振りを見せています。

この作品で、かすみだけは、
つまらない人間と充実した人間の
両方の気持ちを察していた
唯一の人物。

一歩引いた形で高校生活を見ていた、
大人とも言えます。

ある意味、
裏の桐嶋
ともいえるのが、
かすみでしょう。

アフタースクールっぽさもある。

大泉洋たちの出ている映画
アフタースクール
とも似たところがあります。

アフタースクールでは、

「学校をつまんなくしてるのは、自分自身なんだよ。」

って言う名言があります。

関連ページ:アフタースクール 映画ネタバレ解説|伏線のネタバレや感想も

桐島、部活やめるってよでも、
結局、つまらなく生きている人たちは、
楽しいことを見つける努力をしたり、
何かに打ち込むのを拒否してるんでしょね

つまり自分で自分の生活を、
つまらなくしているわけです。

自分自身も、
気づいているっぽいけれど、
桐嶋と言う偉大な存在がいるせいで、
彼に依存してつまらなさを解消していた。

そんな感じだったんじゃないかと。

一方で、前田や日野や沢島や実果。

そして野球部元キャプテン。

彼らは頑張ってます

才能が低い、実力がないという
レッテルを貼られながらも、
それでも懸命に打ち込んでいる。

作品中では、
すげーダサく見えるけれど、
決してつまらい生き方はしていない

人からどんな風に見られようが、
ダサいと思われようが、それでも、
打ち込めるモノがあるというのは、
素晴らしいことなんだ!

桐島、部活やめるってよでは、
そんなメッセージが込められている
と感じた次第です。

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