服についたガソリンの落とし方は?服にかかった臭いガソリンの原因は洗濯で消す?

給油中にガソリンが吹きこぼれたりして、
服にガソリンがかかってしまった場合。

どうやって洗うと服についたガソリンを落とせるのかというと、
すぐに洗濯機で洗濯してはいけません。

洗濯槽までガソリン臭くなってしまうので、
まずはガソリンのついた服だけを洗うようにします。

洗い方としては、クリーニングに出すのが手っ取り早いものの、

  • 手洗いをする
  • 重曹を使う
  • 陰干しにする

といった方法もあって、どれか一つだけで
服についたガソリンを全て落とそうとするんじゃなくて、
2つ以上の洗い方を組み合わせたほうが、
より多くのガソリンを落とすことができます。

ガソリンが服についてからすぐに洗い落とせば、
シミにはならないと思われますが、
ガソリンの臭いが残ることがあります。

ガソリンや灯油の臭いを消してくれる消臭グッズもありますが、
ガソリンに引火する危険もあるため、屋外で作業をするか、
屋内ならば十分に換気して臭いを落とすようにしましょう。

服についたガソリンの落とし方(洗濯、重曹、陰干し…)

普通の油汚れであれば基本的に洗濯機で洗濯をすれば、
汚れをほぼ完全に洗い落とすことができます。

ただ同じ油でもガソリンは全く別問題。

ガソリンが服についた場合には、
注意して洗わないと被害が逆に拡大してしまったり、
服にしみ込んだガソリンが気化して引火の危険性があります。

ガソリンがかかった服の洗濯はNG

ガソリンがかかった服をそのまま
洗濯機に放り込んで洗濯するのは厳禁です。

通常の衣類用洗剤ではガソリンを落としきることができないため、
ガソリンが洗濯槽の中にまで残ってしまいます。

つまり洗濯機にまでガソリンの被害が拡大して、
ガソリン臭くて洗濯機が使い物にならなくなります。

時間がたてばガソリンは気化して臭いも収まっていくものの、
かなり長期間にわたって洗濯機が使えない状態になります。

ガソリンがかかった服を洗濯するためにまずは、
陰干しをするなどの下準備が大切です。

陰干しにしてから洗濯or手洗いする

ガソリンは-45度という極寒の状態でも
液体から徐々に気化するほど揮発性の高い液体です。

屋外に干しておけば服にしみ込んだガソリンが自然に気化して、
ガソリンの絶対量を減らすことができます。

天日干しの方が気化するスピードは速くなるものの、
ガソリンは条件がそろうと気温30度でも引火の恐れがあります。

服に直射日光が当たり続けると紫外線のダメージを受けますから、
ガソリンがかかった服は陰干しにします。

何日か陰干しを続けてガソリンの臭いがだいぶ落ち着いてきたら、
まずは手洗いすることをおすすめします。

手洗いで使う洗剤は衣類用の洗剤でなくて、

  • 消毒用アルコール
  • 台所用洗剤(中性洗剤)

を使ってみると良いです。

ガソリンもアルコールもどちらも油の性質があり、
お互いに混ざりあう(溶けあう)ので、
アルコールでガソリンを浮かびあがらせて落とすことができます。

台所用洗剤には界面活性剤という成分が使われていて、
油を水に溶けやすくする作用を持っていることから、
服についたガソリンを落とす力が期待できます。

一つ気を付けなければいけないのは、
アルコールも中性洗剤もどちらも、
洋服の生地を傷めたりシミになる危険があること。

まずは目立たない部分に使ってみて
異常がないことを確認しておきましょう。

消臭作用のある重曹を使う

ガソリンがまだ乾ききってない状態であれば、
重曹を使ってガソリンを吸い取らせるやり方もあります。

重曹じゃなくても砂でも小麦粉でもなんでも良いんですが、
大切な服に砂をかけるのは心が痛むし、
小麦粉を使うのはすごくもったいない気がしますよね。

重曹はその点、食用として使うだけじゃなくて
お掃除グッズとしても万能な便利グッズで、
ガソリンの臭いを消臭する効果も期待できます。

大き目のビニール袋かゴミ袋を用意して、
その中にちょっと多いかな?というくらいの量の重曹と
ガソリンがかかった服を入れて口を閉めて、
目いっぱい振り混ぜます。

その後、口を開いた状態で2,3日くらいつけておいてから、
ガソリンがかかった服だけで洗濯機で洗濯をするか、
手洗いをしてみるとガソリンをだいぶ落とすことができます。

クリーニングに出すのが確実(ドライクリーニング)

ガソリンがかかった服からガソリンをほぼ完全になくすには、
クリーニングに出すのが確実です。

クリーニング店で良く見かける「ドライクリーニング」とは、
ガソリンと同じ揮発油(有機溶剤)で洗濯するやり方です。

本来であれば水で洗うと縮んでしまうセーターとか、
型くずれを起こす危険のある衣類を水ではなくて、
有機溶剤で洗う方法ですがガソリン汚れにも有効です。

追加料金が取られる可能性もありますが、
大切な服にガソリンがかかったのであれば、
やむを得ない出費と割り切ったほうが良いんじゃないでしょうか。

服についたガソリンを落とす際は引火に要注意!

ガソリンは揮発性が高いのですぐに気化する上に、
気化すると引火点も低いので簡単に火が付きます。

常温常圧では自然発火することはないものの、
静電気や金属同士がぶつかった時に出るような微細な火花でも、
引火して爆発する可能性があります。

もちろん気化したガソリンを吸い込んでしまうのも非常に危険で、
ガソリンが気化したガスにはトルエンという
非常に中毒性の高い有機溶剤が多く含まれています。

シンナーを吸っている以上の悪影響があって、
頭痛めまい吐き気などを催したり、場合によっては、
回復不能の脳障害や呼吸停止に陥る場合もあります。

屋内ではなくて屋外で洗濯作業をしたほうが良いですし、
屋外でもタバコを吸いながらとか火を近づけるのは厳禁です。

ガソリンの臭いが残っている場合

陰干しをして洗濯をしたり重曹で消臭してみたけれど、
それでも服にガソリンの臭いが残っている場合には、
ガソリンや灯油の臭いを消す消臭スプレーを使ってみると良いです。

灯油の臭い専用消臭剤 こぼしたらこれ (ピュアティ2ダッシュ トライアルセット)

2種類の溶剤スプレーを服に吹きかけるだけで、
ガソリンなどの臭いを落とすことができます。

車の中にこぼしてしまった灯油などに使えるので、
冬は灯油ストーブを使っている場合には、
1つ常備しておくと便利じゃないでしょうか。

手など肌(皮膚)にかかったガソリンの落とし方はサラダ油

液体のガソリンにはベンゼンという成分も含まれていますが、
世界保険機構(WHO)も認めている発ガン性物質です。

万が一目に入った場合、強烈な激痛と共に角膜を溶かすほどなので、
まぶたの裏まで最低でも15分以上は水で洗浄してから、
早急に医師の手当てを受けなければいけません。

手や肌(皮膚)にかかった程度では、
ただちに悪影響が出てくるわけではないものの、
一刻も早く洗い落としたほうが良いのは間違いありません。

台所洗剤やアルコール用品を使っても良いですが、
肌であればサラダ油で落としても良いです。

洋服にかかったガソリンもサラダ油で溶かして落とせるものの、
今度はサラダ油を落とすのが厄介だったりします。

肌であればその点、サラダ油くらい簡単に落とすことができるので、
ガソリンを落とすのに使えます。

地面に垂れたガソリンは放置でも大丈夫?

土の地面にガソリンが垂れてしまった場合、
基本的に放置をしていればいずれはガソリンが気化してなくなります。

ただアスファルトやコンクリートの場合だと、
ガソリンの影響が現れるかもしれません。

アスファルトもガソリンと同じく石油から作られているため、
ガソリンが垂れるとフニャフニャになって柔らかくなることがあります。

そのためガソリンスタンドではアスファルトよりも丈夫な
コンクリートが使われているわけですが、
コンクリートにもシミのようなものができることがあります。

ただガソリンが気化するとたいていは元に戻るようなので、
あまり気にする必要はなさそうです。

入れ過ぎて吹きこぼれたガソリンでボディ塗装は大丈夫?

ガソリンが服や地面だけじゃなくて
車のボディにもかかってしまった場合。

少なくとも車のワックスはガソリンで溶けて落ちてしまいますが、
すぐにふき取ればコーティングをはがしたり、
ボディを傷めるような心配はないでしょう。

むしろ洗車をあまりしていなかった場合には、
車のボディについた油膜と油膜によってこびりついた汚れが、
ガソリンによって洗い落とされてきれいになるかもしれません。

ガソリンがかかって拭き取った場所とその他の場所を触り比べると、
手触りが違うのがわかると思います。

ちなみにガソリンをふき取るなら濡れた雑巾ではなくて、
乾いたぞうきんの方がガソリンをふき取りやすくなります。

ガソリン吹きこぼれ対策

服にガソリンがかかってしまうのは、
給油時にガソリンを入れ過ぎたケースがほとんどでしょう。

そこでガソリンが吹きこぼれないように

  • 車に雑巾を常備しておく
  • 給油ノズルを給油口の奥までしっかり差し込む
  • 何度も継ぎ足しをしない

といった対策を心がけると良いですよ。

車に雑巾を常備しておく

車には何かといろんな汚れがついてしまうものですし、
梅雨や冬になるとフロントガラスが結露して
前が見づらくこともあります。

こうした場合に備えて
車には雑巾を常備しておくと良いですよ。

雑巾以外にも、

  • ゴム手袋
  • ビニール袋
  • ウェットティッシュ
  • ガムテープ

といったものを置いておけば、
いざというときに意外と重宝するのでおすすめです。

給油ノズルを給油口の奥までしっかり差し込む

ガソリンスタンドの給油ノズルには、
満タンに近づくと自動で給油が止まる装置があります。

ある程度まで給油をしたらカチッとという音がして、
ガソリンの給油が止まるものの、
給油ノズルを奥までしっかり差しこまれていないと、
装置が機能しないことがあります。

給油ノズルを給油口の奥まで
しっかり差し込むようにしないといけません。

何度も継ぎ足しをしない

ガソリンを入れる量を切りの良い数字に合わせたり、
支払い金額の100円未満を0にするために、
チョロチョロと継ぎ足しをするのも、
ガソリンが吹きこぼれる原因になります。

セルフガソリンスタンドでの給油に慣れていないうちは、
継ぎ足しは避けたほうが良いでしょう。

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