フロントガラス内側の結露(曇り)の取り方は?結露防止には曇り止めスプレー?

フロントガラス内側が結露して曇ってしまうのは、
車内の温かく湿った空気が冷えたガラスに触れて急速に冷やされ、
水蒸気が水滴になってしまうことが原因です。

そこでフロントガラス内側の結露による曇り取りには、

  • エアコン+外気導入で湿気を追い出す
  • デフロスターで送風する
  • 窓を開けて換気をする

といった手段が効果的で、
3つの手段を同時並行させることで
より素早くガラスの曇りを取ることができます。

フロントガラス内側の結露は、
条件さえ整ってしまえばいつでも発生してしまうものの、
フロントガラスが汚れていると結露による水滴が発生して
フロントガラスは曇りがち。

そこでフロントガラスはできるだけきれいな状態を保つように
意識をしたほうが良いですし、他にも

・濡れた服や傘、雪などを車内に持ち込まない
・車用除湿剤を置いておく

といった点に気を付けることで、
フロントガラス内側の結露による曇りを和らげたり予防にもなります。

フロントガラス内側の結露の原因

フロントガラス内側が結露して曇るのは、
外の空気(外気)に対して車内の温度が高く、
なおかつ湿気を多く含んでいることが原因です。

車内と車外の温度差をなくせば結露はしなくなるものの、
フロントガラス内側が結露して曇ることが多い季節といえば冬。

北国の人ならほとんどが経験していると思いますが、
スキーに行って雪がついたまま車に積み込んだり、
雪が降る中でコートに雪がついたまま車に乗ったり。

車の中に雪を入れてしまうと、雪が溶けて気化して水蒸気となり、
その水蒸気がキンキンに冷えたフロントガラスに触れることで、
短時間のうちに結露してフロントガラスが曇るようになります。

秋にありがちな結露の原因

9月~11月頃の秋に発生するフロントガラスの結露は、
朝と日中の温度差が大きくなることが原因となっていることが多いです。

9月を過ぎてもまだ残暑が残っていたりして、
日中は夏と同じようにエアコンの使用頻度は高めです。

カーエアコンではエバポレーターという冷却装置によって
冷やした空気を生成していますが、エバポレーター自体も冷えるため、
エバポレーターには結露した水滴が付着します。

エアコンを使うと車の下からポタポタと水滴が垂れるのは、
エバポレーターの水滴が落ちているわけです。

ただエバポレーターに付着した水滴の一部は水蒸気となって
車内へと送られていきます。

家に帰って車を駐車させて一晩もすれば、
外の気温はぐんぐん下がっていき車内の温度よりも冷えることがあり、
その結果、車内と車外で温度差が生まれます。

車外に比べて車内の方が空気が温かくなるため、
エバポレーターによって車内に蓄えられた水蒸気が
冷えたフロントガラスに触れて結露するようになります。

梅雨にありがちな結露の原因

5月6月頃の梅雨にありがちなフロントガラス内側の結露の原因は、
内気循環ではなくて外気導入していることが原因と考えられます。

梅雨の時期も秋と同じく気温の変化は激しくて、
日中はエアコンがなくても過ごせることが多いですよね。

エアコンを使うときには基本的に内気循環にすべきですが、
外が涼しければ外気導入にしたほうが車内の温度も快適になるので、
うっかりすると外気導入にしたまま車を駐車して降りてしまいがちです。

その結果、車内に湿気を含んだ空気が取り残され、
なおかつ朝晩の冷え込みによって外気温が一気に下がると、
車内の空気の方が暖かく湿った状態になってしまい、
フロントガラスを曇らせる結露を生じさせるようになります。

フロントガラス内側の汚れも結露の原因

外の温度が基本的に高い状態が続く夏場以外は、
フロントガラス内側が結露して曇ることがあります。

結露して前が見えなくなってしまったら
安全運転なんてできるわけがないので、
フロントガラス内側をいつでも拭けるように、
タオルや雑巾は車内に常備させておきたいところです。

ただフロントガラスが汚れた状態だと、
結露しやすく曇りやすくなります。

タバコのヤニや外から侵入する油膜などの汚れが
フロントガラス内側にこびりつくことで
結露した水蒸気がガラスにとどまりやすくなり、
水滴となって曇りを生じさせる原因となります。

同乗者が多いとフロントガラス内側は結露しやすい!

私たちは息をするだけで少なからず水分(水蒸気)を放出していますし、
何もしていなくても汗をかいたりして水分を出してしまいます。

運転手一人だけならば大した量にはならないものの、
5人とか6人とか乗車人数が増えれば増えるほど、
吐出される水分量もそれだけ増加してしまい、
窓ガラスは曇りやすくなります。

ちなみに空気の温度が25℃の場合、
1立方メートルあたり約23gの水分量が存在しています。

水1gは1ccですから、ステップワゴンやエルグランドやアルファードなど、
一般的なミニバンの場合、車内の容積は約6立方メートル前後なので、
車内の温度が25度で空気中に存在する水分量は138cc。

牛乳瓶一本にも満たない水分量ではあるものの、
10cc程度の水蒸気が水分に変わるだけでも
フロントガラスを曇らせる原因となります。

フロントガラス内側の結露対策

フロントガラス内側が結露して曇ってしまった場合、
曇りを取るためには、

  • エアコン+外気導入で湿気を追い出す
  • デフロスターで送風する
  • 冬は窓を開けて換気をする

といった対策が効果的です。

どれか一つだけで曇りを取ろうとするんじゃなくて、
2つ以上を同時にやることで、より短時間のうちに、
フロントガラス内側の結露を取り除くことができます。

エアコン+外気導入で湿気を追い出す

フロントガラス内側が結露させないためには、
車内の湿気を車外に追い出して湿度を下げると良いです。

基本的にエアコンから送られてくる空気には
水蒸気はほとんど含まれていなくて乾いています。

乾いた空気を車内にどんどん供給しつつ、
外気導入によって車内と車外の空気を入れ替えることで、
車内の湿気の多い空気が車外へとどんどん追い出されていきます。

デフロスターで送風する

フロントガラス内側の結露は、
車内の暖かく湿った空気が
冷えたフロントガラスに触れることが原因です。

そこでフロントガラスの温度を高めることで、
車内の暖かく湿った空気に含まれる水蒸気が水滴になるを防ぎ、
フロントガラスが曇るを抑えることができます。

デフロスターとは、フロントガラスに向けて暖かい空気を送る装置で、
エアコンスイッチのそばある温泉マークに似たスイッチです。

冬は窓を開けて換気をするのも効果的

冬の時期にフロントガラス内側の曇りがひどい場合には、
雪が降っていないことが前提ではありますが、
いっそのこと窓を開けて換気をするのも効果的です。

外気導入にするよりもずっと短時間で、
車内の湿った空気を車外に追い出すことができます。

一時的に車内の温度はメチャクチャ下がるものの、
フロントガラスが曇ったまま運転するのはあまりにも危険です。

背に腹は代えられませんから、
フロントガラスの曇りが取れるまで待つ時間がなければ、
窓を開けて換気をするのが手っ取り早い方法です。

素手でフロントガラスを拭かないこと!

ついうっかりやってしまいがちですが、
フロントガラスが曇ったとしても家の窓ガラスのように、
素手で結露をふき取るのはNGです。

私たちの手というのは想像以上に汚れているもので、
曇りを取るつもりが逆にフロントガラスに汚れをこすりつけることになります。

手で拭いた部分がはっきりとわかるくらい、
汚れがフロントガラスに残ってしまって、
前が見えにくくなってしまうこともあります。

フロントガラスを拭くには雑巾かタオルなどの
布やティッシュ類を使わなければいけません。

フロントガラス内側の結露防止方法

フロントガラス内側の結露を完全に防止することはできないものの、
日頃のちょっとした一手間でフロントガラスが曇りにくくなります。

  • フロントガラス内側をきれいに掃除する
  • 濡れた服や傘、雪などを車内に持ち込まない
  • 車用除湿剤を置いておく

といった対策が有効です。

フロントガラス内側をきれいに掃除する

フロントガラスにタバコのヤニやホコリなどの汚れが付着し、
ガラス表面に目に見えないほど細かな凹凸ができてしまうと、
その凹凸に引っかかるように水滴が付着していき、
フロントガラスを結露させて曇るようになります。

フロントガラスの内側はできるだけきれいな状態を保つように、
普段から小まめに拭いてあげるのが良いです。

フロントガラス内側の汚れを落とすなら、

イチネンケミカルズ クリンビューEX 20970

を使うと効果的です。

一般的なガラスクリーナーと同じく界面活性剤という洗浄剤が配合されていて、
ガラス面に親水効果を発生させることで水滴をできにくくしてくれます。

もしくは、

ソフト99 窓フクピカ くもり止め強化タイプ 【曇った時にサッと拭くだけ クリーニングと同時に曇り止め】

であれば、ウェットティッシュタイプで使えるので、
車内に常備しておくと便利です。

汚れをこすり落とそうとするんじゃなくて、
力を抜いて液を塗り伸ばすように拭くのがポイントです。

濡れた服や傘、雪などを車内に持ち込まない

雨の日に傘を濡れたまま車の中に持ち込まないようにしたり、
雪の日は車に乗る前に十分にコートの雪を払うなどして、
車内に余計な水分を持ち込まないように気を付けましょう。

車用除湿剤を置いておく

フロントガラスが結露しやすい場合や、
車で水分を多く含むものを積んで運ぶことが多い場合、

Wenko Car dehumidifier 車用除湿剤 77780100
ZARPAX カー・ディフューミディファイヤー

など車用除湿剤を車に設置するのも良いですね。

どちらも1回使い切りではなくて、
吸収した水分を電子レンジでチンしたりして飛ばすと、
何度でも使うことができます。

もし犬や猫などの動物を飼っているのであれば、
ペット用のトイレ砂と靴下に詰めて車内に放置するだけで、
意外と除湿してくれるので安上がりです。

車内の見えない部分の水たまりに注意!

フロントガラス内側の汚れをしっかりふき取っているし、
十分に換気もしているけれどそれでも結露しやすい場合、
車内の見えない部分の水たまりが発生しているかもしれません。

車は基本的に、車内には水がたまるような構造にはなっていません。

けれども長く乗り続けることで部品と部品の間に隙間ができ、
隙間を伝ってトランクのスペアタイヤの収納スペースに
水たまりができるケースもあります。

もしくは大雨や洪水で車が浸水してしまった場合、
運転席の足元などの水は完全に乾いたとしても、
見えない部分に水がたまっていることがあります。

こうした車内の水たまりの怖いところは、
車の様々な部品の劣化を速めてしまうこと。

車に使われている部品は、水に長時間触れることを想定していないため、
水が侵食して錆させたり、ゴム部品を劣化させるなどの被害をもたらすことがあります。

思い当たる点があれば早目にディーラーや中古車修理工場で、
見えない部分も点検してもらうことをおすすめします。

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