そういえば、ディズニーランドに行って、
蚊に刺されたことがないんですよね。
蚊は、ちょっとでも水があるところには
すぐに卵を産み付けてボウフラ(幼虫)になり、
数を増殖させてしまいます。
ディズニーランドにもディズニーシーにも、
あれだけ植物があって水もある。
人も大混雑しているというのに、
ディズニーランドで蚊に刺されないのは、
どういうことなんだろう?
スティッチエンカウンターとか、
人気のあるアトラクションの待ち行列でも、
蚊に刺されることなんてありません。
気になって調べてみたら、
さすがディズニーランド!
という裏側がわかりました。
関連ページ:ディズニーの夏の暑さ・冬の寒さ対策|夏ディズニーの服装は?冷えピタで熱中症予防できる?
目次
ディズニーランドに蚊がいない理由
ディズニーランドへ行って、
絶対に蚊に刺されないわけじゃないけれど、
ディズニーは徹底した水質管理をしている
ことが蚊がいない最大の要因の要因です。
ディズニーランドを運営している
オリエンタルランドのホームページにも、
水質には十分気を付けていることが、
詳しく掲載されています。
参考:オリエンタルランドHP
水を大切に使うために
サイトの中身を要約すると、
自社の独自技術で水を常に浄化・循環させているため、
水質を維持管理しているとのこと。
テーマパークの水域や、スプラッシュマウンテンなど
水を利用した全てのアトラクションで、水は再利用。
水の入れ替えは一切行わず、
自然蒸発した分だけを補充しているんだとか。
蚊が好む水域の条件
ネットを見ると、ディズニーランドでは特殊な薬剤を
水に混ぜているから蚊が大量発生しないとか、
そんな噂を目にしますが、実際には、そういう処理はされていない模様です。
蚊が発生しやすい場所について調べてみると、
池や水たまりなど、水が循環せずに、
たまるだけの水域が蚊が卵を産んで、
ぼうふらが成長しやすいんだとか。
関連ページ:バジル虫除け・虫食い対策|レモン水・酢の効果でバジル虫除けできる?
他にも、空き缶とか排水溝など、
ちょっとした水たまりも、
蚊がどんどん繁殖するポイントになります。
逆に言うと、どんなに汚いどぶ川でも、
水がきちんと流れてさえいれば蚊が発生にくいわけです。
ディズニーランドでは、
徹底的に水を「循環」させているからこそ、
蚊が発生しにくくなっています。
雨が降った後の水たまりは、キャストさんが雨が上がるとすぐに、
ふき取ってなくしてしまいますよね。
ディズニーランド内で、ごみが転がっているところなんて、見たことがありません。
こうしたちょっとした部分で手を抜かずに徹底していることが、
ディズニーランドで蚊を見ない最大の要因というわけです。
着色することはあるらしい
ちなみに、各水域に合わせて、
水の色を意図的に変えていることはやっているようです。
たとえば船の「マークトゥェイン号」で遊覧できる
アメリカ川は少し濁ったように見えるのは、水を着色しているから、らしいです。
もちろん、いかだ下りもやってますから、
口に入ったり肌に触れたりしても問題ないレベルになっているみたいですよ。
虫よけの選び方&伝染病に注意
ディズニーランドで蚊に刺されなくても、
素の行き返りで蚊に刺されることもありますから、
夏の外出時には虫よけは携帯したほうが良いです。
虫よけもいろんな種類がありますが、
最近だとオーガニック成分で肌にやさしいタイプもあります。
ユーカリの葉などから抽出したエキスは、
虫が嫌がる臭いを発するらしいのですが、
よくよく調べてみると、どうやら、
ほとんど効き目がないらしいですね。
僕も実際、自分にも子供にも、
オーガニックタイプを使っていましたが、
さっぱり効き目がなくて、
メチャクチャさされました。
関連ページ:ヒバ油虫除けスプレー作り方・使い方|ヒバ油に虫除け効能なし?
関連ページ:ハッカ油虫除けスプレー効果は強力?ハッカ油虫除けスプレーの作り方は?
ヒバ油もハッカ油もどちらも、
人間にも使えるほど安全な虫除けスプレーです。
デリケートな子供の肌にも安心して使うことができます。
しっかり虫よけするならば、
肌へ悪影響がある心配はあるものの、
ディート成分が含まれているものを
使うのがおすすめです。
ディートとは強力な虫よけ成分で、
ディート入りの虫除けを使い始めてからは、
さっぱり虫に刺されなくなりました。
濃度が5%前後の低いタイプもあるんですが、
10%を超えるものはかなり強力です。
夏はディート10%の虫よけが欠かせないです。
関連ページ:花火大会虫除け|花火大会の虫刺され対策(蚊・アブ・ブヨ・ハチ・ムカデ)
蚊によって感染する伝染病
蚊が媒介する伝染病にはこんなものがあります。
日本脳炎以外は国内で感染者が広がった事例はないものの、
用心に越したことはないですね。
デング熱も一時期、
かなり騒ぎになりましたし。
日本脳炎は、予防接種もするので
安心と言えば安心だけれど、
1992年以降は毎年10人弱が感染しています。
輸入感染あり
デング熱、ジカ熱、チクングニア熱
日本国内の進入はなし
ウエストナイル熱、マラリア、
そのほか、気を付けたい夏の感染症
蚊が媒介する感染症以外にも、
夏にはやることが多い感染症についても、まとめておきます。
こうした感染症にかかった後、会社に出社したり学校に登校する際、
治癒証明書や診断書の提出が求められることもあります。
診断書をもしもらいそびれていたとしても、
後日でも診断書を作ってもらうことは可能です。
関連ページ:診断書の後日発行・作り方|仮病で偽造はばれる?転職活動の健康診断書は?
手足口病
発症して1~2日頃に発熱や食欲不振、
下痢、嘔吐などの症状を伴います。
5日くらいで治ってしまうことがほとんど。
コクサッキーA16というエンテロウイルスの感染が原因。
口の中に口内炎が出来たり、
手のひらや足の裏の水泡ができるのが特徴です。
溶連菌感染症
2~4日の潜伏期間を経た後、
咽頭炎や扁桃炎、小さな赤い発疹や
首すじのリンパ節の腫れなどを伴います。
熱は3日目には治るものの、
合併症を起こす危険があるので、
早目に抗生物質をもらうのがベストです。
溶血性連鎖球菌という細菌が原因で、
せきやくしゃみなどの飛沫感染します。
ヘルパンギーナ(夏風邪)
38℃以上の高熱が突然出て、
のどの奥に水ぶくれのようなものができます。
特効薬がないため、
様子を見るしかありません。
ただ、熱は数日で引いていきます。
4歳以下の乳児や子供がかかりやすく、
くしゃみやせきで飛沫感染します。
コクサッキーA群という
ウイルスが原因です。
ディズニーランドへ行って、せっかく楽しく過ごしたのに、
病気をもらってきたら、後が悪いですから、
夏でもうがい手洗いはしっかりやるように、気を付けましょうね。