汚れて臭い靴下を重曹で臭い取り|臭い靴下の泥汚れの洗い方は?

臭い靴下は重曹でつけ置き洗い

いくら洗濯をしても靴下の臭いが取れない時、
重曹を使えば臭いが落ちる!かもしれません。

重曹には消臭、除菌、洗浄、PH調整などなど、
様々な作用があるので、臭い靴下の臭い取りにも
使うことができるというわけです。

しかも重曹はベーキングパウダー(ふくらし粉)
の原料でもあるので、口に入れても問題がないほど
高い安全性を誇っています。

関連ページ:重曹使い方31|換気扇・洗濯機掃除や消臭・お風呂掃除の使い方も!

そんな重曹を使って靴下の臭いを取るには、
重曹水でつけ置き洗いするのが良いです。

用意するものは重曹とぬるま湯、オケの3つ。

まず桶にぬるま湯を入れた後、
重曹を大さじ2~3杯程度混ぜて重曹水を作ります。

そこに靴下を入れて
2時間ほどつけ置き洗いするだけ。

重曹つけ置き洗いの時間を長くすればするほど
しつこい臭いも落とすことができるものの、
重曹には漂白作用もあります。

靴下が色落ちする可能性もあるので、
気を付けなければいけません。

つけ置き洗いをした後は、洗濯機に入れて
他の洗濯物と一緒に洗濯しましょう。

この時、洗濯洗剤に加えて重曹(大さじ1~2杯程度)
を混ぜることで、消臭効果を追加することができます。

洗濯後は、生乾きにしてしまうと、
モラクセラ菌という臭いも繁殖力も
強い菌が繁殖する危険があります。

洗濯機の中で放置するようなことはせず、
洗濯後は素早く干すようにしましょう。

靴下は裏返しで洗うのが良い?

臭い靴下を洗うときには、
靴下を裏返したほうが良いです。

理由は簡単で、臭いのもとになる皮脂や垢などがたまるのは、
靴下の外側じゃなくて内側ですからね。

そして靴下は足を包み込むように袋状になっていますから、
そのまま洗ってしまうと、汚れが落ちにくなります。

重曹でつけ置き洗いする場合も洗濯機で普通に洗濯する場合も、
靴下を裏返しにしましょう。

ついでに靴下の毛玉もできにくくなるので、
一石二鳥です。

重曹がなぜ臭い靴下を消臭できるの?

重曹は正式(化学的)には
炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)のこと。

重曹を使うとなぜ
臭い靴下の臭いを消臭できるのかと言えば、
重曹が水に溶けると弱アルカリ性になるからです。

そして臭いのもとになる
汚れ物質は皮脂や垢(はがれた皮膚)で、
これらの物質は弱酸性の性質を持っています。

酸性とアルカリ性でちょうど中和されることで、
靴下の汚れが落ちやすくなると同時に、
臭いも化学的に中和してくれるわけです。

セスキ炭酸ソーダは重曹よりも強力!

重曹でも靴下の臭いが落ちなかったら、
セスキ炭酸ソーダを使う方法もあります。
化学式:Na3H(CO3)2

セスキ炭酸ソーダは重曹よりもアルカリ性が強いので、
より強力に酸性汚れやの臭いを中和して分解してくれます。

200ccの水かぬるま湯にセスキ炭酸ソーダを
小さじ1,2杯を混ぜてセスキ炭酸ソーダ水を作り、
重曹水と同じようにつけ置き洗いをするだけ。

セスキ炭酸ソーダも100均でも購入できるほど、
安価で簡単に手に入れることができます。

関連ページ:セスキ炭酸ソーダの使い方 洗濯や掃除は?洗濯機のカビには?

靴も重曹で消臭&しっかり洗おう

靴下が臭いということは当然、
靴の臭いも半端ない!?事態になっていると思われます。

そこで靴の臭いや汚れを取るために、
重曹で消臭をしたり、しっかりと汚れを洗い落としましょう。

靴の臭いを重曹で取るには、
重曹をガーゼでくるんだり、巾着袋に入れて、
シューキーパーの様に靴の中に入れるだけでOK。

ちなみに、靴箱の臭いが気になる場合も、同じように、
重曹を巾着袋などに入れて靴箱の中に置いておくだけで、
消臭効果が期待できます。

靴を洗う場合、本革や合成皮革の革靴、スウェード生地など
傷みやすい素材の場合は、専用のブラシ・靴磨きなどを
使うのが良いでしょう。

子供のスニーカーやサッカーシューズなど、
洗えるタイプのモノであれば、洗濯洗剤をぬるま湯に混ぜ、
1時間ほどつけ置き洗い。

その後、ブラシでこすり洗いをし、
形を整えて干せば良いです。

洗濯で落ちない靴下の泥汚れの洗い方

靴下の臭いだけじゃなくて
泥汚れにも悩まされていませんか?

何度も洗濯をしているのに靴下の泥汚れが取れないのは、
小さな砂や石が靴下の生地の繊維に絡みついているからです。

砂や石などの泥は洗剤で中和することはできないので、
いくら洗濯機で洗っても泥汚れは落ちないし、
重曹でつけ置き洗いをしても泥汚れは残ったまま。

靴下の泥汚れを落とすためには、まずは、
靴下が乾いた状態でブラッシングします。

もしくは手でもむようにして、
繊維の中に絡みついた砂や石を絞り出します。

ある程度まで泥汚れが落ちてきたところで石鹸を付けて、
同じようにブラッシングするか手もみ洗い。

靴下の泥汚れを落とす際は、裏返しにしてしまうと
汚れが落ちにくくなってしまうので、
裏返したりせずそのまま洗いましょう。

靴下の重曹洗濯は手荒れに注意!

重曹を使って靴下の臭い取りをする場合、
気を付けなければいけないのは「手荒れ」です。

重曹は確かに口に入れても大丈夫なほど安全性は高いものの、
弱アルカリ性によって肌が刺激されます。

私たちの皮膚(髪の毛や爪も)は、
タンパク質でできています。

タンパク質がアルカリ性もしくは酸性の物質に触れることで、
タンパク質変性という現象が起こります。

皮膚のタンパク質を破壊する(溶かす)作用があるんです。

ちなみに、パイナップルを食べると
ベロがピリピリと痛くなるのも、
タンパク質変性が起きているから。

タンパク質変性を起こした皮膚は、いわば、
軽い火傷したようなもので、実際にネットでも、
「重曹で手荒れをした!」という口コミを
意外とたくさん見かけます。

なので、重曹を使ってお掃除や洗濯をする際には、
できるだけ手袋をはめるようにしましょう。

もしくは重曹水だけじゃなくてクエン酸水も用意しておいて、
重曹を使った後はクエン酸水で軽く手を洗うようにしましょう。

重曹の弱アルカリ性を、クエン酸の弱酸性で中和させることで、
皮膚への刺激を減らすことができます。

関連ページ:指ぱっくり割れる原因|指ぱっくり割れ治す絆創膏・ステロイド薬は?

臭い靴下の原因と対策

そもそも、重曹を使ってつけ置き洗いしなくても、
靴下が臭わないほうが良いに決まっていますよね。

あんぜ臭い靴下ができてしまうのか?その原因とは?
臭い靴下を作らないためにはどんな対策があるのか?
ここで詳しく説明をしていきます。

関連ページ:スーツ脇臭い|脇が臭いスーツの臭い取りやスーツの脇汗対策

全ての臭いの原因は雑菌の排泄物

皮脂や垢、汗は臭いの原因となるものの、
皮脂も垢も汗も、それ自体はほとんど無臭です。

時間が経つにつれて臭いが発生するようになるわけですが、
その際に何が起きているのかというと、雑菌の繁殖です。

私たちの肌には常在菌と呼ばれる
様々な菌(雑菌)が生息しています。

こうした雑菌が皮脂、垢、汗といったものを
エサにしてどんどん繁殖していきます。

雑菌が繁殖する過程で排泄物(老廃物)も
どんどん生成されるわけですが、この排泄物の中に、
臭いの原因物質が含まれているんです。

具体的には、
便臭となるアンモニア、酸っぱい臭いの酢酸、
加齢臭となるノネナール、硫黄臭いメタンなどです。

靴や靴下の中というのは、
日の光はほとんど入らず薄暗い環境。

それでいて足はかなりの汗をかきます。

一晩だけでも片足だけでコップ一杯分に相当する
汗が出ていると言われています。

暗いうえに汗でジメジメとした高温多湿な環境は、
雑菌にとってこの上ない繁殖場所。

靴下や靴というのは
臭いがきつくなりやすい場所なんです。

ちなみに雑菌というのは不思議なもので、
肌表面ではそれほど数が異常に増えることはありません。

雑菌の量がぐんぐんと増えるのは、実は、
布などの繊維の中。

足の臭い、ワキガなどの体臭も、
素っ裸で過ごしていたら、
それほど臭うことはないんです

服を着て服に雑菌が乗り移ることで、
臭いの悪化につながるわけです。

靴や靴下の臭いをしっかり防ぐためには、
単なる消臭だけではなくて、

  • 殺菌(除菌)
  • 防湿(吸湿)

も欠かせません。

ポリエステルの靴下が異常に臭い理由

靴下にポリエステル素材が多く使われている場合、
特に足の臭いがひどくなることがあります。

綿に比べてなぜポリエステルだと臭いが強烈になるのかというと、
簡単に言うと、汗をかいても靴下を変えないからです。

ポリエステルは綿に比べて非常に通気性が良く、
汗の水分が生地にこもりません。

汗をたくさんかいても、汗で不快感を感じないものの、
その代わり、靴の中には大量の汗をため込みがちになります。

汗ももちろん、雑菌のえさになりますし、靴の中の湿度を上げ、
雑菌の繁殖スピードを上げることから、臭いの原因物質がどうしても増えやすくなります。

関連ページ:ポリエステル臭い取り方|ポリエステル服の臭い対策はクリアネオ

臭い靴下の臭い対策1:足を良く洗う

靴下の臭い悪化を防ぐためには、
足を良く洗うことも大切です。

雑菌は垢(はがれた皮膚)をエサにしますからね。

足(特に足の裏)というのは、
体の中でも特に皮膚が厚い部分です。

皮膚が厚いからこそ、お風呂に長く入っていると
水をどんどん吸収して足の裏がフニャフニャにふやけるわけです。

皮膚が厚いということは当然、垢の量も多く、
雑菌に対してどんどんエサを与えることになってしまいます。

そこで余計な皮膚の厚み、垢を落とすために、
足を良く洗うようにしましょう。

おすすめなのはピーリング作用のある石鹸を使うこと。

ピーリングで余分な皮膚をどんどんはがしていけば、
ガサガサだったかかともツルツルになるし、
雑菌のえさも減らすことができますね。

消臭石鹸なんかもありますが、靴下の臭いの元は、
足ではなくて靴下の方にあります。

消臭石鹸を使って対策をしても、
効果は限定的です。

臭い靴下の臭い対策2:消臭効果のある靴下を使うこと

靴下の中には消臭効果を持たせたタイプのものがあります。

たとえば、消臭&除菌効果の高い活性炭を織り込んだ
消臭靴下も販売されています。

こうした靴下を使うことで、
臭い靴下に悩まされずに済みます。

臭い靴下の臭い対策3:靴下に消臭スプレーをする

靴下に消臭スプレーを吹きかけて
臭いを取る方法もあります。

臭いを感じたら、
消臭スプレーですぐに臭いをなくすことができるので、
即効性があるし手軽に使うことができます。

消臭スプレーにはいろんな種類がありますが、
選ぶポイントとしては、やはり

  • 臭いの原因物質を無臭化すること
  • 雑菌をしっかり除菌すること

の2つです。

消臭スプレーの中には、
別の香りで臭いをごまかすだけだったり、
雑菌を殺菌する効果がないものもあります。

消臭&殺菌の両方に優れた効果を持っていて、
なおかつ肌に触れても安心して使えるのがヌーラです。

ヌーラなら臭いの原因物質を生み出す雑菌を
99%以上も除菌すると同時に、
臭いの原因物質を分子レベルで分解。

靴下以外にも靴、ソファー、カーテンなどなど、
様々な臭いの気になる場所に使うことができます。

今なら返金保証もついているので、
お試しするには良い機会じゃないでしょうか。
↓↓↓

臭い靴下の臭い対策4:消臭&除菌&吸湿効果のある中敷きを使う

臭い靴下には雑菌が詰まってるわけですが、
ということは当然、靴にも雑菌がうようよ。

こうした雑菌は靴をゴシゴシ洗っても
なかなか洗い流すことはできません。

雑菌は放っておけば繁殖する一方なので、
しっかりと殺菌する必要があります。

そこで殺菌効果のある中敷き(インソール)を使って、
靴の中の雑菌の繁殖を防ぐのも良いですね。

靴から靴下へ雑菌がどんどん移動することもなくなります。

菌ピタ君という中敷きタイプの消臭グッズは、
消臭&除菌&吸湿という3拍子揃った効果を発揮。

活性炭の中でも特に密度が高くて細かい穴が空いている
竹炭が中敷きの繊維の中に織り込まれています。

この微細な穴が臭いの原因物質から雑菌から何から何まで、
物理的に吸着をして無臭化してくれるんです。

関連ページ:竹炭の使い方|活性炭のトイレ・靴消臭効果や竹炭の除湿効果は?

菌ピタ君は、天日干しにすれば
何度でも使うことができるので経済的。

あらかじめ自分の靴のサイズに合わせて注文をするので、
自分で大きさを合わせて失敗する心配もありません。

使える靴の種類も問わないので、革靴からパンプス、
長靴、スニーカーなどなんでもOK。

今ならヌーラと同じく返金保証がついているので、
お試ししやすくなっていますよ。
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