年賀状輪ゴムでまとめる・輪ゴムでとめた年賀状はポスト?郵便局?

年賀状を送る枚数が10枚とか20枚くらいなら、
それ程かさばるようなことはないですよね。

けれども100枚近くになったり、
200枚、300枚と、数が多くなればなるほど、
年賀状をまとめておくだけでも大変。

バラバラにならないように輪ゴムでとめたり
家の中であれば袋や箱に入れたりして管理すれば良いですが、
いざポストに年賀状を投函する際には、
輪ゴムを外したりしなきゃいけないんでしょうか。

あくまでもポストに入る枚数(厚さ)の範囲内となりますが、
基本的に年賀状を輪ゴムでまとめて束にした状態でも、
ポストに投函して構いません。

郵便局側としても、市内・市外が別にしてあったり、
裏表・向きが統一されていると、
輪ゴムでまとめられている方が取り扱いが
少し楽になるというメリットがあります。

年賀状を出す側にとっても、
郵便局側で年賀状をベタベタといじられる回数が減るので、
年賀状が汚れたり折れにくくなるというメリットもあります。

年賀状を輪ゴムでまとめる方法

年賀状を輪ゴムでまとめてポストに投函するのは、
禁止されているわけじゃありません。

輪ゴムを十字に結束することで、
ポストに持っていく間にバラバラになるのを防げます。

また、いくつか注意点に気を付けることで、
郵便局側の仕分け作業を
スムーズにさせることもできます。

  • 市内と市外に分ける
  • 年賀状以外のはがきを混ぜない
  • 年賀状の向き・裏表を揃える
  • できれば袋に入れない

といった点に気を付けるようにしましょう。

市内と市外に分ける

郵便局に届いた年賀状はまずは、
郵便番号を機械で読み取って仕分けをされていきます。

ただ、郵便番号が記入されていなかったり、
優美番号を間違えている場合なども含めて、
まだ手作業で仕分けしている郵便局もあるようです。

そこで年賀状の送り先(宛先住所)を
「市内」「市外」で分けて輪ゴムにまとめると、
郵便局側の仕分け作業がはかどります。

年賀状以外のはがきを混ぜない

年賀状とは、はがきの表面(宛先欄)に「年賀」と記載することで、
元旦に届くように特別な配慮をしてくれる郵便物です。

通常の郵便物とは取り扱いが少し異なるので、
年賀状を輪ゴムでまとめる際には、
年賀状以外のはがき・郵便物を
混ぜないように気を付けましょう。

年賀状と混ざってしまった結果、
配達日が遅れて元旦に届けられる可能性があります。

年賀状の向き・裏表を揃える

電車の自動改札機に切符を入れる際には、
表・裏、切符の向きを気にする必要はないですよね。

けれども年賀状の仕分け作業で、
機械で郵便番号を読み取る際、
郵便番号が記載されている位置を
揃えなければいけません。

向き・裏表をバラバラにした状態で
年賀状を輪ゴムでまとめるんじゃなくて、
向きも裏表もそろえるようにしましょう。

できれば袋に入れない

袋に入れることで年賀状が汚れるのを防ぐことはできるものの、
郵便局側としては、袋から年賀状を取り出したり、
袋を捨てるといった作業が加わることになります。

些細な手間ではありますが、年賀状は膨大な数になるので、
郵便局としてはわずかな手間でも減らしたい、
というのが本音のようです。

袋に入れるにしても、ポストに投函する際には、
袋から年賀状を出すようにしましょう。

年賀状を輪ゴムでまとめて投函するメリット

年賀状を輪ゴムでまとめるのは基本的に、
郵便局側の仕分け作業がスムーズになることがメリットです。

年賀状を出す私たちにとっては、あまりメリットがなさそうですが、
少なくとも、

  • 年賀状が汚れにくくなる
  • 最初に仕分けしてもらいやすくなる

といったメリットがあったりします。

年賀状が汚れにくくなる

郵便局側の仕分け作業で
年賀状を人の手で何度も触られるなどの要因が、
年賀状が汚れる大きな要因となっています。

郵便番号を読み取る機会に通すために、
年賀状の向きや裏表を揃えられたり、
市内・市外を選別されたり。

こういった手作業が発生する可能性がある作業で、
年賀状が人の手に触れる回数が少なくなれば、
年賀状が汚れにくくなります。

同じように郵便番号や住所は読みやすくすることで、
郵便局側の仕分け作業がスムーズに進み、
実は年賀状が汚れにくくなります。

字がまだ下手な子供には
宛先住所などは書かせないほうが良いですよ。

万が一、年賀状が住所欄が汚れてしまい、
あて先不明で戻ってきてしまったような場合には、
所定の手続きをすることで再送することができます。

最初に仕分けしてもらいやすくなる

ポストに投函された郵便物は、
大きな袋で回収されて郵便局に集められていきます。

その後、郵便局内で仕分け作業が進められていきますが、
作業をするのは人間ですから、
作業しやすいモノから手を付けるようです。

輪ゴムでまとまっている年賀状はどちらかというと手に取りやすく、
バラバラの年賀状は後回しにされがちなんだとか。

ということは、バラバラの年賀状だと、
年賀状が元旦に届く期日(12月25日)に近いと、
もしかしたら元旦には届かなくなる可能性が出てきます。

年賀状を輪ゴムでまとまめることで、
元旦に届く可能性をより高めることができます。

分厚いシールは控えましょう

年賀状にスタンプをしたりシールを貼ったりして、
デコレーションしている人もいますよね。

こうした行為は特に禁止されているわけではないものの、
分厚いシールは避けたほうが良いです。

通常よりも年賀状の厚みが増してしまうと、
郵便番号を読み取る機械に通らなくなってしまったり、
仕分け作業中に引っかかってシールが剥がれることもあり得ます。

せっかくの年賀状が無残な姿になりかねないので、
シールを貼るにしても、薄いものを使うようにしましょう。

年賀状の返送(あて先不明など)を防ぐ工夫

郵便局の仕分け作業のことも考えて
年賀状を輪ゴムでまとめて投函したものの、
元旦を過ぎてから「あて先不明」で返送されてしまったら、
これほどがっかりすることはないですよね。

「あて先不明」で返送さた年賀状は、
再利用も交換もできないので何の価値もありません。

年賀状を送り直すには再度、年賀状を買い直す必要があり、
お金の無駄になってしまいます。

  • 「あて先不明」で返送されるのを防ぐために、
  • 郵便番号は確かめましょう
  • 住所はある程度丁寧に書きましょう
  • 郵便番号を枠外にはみ出すのはやめましょう

といった点に気を付けましょう。

関連ページ:年賀状家族連名書き方|差出人は?家族4人順番は?横書きだと?

郵便番号は確かめましょう

郵便番号と宛先住所が違うと、
とんでもないところに年賀状が送られてしまいます。

配達日が遅れて元旦に届かなくなったり、
「あて先不明」で返送される可能性も出てくるので、
郵便番号は正確に記入をしましょう。

住所は丁寧に書きましょう

郵便番号だけじゃなくて住所も丁寧に書くべきです。

住所を手書きするのであれば
できるだけ読みやすいように気を付けるべきだし、
下手に住所を省略するのも避けたほうが良いです。

同じ市内だからと言って
都道府県名や市区を省いてしまうのもいけません。

相手先の住所が長くても都道府県名や市区町村名を
キチンと書くようにしましょう。

郵便番号を枠外にはみ出すのはやめましょう

郵便局の郵便番号を読み取る機会はかなり柔軟に設計されていて、
多少の汚れや数字の崩れには対応できるようになっています。

けれども、機械にだって限界がありますから、
郵便番号はできるだけ丁寧に書かなければいけません。

筆まめなどの年賀状印刷ソフトを使ったときにありがちな、
郵便番号の印刷がずれて枠外にはみ出してしまうのも、
機械で読み取れなくなる典型的なケースになります。

郵便番号の枠の中に納まるように数字を書き込みましょう。

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