スキーウェアの洗濯・防水にニクワックス|スノーボードウェアの撥水も!

僕はスキーウェアを洗う方法と言えば
もっぱらクリーニングに頼りっきりです。

費用はだいたい3000円くらい掛かっていましたので、
決して安い金額ではないですよね。料金で考えると。

なので、数年に1回は(面倒臭くなってしまうのもあって)
クリーニングに出さず、しばらくは部屋の中で飾るように
スキーウェアを放置干します。

本格的にスキーシーズンが終わった時に、
重い腰を上げてようやく、
スキーウェアをタンスの奥にしまうといった感じでした。
決して丁寧な扱いをしてきたわけではないです^^;

洗い方に関しても
「スキーウェアはクリーニングであらうもんだ!」
と勝手に思い込んでいたわけですが、

そもそも自宅でスキーウェアを洗濯することは
可能なのかを調べてみたところ、
意外にも簡単にできそうだったので、

自宅でスキーウェアを洗濯するやり方をまとめてみます。

スキーウェアの自宅洗濯方法

スキーウェアを洗濯する方法として
もっとも手軽のはファブリーズ+陰干しです。

ファブリーズをかけているものの
実質的に、洗濯すら、やってないわけですが。。。

以前の僕のようにただ干すだけというよりは
ずっと良い状態で保存できますね^^;

ただ、スキーウェアの防水・撥水機能は、
汗や汚れが蓄積されると能力がドンドン落ちていきます。

しまいには水をまるで弾かなくなってしまい、
もはやスキーウェアの機能を果たすことなくなります。

雪に触れると水分をスキーウェアがドンドン吸い込んで、
冷たくなるし重たくなるしで、さんざんな目に遭います。

滑り終わるたびに水を吸い込んで
スキーウェアがべちゃべちゃになってしまいますから、
そこは注意しないといけないですね。

1シーズン中に何十回とゲレンデ逃げかけて行って、
汗をたくさんかいたような場合にファブリーズ+陰干しで
自宅洗濯を済ませるのは、さすがにスキーウェアが傷むのを速めてしまいます。

スキーウェアの中にたまった汚れをしっかり洗い流して、
翌シーズン以降も快適に着れるようにしましょう。

スキーウェアに洗濯機の「洗い」はNG。手洗いがベスト

残念ながら、ほとんどのスキーウェアは、
自宅の洗濯機を洗うことはできない
と思ったほうが良いです。

詳しくは自分の持っているスキーウェアの「洗濯表示」
を見てみてもらいたいのですがおそらく
洗濯機マークに×がついているんじゃないかと思います。

その代り、手洗いには○がついているはずなので、
自宅でスキーウェアを洗うときにはまず、
手洗いでじゃぶじゃぶと洗うようにしましょう。

スキーウェアを手洗いするタイミングとしては、
お風呂に入るときに一緒にやってしまうのが、
モチベーションを上げなくても良いんじゃないでしょうか。

浴槽にぬるま湯をためておいて、
どぶんとスキーウェアを投げ込み、洗濯洗剤を適量入れて、
足踏みをするようにもみ洗いをすれば、十分に洗えます。

程度によりますが、スキーウェアは随分と汗を吸い込んでいるらしく、
もみ洗いするとドンドン水が汚くなるようです。

洗濯機のすすぎ機能でスキーウェアを脱水しよう

「洗い」自体は洗濯機を使うことができないものの、
手洗いしたスキーウェアは洗濯機のすすぎ機能を使って、
洗剤を洗い流すことができます。

それともう一つ、脱水に関しても洗濯機を使うことができます。

注意しなければいけないのは、
ただでさえボリュームのあるスキーウェアが水を含むようになると、
えらい重さの固まりを脱水することになります。

脱水時にスキーウェアが偏り過ぎて、
えらいことにならないように極力、
洗濯機のそばで見守るようにしましょう^^;

洗濯槽の中でスキーウェアが偏ってきたなと思ったら
(洗濯機がグォングォン!と恐ろしい回転音を出しかけたら)、
一時停止して、偏ったスキーウェアをほぐしてまた脱水再開させましょう。

ちなみに、洗濯槽の中で大量の洗濯物が偏って、
脱水時に洗濯槽に過剰な圧力がかかり始めると、
警告音と共に脱水が途中で止まる仕組みになっている洗濯機は多いです。

脱水を終えたスキーウェアの干し方

脱水が終わってシワをある程度伸ばした後、
スキーウェアをそのまま陰干ししても構いませんが、

スキーウェアがまだ濡れている最中に
撥水スプレーをかけることをお勧めします。

スキーウェアに全体にまんべんなく撥水スプレーをかけていって、
翌シーズンも気持ちよく使えるように仕上げたいですね。

ちなみに、スキーウェアを自宅で洗濯する場合、
洗剤は家庭用洗剤でも別に悪くはないのですが、
スキーウェアの中に洗剤がわずかに残ってしまうことが多いそうです。

そこで、スキー愛好家
(スキーウェアを自宅で洗濯するのが好きな人たち?)
が好んで利用しているのが
ニクワックス(NIKWAX)という洗剤シリーズ。

スキーウェアの持つ撥水能力を落とすことなく
汚れを洗い流してくれると評判らしいです。

スキーウェアの撥水効果を落とさないニカワックス

ニクワックスは海外製の洗剤で、
ゴアテックスのような透湿防水素材でゴツゴツした素材も
強力に洗ってしまうんだとか。

ニクワックスでは、色んな種類が販売されているのですが
スキーウェアの場合にはLoftテックウォッシュを使うと良いらしいです。

自然に優しい成分で構成されていて
合成界面活性剤も使っていないそうなので、
手洗いしても手があれる(足があれる)心配はほとんどなさそうです。

ニクワックスには洗剤だけではなくて
撥水スプレー「TX.ダイレクトスプレー」も用意されています。

脱水後はスキーウェアから滴り落ちるほどたっぷりと
撥水スプレーを吹きかけると良いそうです。
(スキーウェアの下にたらいを用意するか外でやりましょう!)。

ニクワックスを使う場合、洗剤自体が決して安くはないので、
ぶっちゃけクリーニングに出すのと変わりないくらい価格は高くなってしまいます。

ただ、翌シーズンもスキーウェアの手洗いを続けるならば
トータルコストはもちろん安くなりますね。

2着3着と同時に洗うのであればむしろ
ニクワックスを使って自宅洗濯するほうが
クリーニングに出してスキーウェアを洗濯するよりも
ずっとお得ですよ(その分、自分で手間をかける必要がありますがww)

ニクワックスはダウンジャケットにも使えるシリーズが
別に用意されていますので、

ダウンジャケット・ダウンコートを自分で洗濯したい場合には
そちらを使うと良いんじゃないでしょうか☆

ちなみに、スキーウェア・スノボウェアの洗濯を宅配で請け負ってくれるクリーニング会社もありますよ。

参考サイト:スキーウェアとスノーボードウェアの洗濯 – クリーニング工房 ホワイト
スキーウェアとスノーボードウェアのクリーニングは真夏でもご依頼が絶えず、専門に洗って13年です。撥水加工も含む料金と仕上がりに満足感をお約束!国内宅配しています。

スキーウェア・スノボウェアが臭い場合の消臭方法

滑っている最中はあまり感じなかったりするけれど、
スキーウェア・スノボウェアの優れた断熱・防寒作用によって、
ジワリと汗をかいていることがありますよね。

春スキーともなると、太陽が熱く感じられるくらいで、
関東だとTシャツでもスキー・スノボを楽しめたりします。

スキーウェアもスノボウェアも、確かに断熱・防寒作用に優れているものの、
裏を返して言えば、熱を発散させる機能はほとんどないし、
さらに汗を逃がすような構造になっていません。

そのため、汗をかけばかくほどスキーウェア・スノボウェアに蓄積されていき、
汗臭い原因となったりします。

スキーウェア・スノボウェアの臭いを消臭するために、
ファブリーズなどの一般的な消臭スプれーで臭いが消えてくれればよいですが、
場合によっては、臭いが定着していることもあります。

そんな時にはさらに強力な消臭スプレーを使わなければいけなくなりますが、
オススメの消臭方法をこちらで詳しく解説しています。

関連ページ:ポリエステル服の臭い取り方|ポリエステルの臭い対策はクリアネオ

同じように、スキーブーツやスノボシューズも、
基本的に断熱・防寒仕様が施されているため、
基本的に熱を発散させることはできません。

行ってみれば、安全靴のように密封された空間になっているので、
実は臭いがかなりしやすかったりします。

スキーブーツやスノボシューズの臭いも気になる場合には、
安全靴を似たようなやり方で洗濯や消臭対策をしてみると良いんじゃないでしょうか。

関連ページ:安全靴の臭い対策・洗い方|重曹は臭い安全靴の消臭効果なし?

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