インフルエンザ解熱後も頭痛や吐き気|インフル解熱後も気持ち悪い・めまいが続く…

インフルエンザの高熱からやっと解放されたというのに、
キンキンとした頭痛が続くし、吐き気やめまい、気持ち悪い…

解熱後にも体調不良が続くことがありますが、
これってどうしてなんでしょう?

インフルエンザ解熱後に続く頭痛や吐き気などの症状について、
その原因と対策についてまとめています。

ウイルスが体に残っている

解熱後に様々な症状が継続していたり、
もしくは新たな症状が起きてしまった場合、
それはインフルエンザウイルスが
まだ体に残っている可能性が考えられます。

ウイルスに対抗するために、
サイトカインという物質が分泌されるんですが、
このサイトカインの過剰分泌を防ぐため、
プロスタグランジンという物質が分泌されます。

このプロスタグランジンが、
体の様々な痛みを引き起こしていると言われています。

関連ページ:インフルエンザで膝が痛い|インフル解熱後も足膝の痛みが続く原因は?

熱が下がっていたとしてもウイルスが体に残っていれば、
プロスタグランジンが分泌され続け、
頭痛や筋肉痛・関節痛が継続する可能性があります。

吐き気や下痢・腹痛もウイルスが原因

インフルエンザによる発熱は、
あくまでもウイルスに対抗するための
一つの症状にすぎません。

ウイルスの量がピーク時より減ったとしても、
体のあちこちに残っていたら、
さまざまな悪影響を及ぼします。

胃腸までウイルスが達してしまった場合は、
ウイルス性の胃炎などを起こすことがあり、
それが吐き気や気持ち悪い、腹痛、それに下痢を伴う可能性があります。

関連ページ:インフルエンザ胃痛|胃が痛い・みぞおちが痛い原因と対処法

時期に治るので特に対策の必要なし

今はつらいかもしれませんが、熱が下がってきたということは、
インフルエンザウイルスの数は確実に減っています。

時期に治るのを待っても良いし、どうしてもしんどいのであれば、
病院で薬を処方してもらうと良いですよ。

ロキソニンには注意!

解熱鎮痛剤として薬局に行けば、
ロキソニンは手軽に手に入ります。

家に常備している人も多いです
けれどもインフルエンザ中は、
ロキソニンによる副作用が起きる危険性が
高いという報告があります。

関連ページ:インフルエンザは抗生剤(抗生物質)併用で治る?発熱に効く?

特に子供には避けたほうが良いので、
アスピリン系の薬と同様、
飲ませないように注意しましょう。

ロキソニンに関する副作用

腹痛、嘔吐、胸やけ、口内炎
動悸、眠気、しびれ、めまい
など

合併症を併発

インフルエンザにかかって免疫力が低下すると、
細菌による感染症にかかりやすくなっているし、
アレルギー反応も強く出てしまうことが多いです。

インフルエンザの合併症によって、
解熱後にも頭痛は吐き気などが続くことがあります。

一例をあげると

髄膜炎

脳と脊髄を保護する役割のある髄膜には、
髄液というものがあるんですが、
髄液まで細菌が達して炎症が起こすことがあります。

化膿性髄膜炎と呼ばれ、
ひどい頭痛を伴うほか、

  • 曲げられないほどの首の痛み
  • 嘔吐

といった症状も見られます。
通常、1週間くらいで症状が治まるんですが、
免疫力が極端に低下している場合、
重症化して命にかかわることもあります。

首の痛みも感じるようであれば、
早めに病院で診てもらうようにしましょう。

髄膜炎が起きているかどうかは、
腰椎穿刺検査(脳脊髄液検査)
ようついせんしけんさ(のうせきずいえきけんさ)
という検査が行われます。

脳や髄膜の変化が疑われる場合に行う検査です。局所麻酔を行うので、検査中の痛みはありません。検査後、枕を使わずに1~2時間、上向きで安静にします。
引用サイト:腰椎穿刺検査(脳脊髄液検査):病院で受ける検査事典:日経Gooday(グッデイ)

ちなみに、頭痛は頭痛でも、

  • おでこのあたり(前頭部)
  • 目の奥(後眼窩)

に痛みを感じやすく、
光を余計にまぶしく感じることが多いです。

関連ページ:インフルエンザ目の充血|目の奥痛いのはインフルの頭痛が原因?

 花粉症

花粉症によって鼻の粘膜が炎症して腫れているときに、
炎症が広がって頭痛のような痛みを感じることもあります。

  • 目のかゆみ
  • 充血
  • 鼻水
  • くしゃみ

といった症状が見られ、
花粉が飛んでいる季節であれば、
真っ先に疑うべきでしょう。

インフルエンザの場合には、
飲んでも良い薬と禁忌薬にはっきりとした違いがあるので、
安易に花粉症薬を飲むのはやめましょう。

眼精疲労・肩こりからの頭痛

ウイルスや細菌とは全く関係なく、
眼精疲労・肩こりによって、
頭痛を感じることもあります。

体力が低下しているところで、
いつも通りにテレビやスマホを見てしまうと、
目に通常以上の負荷をかけることになります。

横になっている時間が長くなると、
体のあちこちが硬くなり、肩こりも感じやすくなります。

安易な薬の使用は避けよう

解熱後にも続く頭痛や吐き気などの不快な症状を和らげようと思って、
安易に薬を飲むのはやめましょう。

ウイルスが残っている最中に、たとえばアスピリンを飲んでしまうと、
インフルエンザ脳症という、命に係わる病気を招くリスクがあります。

症状がどうしても辛い場合には、
お医者さんに相談をして、
治療なり薬を処方してもらうようにしましょう。

関連ページ:インフルエンザでバファリン飲んでしまった【インフルエンザとバファリン】

インフルエンザで熱が出ない場合の頭痛・関節痛は自然治癒でOK?

インフルエンザと言えば、
高熱が出るのが主な症状なんですが、
場合によっては熱が出ないこともあります。

その代わりに頭痛を強く感じることがあるんですが、
インフルエンザと高熱・頭痛の関係はどうなっているのか?

このブログでまとめてみました。

熱が出るのはなぜ?

インフルエンザになると高熱が出るのは、
インフルエンザウイルスを撃退する力を強めるためです。

ウイルスをやっつけるのは
主に白血球の仕事になるんですが、
この白血球が熱が上がれば上がるほど、
攻撃力をアップさせる特徴があるんです。

熱が高いはずのに悪寒(寒気)を感じるのは、
ウイルスを退治するために熱が使われていて、
体温維持が後回しにされてしまうからなんです。

 熱が出ない原因

では、インフルエンザに感染したというのに、
熱が出ないのはどんな原因が考えられるのかというと、

風邪薬を服用

インフルエンザにかかったばかりのころは、
それとは気づかずに普通の風邪だと思って、
家にあった風邪薬を飲んでしまったりします。

この風邪薬に解熱作用があった場合、
高熱が出るのを邪魔してしまうわけです。
熱が出ないので体が楽と言えば楽ですが、
その分、ウイルスをやっつける期間が長引いてしまいます。

インフルエンザB型に感染

インフルエンザはA型だと高熱が出やすいものの、
B型は高熱が出ないこともあります。

ちなみに、B型は感染力が弱いので、
感染するケースはまれ。

A型が流行するのは、12月から春先にかけてなんですが、
B型に関しては、2月から春先にかけてです。

つまり2月以降にインフルエンザを発症した場合、
熱が出ないケースが起こりやすいわけです。

B型はA型に比べて、高熱が出ないせいで、
ウイルスが完全に死滅する期間が長引く傾向があります。

体が楽になったからと言って、
安易に出かけたりしてしまい、
感染を広げないように注意をしましょう。

 免疫力が高い

体の免疫力がそもそも高い場合、わざわざ高熱を出さなくても、
白血球がどんどんウイルスをやってつけてくれます。

免疫力の源は胃腸にあると言われていますから、
普段からお腹を壊しにくく、便秘も全くしない場合には、
熱がそれほど高くならない可能性があります。

 頭痛を感じる原因

熱が出なくても頭痛が出るのは、
インフルエンザによる発熱と頭痛には、
相互関係がないからです。

インフルエンザで頭痛を感じるのは、
ウイルスを退治しようとする白血球の活動が
原因という風に考えられています。

白血球がウイルスを撃退しようとする際に、
サイトカインという物質を分泌するんですが、
それと一緒に、プロスタグランジンという成分も一緒に分泌します。

このプロスタグランジンが、
痛みを感じるボーダーラインみたいなものを下げ、
通常よりも痛みを感じやすくしてしまうと言われています。

頭痛を感じるのも、筋肉痛・関節痛を感じるのも、
プロスタグランジンが原因だと推測されているんです。

関連ページ:インフルエンザで首が痛い|インフルで首や節々が痛い原因と対処法

解熱鎮痛剤を使う場合の注意点

頭痛がギンギンと続いて
どうしても耐えられないときには、
無理せず薬を飲んでしまったほうが良いです。

ただ、解熱作用もある鎮痛剤を飲むと、
インフルエンザが治るを遅らせる危険があります。

さらに、アスピリン系の薬などは、
インフルエンザの合併症を起こしやすくする
ことがわかっています。

頭痛を抑えるための薬を使うときには、
薬局の薬剤師さんに相談するか、
お医者さんにアドバイスしてもらいましょう。

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