インフルエンザ胃痛|胃が痛い・みぞおちが痛い原因と対処法

インフルエンザの代表的な症状は、

  • 高熱
  • 頭痛
  • 寒気・悪寒
  • 筋肉痛・関節痛

と言ったものですが、そのほかにも
インフルエンザでは胃痛を伴うことがあります。

インフルエンザでなぜ、
胃が痛い症状が出ることがあるのか?

胃痛を感じる場合は
どんなことに気を付けるべきか?

胃痛に対してどんな風に対処すれば良いのか?
といった話をまとめてみました。

インフルエンザで胃が痛いと感じる原因

インフルエンザで
みぞおち辺りや横腹を締め付けられるような
胃痛を断続的に感じることがあります。

インフルエンザは主に
粘膜がある部分で繁殖するのですが、
喉や鼻の奥がまさに該当します。

喉や鼻の奥で増加したインフルエンザウイルスが、
胃まで落ちてくることがあり、それに対抗し様として、
体が拒絶反応を起こすようになると、胃に痛みを感じることがあります。

もしくはインフルエンザによって
免疫力が下がってしまっているところに、
何らかの細菌に感染して繁殖してしまい、
同じく胃まで流れ落ちて胃痛を伴うことがあります。

以上の話をまとめると、
インフルエンザで胃痛が起きるのは、

  • ウイルス性胃腸炎
  • 細菌性胃腸炎

の2通りが考えられます。

ウイルス性胃腸炎の特徴

胃の内部が腫れあがったり、
食道弁などが壊れるといった被害を招きます。

胃がムカムカして吐き気を伴うことも多く、
下痢気味になる可能性も高いです。

インフルエンザは高熱が出て悪寒を感じやすいため、
その影響で内臓がいつもよりも収縮気味になり、
余計に痛みや吐き気をひどくしてしまいます。

関連ページ:インフルエンザ解熱後も頭痛や吐き気|インフル解熱後も気持ち悪い・めまいが続く…

A型よりB型で胃腸炎になりやすい

B型に感染した場合には、
消化器系の体調不良を感じやすい
という特徴があります。

ただ、インフルエンザはB型よりもA型のほうが、
感染力が強く増殖力が強いものの、
胃腸炎を起こすのはB型のほうが多いと言われています。

インフルエンザウイルスは、
血流やリンパの流れに乗って全身を駆け巡るものの、
繁殖力の弱いB型は全身まで行き届く前に、
まずは胃で増殖するケースが多いとのこと。

胃痛や吐き気・下痢対策

胃痛や吐き気・下痢といった症状が起きた場合、
次のような対策をすることで、
症状を和らげたり早期改善の見込みがあります。

吐きたいときは我慢しない

胃が気持ち悪い吐き気を感じるのは、
体からウイルスを追い出そうとする自然な拒絶反応です。

ウイルスの量が減ればそれだけ、
体の拒絶反応も弱まりますから、
吐きたいときにはどんどんはきましょう。

少しずつでも水を飲む

吐き気があったり下痢が続くようなら、
無理に食事をする必要はありませんが、
水分はしっかりと取るようにします。

水分不足で脱水症状が起きてしまったら、
さらに体調が悪化してしまいかねません。

関連ページ:インフルエンザの水分補給の目安!お茶やポカリは?予防は?

トイレにこまめに行く

尿意や便意を感じたら、我慢せずトイレに行きましょう。

排泄物からもウイルスや細菌を
追い出すことができるので、体が出せるものはどんどん出してしまいます。

点滴・薬を使う

あまりにも症状が辛いときには、
病院で点滴をしてもらったり、
薬を処方してもらいましょう。

市販の薬でも良いのですが、
インフルエンザの症状を悪化させる危険のある薬
もあるので、薬剤師さんとよく相談するか、
お医者さんに薬のアドバイスをもらうようにしましょう。

関連ページ:インフルエンザの抗生剤(抗生物質)併用|禁忌のインフル抗生剤は?

 予防接種薬の副作用で胃痛もあり得る?

インフルエンザウイルスの影響じゃなくて、
実は予防接種薬の副作用で胃痛になるケースも、
決してゼロではないようです。

ただ、それよりもタミフルやリレンザなど、
抗インフルエンザ薬の副作用によって、
胃痛が起きることがわかっています。

タミフルの場合には約5%の確率で、
副作用が出てくることがあり、
その時の症状として胃痛が起きることもあるんです。
タミフルによる副作用で多いものは、

  • 腹痛
  • 下痢
  • 嘔吐

と言った症状があります。

関連ページ:インフルエンザと喉の腫れ|喉が腫れる原因はインフルの予防接種?対策は?

インフルエンザ以外の胃痛の原因

細菌性など、インフルエンザとは直接関係のない
胃痛が起きている可能性ももちろんありますよね。

具体的に、どんな原因が考えられるかかというと、

胃アニサキス

アニサキスという虫が胃や腸に侵入すると、
痛みや嘔吐を伴うことがあります。

症状がかなり激しいのが特徴で、
アニサキスが寄生している魚介類を
加熱せずに食べてしまったときにおこります。

  • さば
  • あじ
  • いか
  • さんま

といった魚を食べていないか?
振り返ってみてください。

胃潰瘍

胃の粘膜が胃液によって
傷つけられた状態のことです。

ピロリ菌の感染や薬の副作用、
胃液の過剰分泌が原因で起こります。

胃が痛むだけじゃなくて、
黒っぽい便が出たり、
吐血することもあり得ます。

胃痙攣

病気ではないらしいんですが、
みぞおちあたりに突発的に
起きることがある症状です。

胃痙攣の痛みはかなり激しくなるうえ、
場合によっては数分以上も、痛みが続くこともあります。

インフルエンザは飛沫感染・接触感染

インフルエンザの症状はウイルスに感染したときに、
ウイルスをやっつけようと免疫反応が過剰に活動することで起こります。

目がかゆくなったり、のどや鼻に症状が出やすいのは、
粘膜があって、ウイルスが付着しやすいからです。

関連ページ:インフルエンザ目の充血|目の奥痛いのはインフルの頭痛が原因?

粘膜がある部分というのは
雑菌などの刺激に対する抵抗力がもともと弱いため、
粘膜によって防御力を高めている部位でもあります。

弱い部分で集中的にウイルスの繁殖が勢いを回すことで、
体の様々な部位に症状を広げることになります。

インフルエンザウイルスに感染してしまう原因は、

  • 飛沫感染(せきやくしゃみなど)
  • 接触感染

が主な感染経路になります。

インフルエンザが流行しているときには、
できるだけ人ごみに出かけるのを避けるようにしたほうが良いです。

また、家に帰ったら手洗いうがいをして、
身体についたウイルスを洗い流すように
気を付けましょう。

もし、家族にインフルエンザ感染者が出た場合には、
やはり、接触をできるだけ避けるようにして、
飛沫感染・接触感染しないように気を付ける必要があります。

関連ページ:マスクの裏表|マスクのプリーツ上下は?ツルツルは裏表のどっち?

ノロウイルス・ロタウイルスとの違い

インフルエンザが流行する時期は、
ノロウイルス・ロタウイルスが流行する時期と
ほとんどかぶります。

インフルエンザと前後して、
こうしたウイルスに感染してしまい、
胃痛を起こしていることも十分に考えられます。

ノロウイルス・ロタウイルスと、
インフルエンザによる胃痛の主な違いは、
高熱やのどの痛み、関節痛など、
インフルエンザ特有の症状があるかどうか?です。

腹痛や下痢・嘔吐が目立つようならば、
インフルエンザのせいじゃなくて、
ノロウイルス・ロタウイルスの疑いが高くなります。

インフルエンザ腹痛|インフル解熱後も下痢・腹痛が治らない原因は?

インフルエンザの高熱や頭痛が治っても、
解熱後に下痢や腹痛だけが治らないケースはよくあります。

下痢が続くには理由があるし、
嘔吐や吐き気、腹痛を伴うことも良くあります。

時期に良くなる症状なので慌てる必要はないんですが、
インフルエンザと解熱後の下痢の関係について
このブログでまとめてみました。

下痢や嘔吐、腹痛が起きるのは?

熱が下がったというのに下痢が続いたり、
嘔吐や腹痛が起きるのはなぜかというと、
インフルエンザウイルスが胃や腸の中にまだ残っているからです。

ウイルスは基本的に粘膜のある部分にとどまり、
そこで繁殖するものの、
まれに粘膜を通り越して違う部分にまで、
繁殖が広がることがあります。

喉の粘膜で繁殖したインフルエンザウイルスが、
胃まで下りてくることが十分あり得るわけです。

ウイルスによって胃が刺激されることによって、
食べたものを上手く消化できずに、
下痢気味になったり、嘔吐や腹痛を伴うことがあります。

ノロウイルスなど合併症かも

解熱後に下痢が治らないのは、
ノロウイルスやロタウイルスなどに感染している
可能性もあります。

インフルエンザウイルスをやっつけるために、
体の免疫機能がフル稼働しているということは、
他のウイルスや細菌に対する抵抗力が落ちています。

インフルエンザが流行する時期は、
ノロウイルスやロタウイルスも流行しやすいので、
下痢があまりにも続く場合には、病院で見てもらうようにしましょう。

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抗インフルエンザ薬の副作用かも

抗インフルエンザ薬の副作用(副反応)でも、
まれに下痢が起きることがあります。

他にも、

  • 腹痛
  • 吐き気
  • 嘔吐

と言った症状を起こすこともありますが、
一時的な症状にすぎないので、ほどなく気分が楽になるはずです。

下痢の対処方法

インフルエンザの解熱後にも下痢する場合に、
気を付けたいポイントをまとめました。

食事で気を付けること

消化に良い食べ物を食べるようにするのが基本です

肉類など脂肪分の多い食べ物は、
消化にかなり時間がかかってしまうので、
下痢するときには避けるべきです

ピッタリな食事と言えば
やはりお鍋です。

身体も温まるし、

  • しょうが
  • 玉ねぎ

と言ったインフルエンザに効く食べ物も
手軽に口にすることができますね。

避けたほうが良いこと

下痢をするのは、インフルエンザウイルスを
外に出そうとしているからです。

下痢止めを飲んでしまうと、
ウイルスを体の中にため込んでしまうため、
できるだけ出すようにしたほうが良いです。

食欲がなければ無理に食べる必要もないので、
水分だけは多めに摂るようにしましょう。

関連ページ:インフルエンザで食欲戻らない?逆に食欲旺盛?どういう症状?

インフルエンザにかかっているかどうかにかかわらず、
私たちが生きていくには水分を欠かすことはできません。

インフルエンザで汗をたくさん書いていた場合には、
体内の水分量もそれだけ減ってしまうことになるし、
汗と共にミネラル分も失われてしまいます。

ミネラル不足によってインフルエンザが治るのが長引いたり、
後遺症のように頭痛や吐き気、関節痛などが続くこともあるので、
OS1やポカリスエットなどでミネラル分も補給するようにしましょう。

関連ページ:【 インフルエンザと汗】解熱後の治りかけで寝汗や汗だくになる原因

看病する場合の注意点

下痢をするインフルエンザ患者を看病する場合、
下痢や嘔吐物、つばなど体から出てくるものに触れたら、
しっかり手を洗うようにしましょう。

汗で暗線することはないですが、
インフルエンザウイルスは飛沫感染・接触感染するので、
咳やくしゃみにも気を付ける必要があります。

感染予防のためにマスクをつけて、
部屋の湿度も60%以上を保つようにしましょう。

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子供は脱水に注意!

子供が解熱後に下痢をしてしまうと、
1日に何度もトイレに行くことがあります。

赤ちゃんだと1日に20回近く
下痢が出ることもあるので、
脱水には十分に気を付けましょう。

それに、お尻が荒れやすくなるし、
カンジダ菌に感染しやすくなります。

お尻のかぶれがひどくなり過ぎないように、
赤く腫れてくる前に、軟膏を塗ったりして、
お尻をケアしてあげてくださいね。

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何日で登校・登園できる?

学校保健安全法では、

  • 発症した後5日を経過
  • 解熱した後2日を経過

という条件を満たした場合に、
登校しても良い、というルールになっています。

一般的には、発症してから5日もすると、
熱も下がっているはずなので、実質的に
病院で発症が認められてから5日後から、
登園・登校が可能になります。

発症した日はカウントしないので、
たとえば、月曜日に発症したら5日後は土曜日に当たります。

つまり登校登園できるのは、
翌週の月曜日ということになります。

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