バジルの種が発芽しない!バジル種の発芽日数と温度・光の関係は?

バジルの種が発芽するには
日光・温度・水・酸素の4つがそろっている必要があり、
どれか一つが欠けても上手く発芽しません。

バジルの種を土に植えてから10日くらい過ぎても、
うんともすんとも言わない場合

  • バジルの種に土の被せすぎている
  • バジルの種に日光を当て過ぎている
  • バジルの発芽に必要な温度が低い
  • バジルの種を植えた土に水分が足りない
  • バジルの種を植えた土の衛生状態が悪い
  • バジルの種が古くて発芽率が悪い
  • バジルの種に適さない土を使っている

といった原因が考えられます。

バジルは光を感知して発芽するハーブなので、
バジルの種を植える際、土をかぶせすぎてもいけないし、
逆に日光に当てすぎるのもいけません(直射日光は避ける)

日光に当てすぎると土が早く乾燥してしまい、
バジルが必要とする水分が不足してしまいがちです。

また、去年の古いバジルの種だと、種が劣化しているせいで、
発芽率が大幅に低くなっている可能性もあるため、
バジルの種はできるだけ新しいものを使うようにしましょう。

バジルの発芽条件は日光・温度・水・酸素の4つ

バジルにはスイートバジル、ホーリーバジル、
ライムバジルなどの種類がありますが、
ハーブの中では非常に育てやすい植物と言われています。

※ミントの育てやすさは別格です。雑草レベルに育ちます。

水はけの良い土を選ぶようにして基本的に毎日水やりをして、
日光もたくさん浴びるようにすれば、勝手に育ってくれるので
育てるのが非常に簡単。

ただ唯一、バジルの育て方で難しい点を挙げるならば、
種からしっかりと発芽させることだと思います。

バジルの種が発芽するには
日光・温度・水・酸素の4つの条件を満たす必要があります。

このうち、温度に関して言えば、平均気温が20度以上必要と言われていて、
参考に3月~6月の東京の標準的な平均気温と最高気温は
下記のようになっています。

  • 3月 平均気温8.7℃ 最高気温13.6℃
  • 4月 平均気温13.9℃ 最高気温19.0℃
  • 5月 平均気温18.2℃ 最高気温22.9℃
  • 6月 平均気温21.4℃ 最高気温25.5℃

東京よりも南の地域であればだいたい4月中旬くらいからであれば、
バジルの発芽に必要な温度になっているんじゃないでしょうか。

東京よりも北の場合には5月中旬くらいからが、
バジルを発芽させるのに適した季節になってきます。

ただもし、バジルを植えてから夜は肌寒いと感じる場合、
いったんは部屋の中に入れることで、
発芽を促すことができます。

バジルの発芽日数や発芽失敗の目安

バジルの種を植えたらすべての種から発芽するわけではなくて、
発芽率はおよそ70%程度と言われています。

バジルの種を10粒植えたら、
そのうち7粒が発芽することになります。

そして、バジルの発芽日数は早ければ5日ほどで
どんなに発芽が遅くなっても10日ほどなので、
バジルの種を5粒程度植えてみて、10日経過しても
発芽しないようであれば、発芽失敗と考えられます。

  • 日光
  • 温度
  • 酸素

のどれか一つに問題が起きていると考えられますが、
具体的には、次の要因が挙げられます。

  • バジルの種に土の被せすぎている
  • バジルの種に日光を当て過ぎている
  • バジルの発芽に必要な温度が低い
  • バジルの種を植えた土に水分が足りない
  • バジルの種を植えた土の衛生状態が悪い
  • バジルの種が古くて発芽率が悪い
  • バジルの種に適さない土を使っている

バジルが発芽しない原因1土の被せすぎ

バジルの種は好光性種子と言って、
太陽光に含まれる赤外線を浴びないと発芽率が悪くなります。

バジルの種を植える際、土の中の深くまで植えこんでしまったり、
バジルの種を植えた場所に土をたくさんかぶせてしまうと、
日光を十分に浴びることができなくなるし、
土の中だと酸素不足が起きる原因ともなるので発芽しづらくなります。

バジルの種は「植える」というよりは「軽く撒く」といった感じで、
5ミリ程度の量の土をかぶせればOKです。

逆に、バジルの種にかぶせる土が薄すぎると、
その後の水やりで種が流れてしまうこともあるので、
水やりの際に気を付けるか、種まきの際に軽く手で土を押して鎮圧させておきましょう

バジルが発芽しない原因2光の当て過ぎ

バジルの種を発芽させるには日光が必要になるとはいえ、
太陽光に当てすぎると、土が乾燥して水分不足になりがちです。

バジルの発芽には日光が必要になるものの、日陰でも十分ですです。

木漏れ日が当たる程度の明るさを確保できれば、
室内でもバジルを発芽させることができます。

バジルが発芽しない原因3温度が低い

バジルの種の発芽に必要とされる温度で重要なのは、
厳密に言うと、空気の温度ではなくて地温(土の温度)です。

発芽で適温とされる気温20度の時に地表(種)に日光が当たると、
土の温度は30度を超えてくるはずなので、
そのくらいの温度がバジルの発芽に必要になるわけです。

平均気温が高くなってきても、空気が乾燥したりしていて、
土の中の水分蒸発がドンドン蒸発してしまうと地温は低いままなので、
バジルは発芽しにくくなります。

平均気温がようやく20度を越えそうな温度だと、
さらに空気は乾燥しやすいので水分不足にも要注意です。

夜はまだ肌寒く感じるようならば、
バジルの種を植えた鉢を夜の間だけ室内に移すか、
もしくはビニールシートなどをかぶせてあげるようにしましょう。

バジルが発芽しない原因4土の水分不足

バジルを発芽させるには、実は土に植えなくても、
水に浮かべるだけでも良かったりします(水耕栽培)

逆に言うと、バジルの発芽にはそれくらい水が重要で、
バジルの種を植えたら、十分すぎるほど水を与えてあげましょう。

バジルの種をプランターや鉢に植えた場合、
プランターや鉢の底から水が流れ出てくるまで、
しっかりと水を与えます。

できれば水受け皿に乗せるようにして、
水受け皿に水がたまるくらいまで水を上げましょう。

土の表面が乾いてきたなと思ったら、
1日1回を目安に水を補充します。

バジルが発芽しない原因5土が不衛生

去年も家庭菜園をしていたら、
使った土が残っているかもしれませんね。

バジルを育てるために、
もったいないので古くなった土を使いたくなるかもしれませんが、
できれば新しい土を用意したほうが良いです。

温度や湿度が高い季節を越えた土の中は、
コケやカビなどが生えていたりします。

他にも虫が潜んでいる可能性もあるので、
昨年の使い回しは避けるようにしましょう。

バジルが発芽しない原因6種が古い

去年に育てたバジルから収穫できた種を使うとか、
去年は使い切れなかったバジルの種などは、
発芽率は通常よりも低くなっていると考えられます。

種の発芽率を下げないためには、
適切に管理・保存しておく必要があり、
保存状態が悪ければ、発芽しにくくなります。

とはいっても、バジルの種の正しい保存方法は、
それほど難しくはなくて、紙の封筒などに入れておいて、
直射日光を避けた冷暗所に入れておけばOKです。

■バジルが発芽しない原因7土が悪い

バジルの栽培には、赤玉土や腐葉土など
特別な土をブレンドする必要はないものの、
種まきに使う土は清潔であると同時に、

  • 通気性
  • 排水性
  • 保水性

といった点に優れてることが大切です。

こうした点から考えても古い土を使いまわすのは避けたほうが良いです。

バジルは中性~アルカリ性で有機質をたっぷり含んだ土を好むことを考えると、
市販されている

  • 花と野菜の培養土
  • 野菜の培養土

といった土を使うのが無難です。

バジルを徒長させない種の植え方

バジルの種を植える際、発芽するかどうかも気になるところですが、
収穫するときのことも考えて徒長させない植え方にも気を付けましょう。

徒長(とちょう)とは、茎が細くヒョロヒョロと締まりがなくなりk、
葉の間隔も長く間伸びした状態になってしまうこと。

バジルを含め植物は徒長してしまったら、
茎や葉は太くなることはなく細く弱弱しいままで、
病害虫の被害にあいやすく枯れやすくなります。

徒長を防ぐには、日照不足や水分不足を避けると同時に、
バジルの種を植える間隔はだいたい2センチほど空けるようにして、
重なり合わないようにしてあげると良いです。

また、バジルの成長スピードは最初こそ遅いものの、
ある時点を境にどんどん育つ植物なので、
鉢・プランターも大きめのモノを選ぶと良いです。

バジルは水耕栽培で発芽が簡単

バジルは実は土から発芽させようとするよりも、
水耕栽培で水だけで発芽させるほうが簡単かもしれません。

バジルの種の発芽状況を目で見て確認できるので、
子供がいる家庭なら自然観察もできて一石二鳥です。

バジルの種を水耕栽培で発芽させるには、
どんなものでも良いので、

  • 底の浅い容器
  • 水きりネット

を用意して、底の浅い容器に水を入れて水きりネットをはり、
その上にバジルの種を浮かべるだけでOKです。

バジルの種の発芽条件を満たしていれば、ほどなくして、
カエルの卵のように種が白い膜でコーティングされます。

ちょうどタピオカのような感じになるんですが、
白い幕ができる理由は水分を維持するためなんだとか。

ちなみに白い膜でおおわれた状態のバジルの種のことを「バジルシード」と呼んで、
チアシードのように東南アジアなどではココナッツミルクに入れて食べたりするそうです。

この状態になればいつ発芽してもおかしくない状態なので、
バジルの種をスプーンでぷるん!とすくって、
土にちゅるん!と撒いていくだけです。

ちなみに、バジルは「めぼうき(目箒)」という和名がついていますが、
これはバジルの種を水に浸したときにできる種の表面のゼリー状の白い幕を
昔は目のごみを取るのに使っていたからです。

学術的な分類でもバジルは「シソ科メボウキ属」に属している多年草の植物です。