車走行中のガラガラ異音の原因は?エンジンのガラガラ音修理代は?

 [投稿日]2019/03/08

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車の走行中などエンジン付近から「ガラガラ」という異音がする場合、
原因として最も考えられるのエンジンオイルの問題です。

エンジンオイルはエンジン内部で高速で動いている
金属部品の摩擦を減らす働きをしているものの、
エンジンオイルの交換をサボったりして劣化してしまうと、
金属部品の摩擦が大きくなり、ガラガラ異音がするようになります。

ガラガラというよりは「カラカラ」に近い音のこともあります。

ガラガラ異音がするようになってからでも
新しいエンジンオイルに交換をすれば、
とりあえずはガラガラ音をなくすことはできるものの、
残念ながら、エンジンへのダメージが元に戻ることはありません。

ガラガラ音がしたということは、
金属部品同士がぶつかり合っていたと考えられ、
一部が破損していたり摩耗しているはずです。

放っておいても金属部品の傷が勝手に直るわけではないので、
ガラガラ音がする前にエンジンオイルを定期的に交換しておくことが肝心です。

エンジンのガラガラ異音の原因として、
エンジンオイル以外に考えられるものとしては、

  • ノッキング
  • ドライブシャフトブーツの破損
  • ウォーターポンプのベアリング破損
  • ミッションのギア故障
  • マフラーの遮熱板の剥離

といったものがあります。

いずれにしても、放置しておくのは危険で、
最悪の場合、エンジンが完全に停止してしまい、
車を全く動かせなくなることもあります。

ガラガラ異音に気が付いたら早目にディーラーや
中古車修理工場などに車を持ち込んで、
メンテナンスしてもらいましょう。

エンジンガラガラ音の最大の原因はこれ!

エンジンをかけたら、かすかにガラガラ音が聞こえ、
エンジンの回転数が上がれば上がるほどガラガラ音が大きくなる場合、
エンジンオイルが問題の可能性がほとんどです。

「ガラガラ」ではなくて「カラカラ」という異音がする場合も同様です。

エンジンオイルのメンテナンスの不良

エンジンオイルのメンテナンスの不足の結果、
クリアランス(隙間)が亡くなってしまうことがあります。

エンジン内部ではシリンダーや排気バルブ、コンロッドなど、
様々な部品が詰まっていて、これらの部品が上手く連動することで、
エンジン動力を生み出しています。

新車や正常なクルマだとガラガラ異音なんて聞こえることはありませんが、
それは、各部品の間にクリアランス(隙間)があるからです。

エンジンオイルはエンジン内部の部品の隙間を埋めているオイルで、
部品の動きを滑らかにする役割がありますが、
エンジンオイルは徐々に劣化をしていく消耗品です。

一般的にエンジンオイルの交換は

  • 5000キロ走行
  • 半年(6ヶ月)経過

のどちらか早い方のタイミングとされていて、
エンジンオイルの劣化が進んでしまうと、
エンジン内の部品の動きがぎこちなくなってしまいます。

その結果、他の部品とぶつかり合うようになり、
ガラガラとかカチカチといった異音を発生させるようになります。

オイルポンプの故障にも注意

エンジンオイルを定期的に交換をしているはずなのに、
なぜかエンジンオイルが原因でガラガラ音がすることもあります。

エンジンオイルはオイルポンプからエンジンへと循環させる構造となっていますが、
オイルポンプが故障していたら、エンジンに正常にエンジンオイルを送ることができません。

エンジンオイルをエンジンに完全に供給できなくなってしまうと、
エンジンの焼き付けと呼ばれる症状が進んでいきます。

ピストンとシリンダーが摩擦によってドンドン高温になっていき、
しまいには溶けてしまうと、もはやエンジンは使い物にならなくなります。

車を動かすこともできなくなるし、
中古車として売るのも難しくなってくるので、
ほぼ廃車にするしかなくなります。

オイル上がりでオイルランプ点灯した場合

エンジンオイルに関する問題で他に気をつけたいのは、
オイル上がりと呼ばれる症状です。

簡単に言うとエンジンオイルが漏れてしまい、
エンジンオイルの量が減ってしまうことです。

車の下を見てみると地面にオイルの滲み跡が起きていることが多いですが、
エンジンオイルは本来であればどこかに漏れるようなことはありません。

完全に密閉された空間を循環しているはずなので、
エンジンオイルが漏れてオイル上がりが起きているということは、
オイルポンプやホースなどが破損していると考えられます。

オイル上がりを放っておくとエンジンが不完全燃焼するようになって
マフラーが白煙を吐くようになったり、
エンジン回転数が上がるほど煙の量が増えるようになる、
といった症状が起きるようになります。

その他のエンジンガラガラ音の原因

エンジンオイルのメンテナンス不足以外にも、
エンジンもしくは足回りなどからガラガラと異音が発生することがあります。

具体的には、

  • ノッキング
  • ドライブシャフトブーツの破損
  • ウォーターポンプのベアリング破損
  • ミッション(変速装置)のギア故障
  • マフラーの遮熱板の剥離

といったケースが挙げられます。

ノッキング

エンジンは吸気・圧縮・燃焼・排気という
4つのサイクルを高速で繰り返して爆発力を生み出しています。

それぞれのサイクルを担っている部品が、
スムーズに連動することでエンジンを動かしているわけですが、
部品同士の連動が上手くいかなくなることがノッキングと呼ばれる症状です。

主に燃焼サイクルでインジェクターによるガソリン噴射と
イグニッションによる点火のタイミングがずれることで
エンジンの動作がぎこちなくなってしまい、
ガラガラとかカラカラという異音が起こります。

ちなみに、ノッキングという名称の由来は、
「扉や壁を叩く(ノックする)」ことからです。

ノッキングが起きる原因としてはやはり、
エンジンオイルのメンテナンス不足が主な原因ですが、
他にも粗悪なガソリンを入れてしまったとか、
ハイオクの車にレギュラーガソリンを入れた場合が考えられます。

ガソリンの質を元に戻せばノッキングは収まります。

※ガソリン車に軽油、ディーゼル車にガソリンを入れてしまった場合、
話はもっとややこしくなるので、早急にメンテナンスしてもらいましょう!

ドライブシャフトブーツの破損

エンジンというよりは足回り(タイヤのあたり)からガラガラ異音がする場合、
ドライブシャフトブーツが破損しているかもしれません。

ドライブシャフトとは車軸のことで、
エンジンの動力をタイヤに伝える重要な部品です。

ドライブシャフトを包み込んで
砂・石などのゴミ汚れや衝撃などから守る役割をしているのが
ドライブシャフトブーツというゴム部品です。

もしドライブシャフトブーツの一部が破損してしまうと、
走行中に跳ね上げた砂利が入り込んでしまい、
ドライブシャフトとぶつかってガラガラと異音がすることもあります。

ドライブシャフトブーツが破損してしまうと、
ドライブシャフトの動きを滑らかにしている潤滑油(グリース)も漏れ出してしまい、
運転に支障をもたらす危険が高いので、車検には通らなくなります。

ウォーターポンプのベアリング破損

ウォーターポンプとは、エンジンに冷却水を供給して
エンジン温度を適切な温度に保つための冷却装置です。

ウォーターポンプと似たような装置でラジエーターという部品もありますが、
ラジエーターは車の走行中の風を利用して冷却水を冷やして、
ウォーターポンプはラジエーターによって冷えた冷却水をエンジンに供給しているわけです。

もしエンジンを十分に冷やすことができなくなっている場合、
水温計がドンドン上昇していき、高水温警告灯が点灯するようになります。

ウォーターポンプのベアリング(軸受のようなもの)は、
簡単に言うとウォーターポンプの本体とモーターを連結している部品で、
モーターが回転しても本体が回転せずにいられるのは、
ベアリングによって回転が吸収されているからです。

エンジンが動いている間は常にウォーターポンプも動いているため、
ベアリングもずっと稼働しつけることになります。

ベアリングの中にはたくさんの金属球が詰まっていて、
ボールが回転し合うことでモーターの回転が本体に伝わらないようにしているものの、
ベアリングが破損したり歪んでしまうことがります。

そうなると、ベアリングの中にある金属球の動きがぎこちなくなり、
ボール同士がガチャガチャとぶつかり合うことで、
ガラガラ異音が発生するようになります。

ミッション(変速装置)のギア故障

ミッション(変速装置)の中にはたくさんのギアが組み込まれていますが、
一部のギアが破損したり摩耗するようなことがあると、
ギア同士の噛み合わせが悪くなり、ガラガラ異音がすることがあります。

車の走行中は、ミッション内部のギアは高速で回転しているため、
ミッションギアには相当な負荷が掛かり続けます。

噛み合わせが悪くて摩擦が発生し続けると、
ギアが相当な高温になってしまい、最悪の場合はギアをさせて、
ミッションが完全に故障してしまうこともあります。

ミッションのギアは本来であれば、そう簡単には故障することはないものの、
ミッションオイル不足や劣化によって、焼き付けを起こしやすくなるので、
エンジンオイルと同様にミッションオイルも定期的に交換する必要があります。

マフラーの遮熱板の剥離

遮熱板とはマフラーからの熱が車両本体に伝わらないようにするための部品で、
排気管と車体の間に備え付けられています。

遮熱板は厚さ1ミリにも満たないメッシュ状の部品で、
排気管に溶接で固定されているだけなので、
車の走行中の振動で前後左右に動かされ、
少しずつ排気管から剥離することがあります。

排気の圧力だったり車の走行中の振動で、
遮熱板が車体に干渉してカラカラ・ガラガラと音がするようになります。

雪が降る地域では特に、車の走行中に除雪剤(塩化カルシウム)を巻き上げ、
マフラーや遮熱板に付着することで遮熱板の劣化が早く進みやすくなるので、
ガラガラ音も発生しやすくなります。

エンジンのガラガラ音を放置するのは危険!

エンジンオイルの劣化が原因でガラガラ音がする場合、
エンジン内でぶつかり合う金属部品が少しずつ削れて行きます。

エンジンオイルに金属のカスが混ざっていくことで、
スラッジという汚れがエンジン内溜まっていきます。

このスラッジは非常に厄介なエンジン汚れで、
エンジンの性能をガクンと下げてしまいます。

エンジンに負荷をかけてエンジンの寿命を早めてしまうので、
スラッジが大量に発生する前にエンジンオイルを交換しなければいけません。

他にも、ドライブシャフトブーツが破損したままだと、
ドライブシャフトにどんどんダメージが加わってしまい、
車の安定走行に問題が生じるようになります。

マフラーの遮熱板がはがれかかっている程度なら、
まだ車の挙動に大きな影響を与えるようなことはないものの、
ウォーターポンプのベアリング破損やミッションのギア故障は、
車の走行中に突然、大きな異常が生じる危険があります。

エンジンが限界を高温になると、
エンジン内部の部品が致命傷に近いダメージを負ってしまい、
ある瞬間から突然、エンジンが動かなくなることがあります。

エンジンが完全に停止してしまったら、
オルタネーター(発電機)も動かなくなってしまうので、
エアコンやオーディオも効かなくなっていきます。

街の中であれば救助も呼びやすいですし、待っている場所も確保できそうですが、
冬の高速道路でエンジンがストップしてしまったら、
それこそ、命にかかわる事態になります。

エンジンのガラガラ音が聞こえるようになったら、
予定が入っていてもできるだけキャンセルして、
早目にディーラーや中古車修理業者に車を持ち込んで修理を受けるようにしましょう。

エンジンガラガラ異音の修理代

スラッジをきれいに掃除するには、エンジンのオーバーホール(解体修理)が必要で、
そうなると修理代は軽く10万円を超えるようになります。

もしドライブシャフトブーツの破損が原因の場合、
ドライブシャフトブーツの交換だけで済めば部品代と工賃を合わせて
2万もあればお釣りがくるはずです。

ただ、ドライブシャフトの交換が必要になるとドライブシャフト自体の部品代だけでも、
3万円はかかってしまうので、修理代は10万円近くになると思われます。

ミッションオイルの交換となると、
20万円、30万円といった修理代になることも珍しくありません。

エンジンからガラガラ異音が聞こえてきたら、
早目に修理をしてもらうことが修理代節約にもなります。

放っておけばおけばおくほど車は間違いなく危険な状態になるし、
修理代もかさんでしまうので気を付けましょう。

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