バジルの摘心に失敗しないタイミングは?摘心の時期や位置は?

バジルなどの植物の生長を促すには、摘心(てきしん)と言って、
脇芽が出てきた所で茎の先をカットして、脇芽の方に栄養分が流れるようにします。

基本的に脇芽が出てくるたびに摘心を繰り返していくと、
横から見たときに逆三角形のような形になっていき、
バジルの収穫量を増やすことができます。

最初にバジルの摘心をする目安は、
バジルの葉の数がだいたい8枚を超えてきたタイミング。

まだ小さな脇芽をバジルの一番上に来るようにすることで、
脇芽の成長を促すことができます。

2回目以降も、脇芽が出てくるたびにやっても良いですが、
逆に脇芽をやりすぎると葉っぱが重なるようになり、
下の方の葉が日照不足になったり蒸れたりしてしまいます。

成長が鈍くなってしまうだけじゃなくて、
バジルの葉が害虫に弱くなったり、害虫が発生しやすくなるので、
摘心すると同時に間引きもしていくようにしましょう。

バジルの摘心に失敗しないタイミング(1回目)

バジルがだいぶ育っている状態であれば摘心は難しくないものの、
一番最初の摘心は少し慎重になったほうが良いです。

一回目の摘心で失敗をしてしまうと、
バジルの成長スピードが極端に遅くなってしまうことがあります。

バジルの1回目の摘心をする目安となるのは、脇芽が出ていてなおかつ、
葉っぱの数が8枚以上になったタイミングが無難です。

花が咲く前に1度は摘心をすること!

バジルは7月中旬から8月下旬にかけて、花を咲かせます。

バジルは白くて小さな花を咲かせるんですが、
もしバジルを観賞用ではなくて食用として育てている場合、
バジルの花は咲かせないほうが良いです。

花を咲かせるために栄養分やエネルギーを使ってしまい、
バジルの葉っぱの成長を遅らせてしまうからです。

バジルの草丈がだいたい20cmくらいまで生長したら
いつ花が咲いてもおかしくない状態ですし、脇芽も生えているはずなので、
1度は摘心しておいたほうが良いです。

バジルを摘心する位置の目安は2~3節目

葉っぱが10枚近くになっているとすでに
2,3カ所から脇芽が生えているかもしれませんが、
1回目の摘心では葉っぱを半分くらいに減らしてしまいます。

2~3節目よりも先に生えてる葉っぱは刈り取ってしまい、
新しい脇芽の方に栄養がしっかりと行き渡るようにしましょう。

バジルはいつ2回目の摘心する?

バジルの摘心とはごく簡単に言ってしまえば、
脇芽に栄養を行き渡らせることを目的とした間引きです。

1回目の摘心をした後も、脇芽が生えているのが確認できたら、
そのたびに摘心を繰り返していきます。

最終的には、バジルを横から見たときにちょうど逆三角形を描くように、
上に行けばいくほど葉っぱの量が多くなるようにしていきます。

摘心と切り戻しの違い

摘心とよく似た手入れで「切り戻し」というのがあります。

どちらも間引きをするという点では同じなんですが、
摘心と切り戻しでは間引きをする目的が少し異なります。

摘心とは、脇芽の根元から生えている茎を刈り取ることで、
脇芽に栄養が行き渡るようにする手入れを指しています。

切り戻しとは、脇芽の有無に関係なく
余計な茎に栄養が行き渡らないように、
茎を刈り取ってしまうことです。

バジルの茎ごとに成長具合が異なっているはずで、
茎が細く弱弱しいモノや、
脇芽が映えていない茎を刈り取ることで、
他の茎の成長を促すことができます。

摘心したバジルは挿し木or料理に使おう

摘心したバジルも無駄にはなりません。

バジルのすごいところは、
切り取った茎も成長が続くこと。

摘心したバジルの根元を水につけておくと、
根っこが生えてくるし、葉っぱや茎の成長を再開させます。

だいたい1週間くらい水を毎日上げていれば、
摘心したバジルを挿し木として再利用ができる状態になります。

もしくはバジルは葉っぱを食べるハーブですから、
そのまま料理に使ったり、バジルペーストなどにしても良いですね。

バジルの摘心は増やしすぎると失敗する!

基本的にバジルの摘心を繰り返していくことで、
バジルの葉っぱがドンドン増えていき収穫量も増えていきます。

バジルはペースト状にしたり乾燥させることで、
長期保存できるので、収穫量が増えても困ることはないものの、
だからと言って増やしすぎるのも禁物です。

バジルの摘心を繰り返してバジルが増やしすぎると、
病気・害虫発生しやすくなることがあるので注意が必要です。

バジルの葉っぱが多くなればなるほど、葉っぱが重なりやすくなります。

その結果、バジルの下側や内側の方には日差しが入りにくくなるし、
水やりをするとバジルの内部が蒸れやすくなります。

雑菌や害虫は日陰で蒸れる環境を好みますから、
バジルが病気になって枯れ始めたり、
害虫に食われてバジルの葉っぱがだめになったりします。

バジルの葉が混みあっている箇所は、
もったいない気がするもののバッサリと切り落として
風通しを良くするようにしましょう。

バジルは逆三角形に育てるのが理想

バジルを摘心や切り戻しで間引きをしていく際、
逆三角形に育てるイメージを持つと良いです。

葉っぱ同士が重なり合わないように、
邪魔な葉っぱはどんどん間引きを兼ねて収穫してしまいましょう。

うまく摘心をしていくことで、
どっしりと安定感のある形に仕上がっていきますよ。

バジルを摘心しないとどうなる?

バジルは生命力が強いハーブなので、
摘心とか間引きをしなく勝手に育ってくれます。

外側の葉っぱをドンドン収穫するだけで、
ワンシーズンを過ごすことができるかもしれませんが、
バジルを摘心しないと、次のような弊害が起きることが多いです。

  • バジルの収穫量が減る
  • 徒長してバジルが病気・害虫に弱くなる
  • バジルの背丈が高くなり過ぎる

バジルの収穫量が減る

摘心をしないということは脇芽の成長を促すことができません。

脇芽よりも、すでに太くて長く伸びている茎の方へと、
優先的に栄養が供給されてしまうので、
茎の数が増えにくくなる分、バジルの収穫量も減ってしまいます。

収穫量が少ない(葉の少ない)バジルというのは、
見た目もあまり良いモノじゃないので、
やはり逆三角形になるのを目指して摘心をしていくのが良いです。

バジルの背丈が高くなり過ぎる

少ない茎に優先的に栄養が供給されることで、
バジルの背丈が伸びやすくなります。

背丈が高くなることで、何か問題が起きることはないものの、
「これってバジル?」と感じさせる姿になってしまいます。

バジル栽培としては成功とは言い難い状態になってしまいます。

徒長してバジルが病気・害虫に弱くなる

徒長とは、茎の成長具合が思わしくない状態です。

茎が細くてひょろひょろしていると、
葉っぱを育てる力もそれだけ弱くなってしまうし、
何よりもバジルが病気・害虫に弱くなってしまいます。

徒長したバジルから発生した病気・害虫が、
次々と健康なバジルの葉を傷めてしまいます。