パスポート持ち歩き方や持ち運びケース|パスポートコピーを持ち歩くべきか

海外旅行中、パスポートを持ち歩くなら、
どんな風に持ち運ぶと良いんでしょうか?

持ち歩きに適したパスポートってどんなものがあるの?
そもそも、パスポートは持ち歩きべきなんでしょうか?

関連ページ:パスポートコピーはどこのページ?海外旅行中は悪用・紛失に注意!

パスポート・貴重品の保管場所は分散するのが鉄則

まず大前提として、海外旅行中は、パスポートを含めて、
貴重品の保管場所は分散するのが鉄則です。

現金、クレジットカード、パスポートなどを全て1カ所にまとめず、
バラバラの場所に保管するようにしましょう。

パスポートや現金を持ち歩きするにしても、
パスポートを腹巻タイプのセキュリティポーチに入れたら、
現金・クレジットカードは首から下げるタイプの
セキュリティポーチに入れたり。

現金も、小銭はポケットに入れるなどして、
万が一、盗難被害や紛失した場合にでも、
致命傷にならないリスク管理が必要です。

パスポートには携帯義務がある

そもそも海外にいる間はパスポートを常時携帯するのが原則となっています。

国外にいる間、パスポートが日本人としての証明書になるわけですが、
国によってパスポート携帯の考え方に温度差があります。

パスポートの常時携帯を特に義務づけていない国もあれば、
パスポートのコピーを持ち歩きすれば良い国もあります。

逆にパスポートを常時持ち運びしていないと、
罰則を科せられる国もあります。

たとえば、イギリスアメリカの場合には、
どうやら法的にパスポートの携帯は義務付けられていないようです。

中国だと満16歳以上の外国人は、
パスポートを常時携帯することが義務付けられていて、
警察官にパスポートを提示するように求められた場合には
応じる義務があります。

海外旅行先の国でパスポートの携帯をどれだけ厳しく考えているのか、
日本にいる間に調べておいたほうがよいでしょう。

また、留学や海外赴任など、長期にわたって海外に滞在する場合で、
パスポートの携帯が義務付けられていないのであれば、
パスポートの原本は部屋で保管するようにして、
パスポートのコピーを持ち歩きするほうが安全度は高いですね。

新婚旅行のように自分一人ではなくて、
誰かと一緒に海外旅行に行くのであれば、
お互いのパスポートのコピーを持つようにすれば、
安全度はさらに高くなりますね。

ちなみに、新婚旅行に行く際にパスポートは新姓に変更すべきなのか?
それとも旧姓のままで良いのか?という疑問について、
こちらのページで詳しく解説してます。

関連ページ:新婚旅行のパスポート・クレジットカードは旧姓のまま使用可?航空券は旧姓併記?

パスポート持ち歩き用グッズ

パスポートを持ち歩きする場合、
さすがにポケットにそのまま入れて外出するのは、
スリに「パスポートを盗んでください!」と言うようなもの。

バッグやポーチなど何かしらのケースに入れる必要がありますが、
パスポート持ち歩き用グッズにはどんなものがあるのかというと、

  • セキュリティポーチ(腹巻タイプ)
  • セキュリティポーチ(首から下げるタイプ)
  • ウエストポーチ
  • パスポートケース
  • バッグにそのまま

といったものがあります。

セキュリティポーチ(腹巻タイプ)

腹巻タイプのセキュリティポーチにパスポートを入れ、
上から来たシャツをズボンやスカートに入れてしまえば、
パスポートを紛失したり盗難被害にあう心配はほぼなくなりますね。

安全性はかなり高いものの、ただ、
パスポートを出さなきゃいけないときに、
すごく出しにくい点がデメリットと言えばデメリット。

また、タイヤハワイなど暑い国・地域の場合には、
汗でぐしょぐしょになることがあるし、
あせももできやすくなるので、南国へ海外旅行するなら、
首から下げるタイプの方が良いでしょう。

セキュリティポーチ(首から下げるタイプ)

腹巻タイプのセキュリティポーチよりも
首から下げるタイプのセキュリティポーチの方が、
パスポートの出し入れやしやすくなります。

腹巻タイプと同じくシャツの中に入れてしまったり、
上着を羽織るのであれば、
シャツから出して首から下げられます。

使い勝手はかなり良いモノの、ただ、
薄着だとセキュリティーポーチを
首から下げていることがバレバレ。

後で説明をするように、少なくとも、
紐を切られて盗まれないように、
チェーンタイプのモノを使うのが良いでしょう。

ウエストポーチ(ヒップバッグ)

街歩きするときにはほとんど見かけないし、
ファッション的にはどうなの?というのが、
ウエストポーチ。

都会でウエストポーチをしてる人はほとんど見かけないものの、
身体にほぼ密着させるセキュリティーポーチより、
収納力があるので、パスポート以外にも、現金やチケット、
観光ガイドなども入れることができます。

安全性で考えると、セキュリティーポーチにパスポートなど
特に大切な貴重品を入れておいて、ウエストポーチには、
さしあたって必要な現金やカード、パスポートのコピーを
入れておくのが良いでしょう。

ウエストポーチは
秘境や遺跡を巡るような海外旅行をするのであれば、
かなり重宝する収納ケースです。

もちろん、ウエストポーチの位置は体の後ろではなくて、
身体の前に持ってくるようにして、
常に手を当てておくようにしましょう。

パスポートケース

日本で購入できるパスポートケースは、
たいていはパスポートと航空券の2つを
ピッタリ収納できるようになっています。

飛行機に搭乗する前後など、
パスポートを出し入れする機会が多いタイミングでは、
パスポートケースを使うのが便利です。

最近だとボールペンも収納できる
パスポートケースも販売されていて、
入国カードや検疫カードを書く際に、
けっこう便利です。

バッグにそのまま

パスポートを紛失したり盗難されない自信があれば、
バッグにそのままパスポートを入れても良いでしょう。

ただもちろん、油断や過信は禁物で、
バッグにそのまま入れるにしても、トートバッグのように、
中身が丸見えですぐに手を入れられてしまうバッグは、
避けたほうが良いです。

バッグにパスポートを裸で押し込むよりも、
やはりバッグインバッグ(小型のポーチなど)に入れるのが安全。

ウエストポーチと同様に、
体の後ろではなくて体の前に
バッグを持ってくるようにすることも忘れてはいけません。

靴下+ジップロック+安全ピン

パスポートの持ち歩き方法や
パスポートケースについて調べていると、
みんないろいろ工夫していることがわかります。

そんな中で、特に目を引いたのが、

  • 靴下
  • ジップロック
  • 安全ピン

の3つを使う方法。

まずパスポートをジップロックに入れ、その後、
靴下の中にジップロックごと入れてしまいます。

後は、ズボンの裏側にパスポート入りの靴下を安全ピンで装着。

これなら確かに、意外と出し入れもしやすいですし、
盗難される心配もほぼありません。

靴下ですから、暑い国でもそれほど、
うっとおしさを感じることもなさそうですね。

チェーンで盗難防止

首から下げるタイプのセキュリティポーチを使う場合は特に、
紐を切られないように注意しなければいけません。

そこで、すぐに切れてしまいそうな紐ではなくて、
金属チェーンのセキュリティーポーチにしたり、
金属チェーンを後付できるパスポートケースを
使うようにしたほうが良いです。

海外旅行の観光ガイドブックの最大手かつ老舗の地球の歩き方では、
一人旅(ソロツーリスト)用途に金属チェーンつきのパスポートケースを
発表しています。

地球の歩き方の編集のために実際に
海外を飛び回っているライターの声をもとに開発され、
使い勝手や安全性などにきめ細かい配慮がなされています。

パスポートケース選びに迷っているのであれば、
地球の歩き方のパスポートケースに決めても良いんじゃないでしょうか。

ソロツーリスト 地球の歩き方 パスポートウォレット

キーファインダーで紛失防止

「あれ?パスポートをどこにしまったかな?」
収納した場所を忘れてしまった場合の備えや、
普段から何かとモノをなくすことが多いのであれば、
キーファインダーが使えます。

キーファインダーは、ドギーやmagicfly、デンソーなど、
色んなメーカーから発売されている紛失防止グッズです。

パスポートや貴重品にキーファインダーを取り付けることで、
場所をブザーなどで知らせてくれます。

最近だとGPS機能がついたキーファインダーも出ていて、
子供の迷子防止にも使えますよ。

パスポートやコピーをホテルに保管する場合

パスポートやパスポートのコピーを持ち歩きせず、
ホテルやホームステイ先など宿泊先に保管する場合。

もちろん、パスポートを机の上に置きっぱなしにはできません。

可能な限り安全な方法・場所に保管をするべきで、
鍵のかかる引き出しやセキュリティボックス(金庫)、
セーフティボックスを使うようにしましょう。

もし、貴重品管理できそうな設備がないのであれば、
とりあえずスーツケースにしまってスーツケースに鍵をかけ、
スーツケース自体が持ち去られないように部屋の中の固定物(柱など)と
スーツケースを鍵つきチェーンでつないでおく、
といった感じで保管するようにしましょう。

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