パスポート10年は何歳から?パスポート満年齢や年齢制限って?

パスポート申請するとき、
一般旅券発給申請書には
年齢も記入しなければいけません。

未成年(20歳未満)の場合には
有効期間10年のパスポートの申請はできず、
5年パスポートのみとなります。

ただ12歳未満であれば、
通常よりもパスポート発行手数料が
安くなるというメリットがありますね。

年齢によってパスポートの申請手続きに
微妙な違いが生まれるわけですが、
パスポートの満年齢の確認方法や、
海外旅行時の年齢制限についてまとめています。

パスポートの満年齢の確認方法

パスポートに年齢を記入するにあたって
気を付けなければいけないのは、
法律で定められた満年齢にしなければいけないこと。

世間一般的には誕生日になったら年齢が1つ上がるものの、
「年齢計算に関する法律」(明治35年法律第50号)では
年齢は誕生日の前日に1歳加算されます。

つまり1998年6月27日生まれの場合、
2018年6月25日までが満年齢19歳で、
2018年6月26日から満年齢20歳
という扱いになります。

パスポートには同じく生年月日を記入する欄があり、
パスポート申請時に年齢の間違いを指摘されることもあります。

他の箇所で書き損じ・記入ミスがあるかもしれないので、
いずれにしても念のため、
訂正用の印鑑(認印)を持っていくのが良いでしょう。

※訂正用の印鑑は原則不要となっているようですが、
パスポートセンターによって対応が異なるようなので、
一応、持参していったほうが良いです。

10年パスポートの年齢は20歳以上

10年パスポートを取得するには年齢制限あり
20歳以上という決まりになっています。

20歳の誕生日の前々日までだと19歳とみなされるので、
5年パスポートしか発行してもらえません。

10年パスポートを発行してもらうためには、
誕生日の前日まで待たなければいけないものの、
ただ、海外旅行にこれから何度も行く予定が
ほとんどなさそうであれば、5年パスポートでも十分ですね。

10年パスポートよりも5年パスポートの方が、
発行手数料も安くなっていますし。

年齢が12歳未満ならパスポート手数料がさらに安くなる

未成年(20歳未満)の場合、
5年パスポートしか発行できないという
年齢制限があるものの、
12歳未満であればお得な割引措置があります。

通常、5年パスポートを発行してもらうには、
未成年でも大人でも11000円かかるものの、
(都道府県収入証紙9000円、収入印紙2,000円)

年齢12歳未満であれば、6000円で済みます。
(都道府県収入証紙4000円、収入印紙2,000円)

2006年6月27日生まれの場合、
2018年6月25日までが満年齢11歳なので、
パスポート料金(5年)は6000円。

2018年6月26日から満年齢12歳となり、
パスポート料金(5年)は11000円
となります。

たった1日で5000円も違ってきますから、
子供のパスポートを申請する場合には
正確な満年齢を意識したほうが良いですね。

関連ページ:中学生(未成年)のパスポート申請・書き方|中学生(未成年)の本人確認は?

年齢0歳の赤ちゃんもパスポートは必要

パスポートは以前、子供の分は親のパスポートと
一緒になっていたという話もありますが、
現在では何歳からでもパスポートは必要です。

つまり、生まれたばかりの0歳の赤ちゃんであっても、
海外に行くのであれば、パスポートは必要になります。

杓子定規に考えるならば、法律上、
出生届を提出して受理された瞬間から、
赤ちゃんのパスポートが必要になります。

逆に言うと、赤ちゃんがまだお腹の中にいる胎児には、
パスポートは必要ありません。

そもそも、パスポートには顔写真も必要になりますが、
胎児の顔写真を用意することはできないですからね。

関連ページ:乳児パスポート|申請必要書類や乳児のパスポート本人確認は?

未成年(20歳未満)の単独・片親同伴の海外旅行

パスポートは0歳の赤ちゃんでも発行してもらうことができるし、
パスポートさえあれば海外に出掛けることができるものの、
未成年(20歳未満)が海外に行くには、いくつかの決まりがあります。

両親(母親・父親)と一緒に海外旅行に行く分には、
うるさく言われることはないんですが、未成年(20歳未満)が
単独または、父親・母親どちらか片親とだけ海外旅行に行く場合、
入国審査で手間がかかります。

未成年(20歳未満)が単独で海外旅行へ行くためには、
基本的に両親(親権者)に記入をしてもらった
「渡航同意書」を用意しなければいけません。

片親が同伴している場合であっても、
ヨーロッパなどでは渡航同意書が必要になるなど、
未成年(20歳未満)の海外旅行は意外と面倒だったりします。

なぜ未成年(20歳未満)の海外旅行で手続きが増えるのかというと、
子供の連れ去りや誘拐といった問題が考えられるからです。

次で説明をするように、子供の人権にうるさい国だと、
そもそも未成年(20歳未満)だと入国できないこともあります。

入国に年齢制限がある国

国によって何歳までが未成年で何歳から成人なのかは異なるものの、
入国に年齢制限があったり、未成年の入国時に、
手続きが増える国をいくつか紹介します。

アメリカ入国時の年齢制限

アメリカでは18歳未満が入国する場合、
両親がそろっていなければ、単独でも片親でも、
渡航同意書(英文)を持っていくことが推奨されています。

義務ではないようですが、もし入国審査の時に
渡航同意書を提示するように求められることがあり、
その際に書類の用意がなければ、
入国するのに無駄な時間が奪われてしまいます。

下記のサイトから、

  • 米国への未成年者渡航同意書サンプル(英文pdfファイル)
  • 米国への未成年者渡航同意書の記載方法(英文pdfファイル)

をダウンロードすることができます。

参考サイト:アメリカ渡航に必要な未成年の渡航同意書テンプレート – ESTA申請日本語

カナダ入国時の年齢制限

カナダでは未成年者が単独で入国する場合、
指定フォームの渡航同意書を持っていく必要があります。

片親同伴で入国する場合には、
同行しない親からの渡航同意書が必要になります。

参考サイト:[PDF]お客様各位 カナダ 未成年者渡航時の渡航同意書および必要書類 … – JTB
カナダ市民権・移民省(CIC)によると、18 歳未満の未成年者がカナダへ入国する際、未成年者の安全確保のために、単独や片方の親同伴または親以外の大人の方と旅行する場合、綿密な審査が行われています。

イタリア入国時の年齢制限

イタリアでは単独でも片親同伴であっても、
渡航同意書(指定フォーム)が必要です。

韓国はホテルに年齢制限がある

韓国は他国に比べると入国制限は緩いものの、
その代わりに未成年者のホテル宿泊制限がある場合があります。

ホテルによって対応が異なるので、
未成年者が片親・単独で韓国に行く前に
確認を取っておく必要があります。

ベトナム入国の年齢制限は厳しい

ベトナムは特に子供(未成年者)の規定が厳しくて、
14才未満の単独渡航は入国不可となっています。