液体の機内持ち込みはジップロック|国際線・国内線の容量・サイズは?

飛行機の機内持ち込みできる手荷物は、
重量・サイズが厳しく制限されていますよね。

トランクやスーツケースは間違いなく、
あらかじめ機内持ち込み可能サイズのモノを選ばなきゃ、
手荷物として機内持ち込みするのはほぼ無理。

関連ページ:機内持ち込みギリギリの手荷物|キャリー・スーツケース・リュック

例え、機内持ち込みできる重量・サイズのカバンだったとしても、
液体類を入れている場合にもやはり、
保安検査で引っかかる可能性が高いです。

ただ、液体の機内持ち込みに関しては、
国内線・国際線でもルールが異なっています。

飛行機に機内持ち込みできる液体や、
逆に持ち込み制限される液体には具体的に、
どんな種類があって、制限される量はどのくらいなんでしょうか?

国内線の液体機内持ち込み制限

まず、国際線に比べると液体の機内持ち込み制限が、
うんとゆるい国内線の規則から見ていきましょう。

国内線の場合、厳しく制限されるのはお酒くらいで、
1度に持ち込める液体の用量も国際線よりも多くなっています。

  • お酒以外の飲物はほぼ制限なし
  • 化粧品は容量500ml以下で小分けし2Lまで

お酒以外の飲物はほぼ制限なし

国内線の場合、保安検査の際に液体物のチェックはされるものの、
お酒以外の飲物はほぼ制限されることがありません。

保安検査時にペットボトルや水筒に水やジュースなどを入れていても、
その場で係員に香りを確認してもらったり、
自分自身が飲むところを見せることで、持ち込みを認めてもらえます。

国際線のようにその場で全て飲みきったり、
破棄させられるようなことはありません。

たとえば、近所のスーパーで安いジュースを買っておいて、
機内持ち込みすることもできるんですが、混雑する保安検査中、
わざわざカバンの中を開けなければいけないので、
余計な時間が奪われるのが唯一のデメリットでしょう。

また国際線では、ハンドクリームや味噌なんかも、
機内持ち込み制限の対象となる液体とみなされますが、
国内線では、まず問題なく機内持ち込みすることができます。

唯一、お酒に関してはアルコール度数によって
持ち込める量が制限されています。

  • アルコール度数25%未満は制限なし
  • アルコール度数25%以上・70%以下は1人あたり5Lまで
  • アルコール度数70%超えは持ち込み不可

となっています。

化粧品は容量500ml以下で小分けし2Lまで

ハンドクリームやコンタクト洗浄液、香水、化粧水なども
国内線では機内持ち込みすることができますが、
持ち込める総量が制限されています。

1つあたり最大で500ml以内
(または0.5kg以下)の容器に入れておき、
総量が2Lまでと決められています。

仮に全て500ml容器に入れた場合には、
合計で4本分まで機内持ち込みできます。

国際線に比べてフライト時間がうんと短い国内線であれば、
十分すぎるほど余裕のある機内持ち込み制限じゃないかと思います。

国際線の液体類機内持ち込み制限が適用されるケース

国内線の機内持ち込みできる液体の制限で
1つ気を付けなければいけないのは、
搭乗口が国際線に回されている場合です。

この場合、もちろん、
保安検査も国際線のゲートを通過することになるので、
保安検査の厳しさも国際線のルールに基づきます。

国際線は国内線に比べると機内持ち込みできる液体には、
かなりうるさくなるので、あらかじめ、確認しておく必要があります。

保安検査前に事前に購入していたジュース類はもちろんのこと、
合計で1Lを超える容量の液体物を機内持ち込みすることはできません。

関連ページ:国際線チェックインは何時間?空港には何時間前にいく?(ana、jalなど)

国際線の液体機内持ち込み制限

国際線の場合、国際民間航空機関(ICAO)の指示に従って、
飛行機に機内液体物の持ち込みできる液体が、
非常に厳しく制限されているうえに、機内持ち込み禁止されている
液体の種類もかなり細かく規定されています。

国際線はなぜ、これほど液体の機内持ち込みにうるさいのかというと、
やはりテロ対策のようです。

過去に、機内で2種類の液体を混ぜることで爆弾のようなものを作り、
爆破テロをした(しようとして止められた?)事件があったらしく、
こうした事例を教訓にしているようです。

では具体的に、国際線で機内持ち込み制限される
液体物のルールはどうなっているのかというと、

  • 液体化粧品は容量100ml以下で小分けし1Lまで
  • 袋(ジップロックなど)に入れること
  • 保安検査後に購入した飲物は機内持ち込みOK
  • お酒の機内持ち込みはできるの?

といった点でまとめています。

関連ページ:目薬・コンタクト洗浄液・医薬品の機内持込み|国際線・国内線では?

液体化粧品は容量100ml以下で小分けし1Lまで

化粧水、ハンドクリーム、ヘアワックスなど液体化粧品とみなされるものは、
容量が100mLの容器に小分けしておいて、合計が1Lまでとなっています。

つまり、100mL容器10本分、ということになりますね。

化粧品の用量を確認してみて100mL以下であれば、
そのまま持ち込むこともできます。

市販されているハンドクリームは、
ほとんどが容量100mL(100g)以内なので、
容器に移し替えることなく機内持ち込みすることができますね。

透明の袋(ジップロックなど)に入れること

国際線では液体化粧品を容器に小分けした後さらに、
袋(ジップロックなど)に入れる規則になっています。

袋なら何でも良い、というわけじゃなくて、
透明のプラスチック製袋と決められています。

スーパーの透明なビニール袋でも一応はOKですが、
機内で液体物が漏れたときのことを考えたら、
ジップロックに入れるのが無難じゃないでしょうか。

また、袋のサイズにも規定があって、
縦横の合計が40cm以内となっています。

正方形であれば縦20cm以内X横20cm以内が
機内持ち込みできるギリギリサイズ。

長方形の場合には、
縦30cm以内X横10cm以内、縦25cm以内X横15cm以内、
といった大きさが、機内持ち込みできるギリギリサイズになります。

保安検査の際、袋に入れた液体化粧品類をカバンから出しておいて、
係員に見せる必要があるので、
保安検査前には、カバンの取り出しやすい位置に
液体類をしまった袋を入れておくのが良いですね。

関連ページ:飛行機液漏れ対策|機内持ち込みの化粧水・シャンプーが漏れる液漏れ対策

保安検査後に購入した飲物は機内持ち込みOK

国際線では保安検査前に購入した水・ジュースは、
その場で破棄するか飲みきらなければいけません。

ただ保安検査を通過してしまえば、
飲物の機内持ち込みが制限されることはありません。

飲物以外にも他の液体類についても
機内持ち込み制限を受けないようなので、
飛行機の機内で歯磨きしたい!という場合などは、
保安検査後に購入するのも一つの方法ですね。

容器の容量が100mlを超えていても、
機内持ち込みが制限されることはないものの、
未開封が条件でさらにレシート(領収書)を
見せるように言われることもあるので、
きちんと取っておきましょう。

目薬、点鼻薬、インスリンなど医薬品の機内持ち込みは?

目薬、点鼻薬はもちろんのこと、
液体の飲み薬やインスリンも
国際線では機内持ち込み制限される
液体物となっています。

液体化粧品を入れなければいけない袋に
医薬品を入れなくても機内持ち込み可能なんですが、
その代わりに処方箋か病名などが分かる医師の診断書類を
見せるように言われることがあります。

確認作業で下手に時間を奪われるくらいならば、
液体化粧品と一緒に袋の中に入れてしまったほうが、
スムーズに保安検査を通過して機内持ち込みしやすいです。

離乳食(ベビーフード)の機内持ち込みは?

離乳食(ベビーフード・ベビーミール)も、
子供同伴でなおかつ機内で必要な分は
機内持ち込み可能となっています。

フライト予約やツアーの予約をした際、あらかじめ、
離乳食を食べさせている赤ちゃんがいることを離しておけば、
機内で赤ちゃん用の特別食を用意してもらえます。

ただ、赤ちゃんが食べてくれるかどうかが問題なんですよね。

なので赤ちゃん連れで国際線の飛行機に乗る場合には、
食べ慣れた離乳食を持ち込むことをおすすめします。

関連ページ:離乳食はいつから二回食?バナナの離乳食はいつから?2回食目?

離乳食代わりにバナナを食べさせる、という手もありますが、
バナナなどの果物の場合、今度は検疫の問題が出てくるので、
離乳食として販売されているモノを持ち込みした方が良さそうです。

関連ページ:赤ちゃんは飛行機にいつから乗れる?料金は?6ヶ月でも海外いける?

お酒(アルコール)の機内持ち込みはできるの?

保安検査時には水やジュースと同じく、
お酒(アルコール)の持ち込みも厳しく制限され、
その場で破棄するか飲みきる必要があります。

ただし、保安検査を過ぎてしまえば、
お酒の機内持ち込みは意外とルールが緩くなり、
国内線とほぼ同じになります。

  • アルコール度数25%未満は制限なし
  • アルコール度数25%以上・70%以下は1人あたり5Lまで
  • アルコール度数70%超えは持ち込み不可

となっていて、アルコール度数が10%満たない一般的なビール類であれば、
問題なく機内持ち込みできるわけですね。

ただ、アルコールの量が増えると今度は関税の問題も出てきます。

免税範囲を超えると、課税されてしまうので、
お酒もほどほどにしなければいけませんね。

国際線で機内持ち込み制限される液体の種類

国際線で機内持ち込み制限されてしまう液体とは、
具体的にどんなものがあるのかというと、
水分が含まれているモノはほぼすべて液体とみなされると思ったほうが良いです。

水、ジュース、化粧水、目薬(点眼薬)
みたいに明らかに液体のものだけじゃなく、
ヨーグルト、缶詰、歯磨き粉、ヘアワックスなども、
液体類とみなされます。

政府から発表されている
機内持ち込み制限となる液体類のリストを抜粋すると、
下記のような感じです。

各種飲料
果汁入りジュース、清涼飲料水、乳飲料、アルコール飲料

調味料
みそ、お酢、マヨネーズ、チューブ入り調味料(わさびなど)、中華調味料

食用油
ゴマ油、オリーブオイル、サラダ油、ラード、ショートニング

スプレッド
各種ジャム、ピザソース、サンドイッチスプレッド

乳製品
マーガリン、スキムミルク、コンデンスミルク、ホイップクリーム

調理品
カレー、シチュー、リゾット、おかゆなどのレトルト食品のパック詰め、瓶詰め、缶詰

スープ
コーンスープ、クラムチャウダーなどのレトルト食品のパック詰め、瓶詰め、缶詰

菓子作り材料
蜂蜜、水あめ、ガムシロップ、こしあん、バニラエッセンス

水物
こんにゃく、生湯葉、ところてんなどの容器詰め、真空パック詰め

その他の缶詰
野菜、果物、デザート、うずら、おでん、コンビーフ、ツナ缶

デザート・ヨーグルト
プリン、ババロア、ゼリー、ムース、ヨーグルト、みつ豆、飲むヨーグルト、飲むゼリー

アイスクリーム
アイスクリーム、カキ氷、氷類

健康食品・栄養補助食品
プレーンエキス高麗(こうらい)にんじん、梅肉エキス・海産物・フルーツなどの瓶詰め、容器詰め、真空パック詰め、カプセル詰め、ドリンク剤

スプレー
美容スプレー、虫さされ、かゆみどめ、除菌スプレー、ヘアスプレー、制汗スプレー、防臭スプレー
防水スプレー、静電気防止スプレーなど毒性・腐食性のないもので引火性を示す表示がないもの

霧吹き式スプレー
美容スプレー、美白スプレー、虫さされ、かゆみどめ

クリーム・ローション
軟こう、日焼け止めクリーム、ハンドクリーム、液状ファンデーション、下地クリーム

ジェル状の化粧品
制汗ジェル、整髪ジェル、ジェル状リップクリーム

香水
香水、トワレ、コロン

液体せっけん
ハンドソープ、ボディーソープ、シャンプー、リンス、トリートメント、シェービングフォーム、コンタクト洗浄液

液体化粧品
マスカラ、液状アイライナー、洗顔料、メーク落とし、マニキュア、育毛剤

口腔(こうくう)洗浄液、口中清涼剤
マウスウォッシュ、口臭スプレー、歯磨き粉

その他液体・ジェル状の品物
水のり、修正液、万年筆インク、絵の具、入れ歯安定剤、靴墨、靴クリーム

家庭用洗剤・染料
衣料用洗剤、おしゃれ着洗い用洗剤、アイロン仕上げ剤、カーペットクリーナー、ガラス用洗剤、液状除菌剤、ハンドサニタイザー、入浴剤(液状、ジェル状のもの)

機内持ち込みだけじゃなく預け入れもできないもの

ガスボンベ式スプレー
染料スプレー、模型用スプレー、催涙スプレー、酸素スプレー

関連ページ:飛行機の消臭スプレー持ち込み|ファブリーズ機内持ち込みは?