飛行機の授乳タイミング|機内授乳室はある?ミルク用のお湯は水筒?

まだ授乳が欠かせない赤ちゃんや子供を連れて飛行機に乗る場合、
何かと不安なことがありますよね。

離着陸するときの耳抜きは大丈夫?
おむつ交換はどうするの?
機内でギャン泣きしてしまったら??

そして、授乳(ミルクの用意)はどうすれば良いの・

ココでは、飛行機の機内で、
母乳の授乳をする場合や
ミルクの準備をする場合についてまとめています。

関連ページ:赤ちゃんは飛行機にいつから乗れる?料金は?6ヶ月でも海外いける?

授乳できる授乳室はある?

まず飛行機の機内には、
どこを見渡しても授乳室というものがありません。

エコノミーに座る乗客にとって、
誰かにいっさい見られることがない個室は、
基本的にトイレくらいしかありません。

ビジネスクラスでもたいていは半個室、
ファーストクラスでよやく個室の機体が
ちらほらある程度でしょう。

ではトイレを授乳室代わりに使うしかないの?
というと、マナー的にはNGです。

飛行機の機内トイレというのは、
基本的に非常に混雑というか
奪い合いになるからです。

離着陸時など座席に座ってなきゃいけない場合を除けば、
ほとんどの時間、トイレは使用中です。

空いているのは、
食事時間とか、
睡眠時間くらいです。

授乳のためにトイレを長い時間占有するのは、
他の乗客の大迷惑となり、白い目で見られかねないので、
母乳で授乳するばあいであっても、
座席に座ってやらなければいけません。

ただ、3列シートの真ん中に座っていて、
両隣が見知らぬ男性だったなど、やむを得ない状況であれば、
CAさんに相談をすれば、授乳しやすい場所や、
空いている席を貸してくれるかもしれません。

母乳ならケープは必須!

街中でもたまに、乳首は見えなくても、
バストが見え隠れしながら母乳をあげていて、
見ているこっちが恥ずかしくなることがありますよね。

長時間のフライトでどうしても
機内で母乳を上げなければいけない場合、
母乳ケープは間違いなく必需品となります。

そもそも、機内以外でも、搭乗待ちや、
入国・出国審査などなど長い待ち時間が
発生するタイミングはいくらでもあります。

母乳ケープを持っていないと、
母乳をあげられる場所が見つからなくて、
困ってしまいますね^^;

ミルクの準備はどうするの?

母乳ではなくミルクを与えている場合、
お湯が必要になりますね。

普通のお出かけであれば、
自宅からお湯を水筒に入れて持っていくとか、
高速道路であればPA・SAでお湯をもらえます。

飛行機となると、保安検査の段階で、
基本的に液体は全て捨てなければいけないので、
お湯を入れて水筒を持ち込むことはできません。

関連ページ:液体の機内持ち込みはジップロック|国際線・国内線の容量・サイズは?

国内線ならば、ある程度はルールが緩いものの、
国際線は液体類の持ち込みは厳しく制限されるので、
あらかじめ、しっかり確認しておくと良いですよ。

ちなみに、離乳食(ベビーフード)に関しても、
本来であれば液体類とみなされるものの、
保安検査の先にカバンから出して見せることで、
持ち込みを許可してもらえます。

関連ページ:離乳食はいつから二回食?バナナの離乳食はいつから?2回食目?
関連ページ:お菓子の機内持ち込み|国内線や国際線の海外お土産は?

液体類の持ち込みはけっこう面倒だったりするんですがk、
その代わりにCAさんにお湯の準備をお願いすれば、
嫌な顔をされることなく手伝ってくれますよ。

CAさんはおそらく、授乳中のママさん向けの対応方法についても、
必要な訓練みたいなものを受けているようなので、
安心してお任せできます。

と言っても、ミルクを作ったりミルクを上げるのは、
自分の仕事になりますが。

哺乳瓶は2,3本ほしいところ

哺乳瓶はできれば使ってすぐに
洗って熱湯消毒したいところですが、
飛行機の機内だとそうはいきません。

さすがにCAさんに哺乳瓶の洗浄をお願いするのは、
やり過ぎな面があります。

そこで、長時間のフライトになる場合には、
搭乗する前に1度、ミルクをあげておきましょう。

フライト時間に合わせて哺乳瓶も、2,3本持ち込み、
洗わなくても良いようにしておくのが良いですよ。

授乳のタイミングはいつが良い?

飛行機の機内では
どんなタイミングで授乳するのが良いのかというと、
特に良いタイミング・悪いタイミングはありません。

機内での食事のタイミングと授乳がぶつかってしまっても、
CAさんにお願いをすれば、赤ちゃんの授乳を済ませて、
赤ちゃんが寝た後に、食事を運んでくれたりします。

しいて言うならば、授乳に良いタイミングは、
離着陸をするときが良いと言われています。

赤ちゃんは大人とは違って耳抜きができないせいで、
耳が痛くなってしまうことがあるからです。

耳抜きさせる代わりになぜか、
授乳をさせることで耳が痛くならない?効果があるようなので、
心配なら、離着陸のタイミングで授乳するのが良いでしょう。

おむつ交換のタイミングは?

ではおむつ交換のタイミングはいつが良いの?というと、
まず搭乗前に1度、おむつ交換しておいたほうが良いですね。

機内でのおむつ交換の回数をできるだけ減らしたほうが、
赤ちゃんにとってもママにとっても負担は間違いなく軽くなります。

また、機内でうんちをしてしまった場合は、
臭いがひどく拡散してしまう前に、
速やかに交換するようにしましょう。

狭い機内だと臭いがこもってしまいますからね^^;

おむつ交換に関しては、最近の飛行機であれば、
トイレにおむつ交換用の台座を用意できるようになっています。

やはりCAさんにお願いをすることで、
おむつ交換用の台座を設置してくれて、
スムーズにおむつ交換ができます。

使用済みのおむつに関しても、
ビニール袋で密封して機内トイレにそのまま
捨てられるとは思いますが、ここもやはり、
CAさんに確認をしておいたほうが良いですね。

赤ちゃんの耳抜きについて

大人であれば、飛行機の機内で気圧が変わっても、
上手く耳抜きができるものの、赤ちゃんの場合には、
耳抜きができずに耳が痛くなることもあります。

そんな時には、耳を温めると症状が改善することがあるらしく、
CAさんにお願いをして、タオルをお湯であためてもらい、
赤ちゃんの耳に当てるようにしましょう。

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