梅酒の作り方@三温糖やきび砂糖・日本酒や鍛高譚の梅酒もおいしい!

梅雨の6月と言えば、梅酒のシーズン!

先週は前哨戦(?)で、梅ジュースを作ったので、
本日はいよいよ本番!

関連ページ:梅シロップの作り方@時期は6月・氷砂糖以外でもOK!

今年はどんな材料(砂糖、お酒)で作るか?いろいろ思案した結果、、、
とりあえずお酒の味を生かすことを第一にレシピを考えました。

これまでの梅酒レシピの遍歴

ちなみに、梅酒を作り始めて、おそらく10年ほど経ちます。

1年で2種類作ることもあるので、少なくとも10回以上は、梅酒経験ありw

毎年、お酒を変え砂糖を変え、
いろんなレシピで梅酒を作ってきました。

その間、カビを生えさせて、
ダメしてしまったこともありますが(笑涙)
ごく普通の果実酒から始めて、

  • ブランデー
  • 日本酒
  • ラム
  • 焼酎
  • 泡盛

いろいろ試してきました。

砂糖の種類も、

  • 氷砂糖
  • 上白糖
  • 三温糖
  • キビ砂糖
  • 黒糖

などなど、いろんなパターンを試してきました。

自分が今まで試してきた中で、
ベストだなぁ~と思った組み合わせは、

日本酒+キビ砂糖

でした。

氷砂糖、上白糖、三温糖で作る梅酒は、
可もなく不可もなくスタンダードな味わいになります。
※お酒を入れる割合にもよります。

好みによると思うんですが、
僕は割とまったり系の梅酒が好きなんです。

ブランデーを使っても、
かなりまったりするんですが、日本酒だと濃厚なまったり加減ww

キビ砂糖を加えると、さらに風味が増して、
舌にドスンとくるような、そんなまったり感になります。

黒糖の梅酒は逆にさっぱりします。

ちなみに「黒糖梅酒」にあこがれて、
黒糖を使ったこともあるんですが、
意外なことに、かなりさっぱり風味

よくよく考えると、
黒糖を使った焼酎の泡盛も、
スーパーあっさり系。

黒糖を使えばまったり感が出る?
と言うのは、僕の妄想でした^^;

黒糖自体は確かに甘いですが、
発酵の過程で甘み成分(ブドウ糖)が
ドンドン分解されてしまうんでしょうね。

梅酒の作り方 基本をおさらいしておこう

さてさて、
今年の梅酒づくりについて話をする前に、
梅酒の基本的な作り方を抑えておきましょう。

0.材料の準備

  • お酒
  • 砂糖
  • タオルをたくさん ※意外に重要!

お酒:梅:砂糖の割合は、
1リットル:1キロ:1キロ
ってな感じでOKです。

後はお好みで、
まったり系が好きなら砂糖を多めに、
辛口が好きならお酒を多めにしましょう。

砂糖を多めにしたときには、
カビの発生によくよく注意しましょうね。

1.梅酒を入れる瓶を熱湯消毒

最近は無菌のプラスチック容器も出ているので、
その場合には、熱湯を入れると形が変形します。
(すでに経験済み。笑)

ただガラス瓶の場合には、
梅や砂糖を入れる前に、あらかじめ熱湯消毒しておきます。

本当ならば、瓶に満杯に、
熱湯を入れるべきだと思うんですが、
そこまで熱湯を注いでしまうと、
瓶が重くて持ち上げるのが大変

ただでさえ火傷に注意しなきゃいけないので、
僕の場合、持てる範囲で熱湯を注ぎ
瓶の壁に熱湯が振れる様に回します。

もちろん瓶の温度が、100度近くなるので、
タオルでしっかりくるみ、がっちり支えて回します。

一通り熱湯を行き渡らせたら、
お湯を慎重に抜いて、乾いたきれいなタオルで、
ゴシゴシ水気をふき取ります。

瓶の内側に水が残ってしまうと
それがカビの原因になったりするので、
カラカラに拭き取りましょう!

タオルをできるだけたくさん用意したほうが良いのも、
濡れたタオルで瓶を拭くと水滴が残ってしまうからです。

さらに、洗った梅を拭くときにも、意外と水を吸い込むので、
乾いたタオルはできるだけたくさん用意したほうが良いです。

2.梅の下準備

梅もいったん、水で洗います。

水でじゃぶじゃぶすすいだ後、人によっては1日くらいかけて、
しっかり乾燥させるそうです。

水分が残ってしまうと、そこから雑菌・カビが繁殖してしまい、
梅酒が飲めなくなってしまうからです。

ただ僕の経験上、タオルできちんと
水気を拭き取れればOK

洗ってすぐにタオルでごしごし拭き、
すぐに梅のヘタ取りをします。

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あとこの作業をしているときに、明らかに柔らかいモノや、
熟しすぎているものは、はねておきましょう。

カビの原因になります。

3.梅と砂糖は交互に入れるのが基本

ここまでくると、梅酒づくりもいよいよ大詰め!

瓶の底にそおっと、梅を並べていきましょう。

上下に重ならない程度に、梅を敷き詰めたら、次は、
砂糖を注ぎ込んでいきます。

砂糖で梅が一通り隠れたら、
また梅を並べていき、また砂糖を注いでいく。

こんな感じに交互に
梅→砂糖→梅
と並べていきます。

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交互に入れる理由は
単純に容積を確保するためです。

砂糖の重みで梅エキスを絞り出すとか、
そういうことではありません。笑

梅よりも砂糖の方が小さいので砂糖を先に入れてしまうと、
梅が瓶に入りきらなくなって、困ってしまうことがあるからです。

梅を先にどんどん入れていってから、
最後に砂糖を入れる、という手順でも構いません。

4.お酒を流し込む

梅と砂糖を入れ終えたら、後はお酒を注いで終わり

直射日光が当たらず、できるだけ涼しい場所で、
保管するようにしましょう。

シンクの下なんかに収納するのが、
良いんじゃないでしょうか?

5.梅酒瓶の様子を見ながら3か月以上寝かせる

基本的に放置で良いんですが、
定期的に目で見てチェックしてくださいね。

カビが生えていないか?
を確認するのが最重要。

ゆすってかきまぜたりして、
カビが生えにくくしてください。

鍛高譚を使うと意外と美味いんじゃねぇか?

実は去年の梅酒で使った日本酒は、
何と久保田の万寿。笑

「梅酒に使って良い酒じゃない!」

と遠巻きに叱られたんですが、
やはり、味わいは濃厚でした。

おそらくこれを超える梅酒はないんじゃないか?
それくらいに深い味わいのある梅酒でした。

それで今年は、どうしようかな?と、漠然と考えていたんですが、
たまたま入った居酒屋で、鍛高譚梅酒を発見!

そういえば、鍛高譚のシソの香りと梅って
相性が良いんじゃないか?
そんな期待が膨らんできたわけです。

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ということで今年の梅酒は、
鍛高譚で作ることに決定。

砂糖の方は、香りを邪魔しないように、
スタンダードな氷砂糖を使用。

さてさて、どんな仕上がりになるのか?
今年の楽しみが一つ増えました。☆

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