アフタースクール 映画ネタバレ解説|伏線のネタバレや感想も

アフタースクールのキャッチコピー。

甘く見てると
ダマされちゃいますよ

別にアフタースクールの本編動画を甘く見てたわけじゃないけれど、
まんまと騙されました。笑

指輪をちらつかせてミスリードを起こさせたり。

ビールを無理にすすめるが実は伏線になっていたり。

大きな流れの中にあって、
何気ないシーンが微妙に流れを変える。

そんな映画でした。

アフタースクールのあらすじ(ネタバレ)

あらすじを書きたいところではあるけれど、、、、
書けば書くほどネタバレになるわけでww

と言うことで、
あらすじって言うよりはネタバレさせつつ、
ストーリーを振り返ります。

まだ映画を見ていない場合には、
この先は見ないほうが良いですよ!

さてさて、
神野(大泉洋)と木村(堺雅人)は、
警察のおとり捜査の協力をしていたわけです。

木村の勤める会社の社長と、
やくざ・大物議員との裏のつながりを暴くために手を貸していた。

そのきっかけになっていたのが、
神野と木村の中学時代の同級生、佐野美紀(常盤貴子)

美紀はあゆみと言う名で、借金返済のためにやくざに雇われ
高級クラブで働いていたところ、やくざの子供を身ごもってしまった。

美紀とクラブで偶然再会した木村が、美紀から助けを求められて、
神野の妹で警察官の田畑智子(役名なし?)に相談したところ、、、、

美紀が闇取引の重要参考人となる可能性があると言うことで、
警察のおとり捜査スタート。

るやくざの組長が政治家の汚職事件にかかわっていたからですね。

神野、木村、美紀の3人が並んで座り、警察と向き合っているシーンは、
アフタースクールでの大きな伏線の一つが明らかになった直後だったので、
軽く戦慄を覚えました。

そんな中にノコノコと足を踏み入れてしまったのが、
探偵の北沢雅之(佐々木蔵之介)というわけです。

北沢は行ってみれば、とんだとばっちり
を食う羽目になったわけです。

彼自身は探偵としての仕事を全うしようとしていただけで、
目立って悪いことをしちゃいない

けれど最後は、護身用(?)に持っていた拳銃が見つかってしまい、
あえなく捕まってしまいます。

主人公的な立ち位置なのに、全く恵まれない北沢には、
思わず同情してしまいました^^;

神野の前半の描写は、
どことなく「うだつの上がらない中学校の先生」といった描写でしたが、
北沢の良いように使われていたわけじゃなくて、
騙されたふりをして北沢やそのバックの情報を探っていたことが
後半に入って明るみになります。

まぁ、騙されていることを知ったきっかけに
自分の妹が絡んでいるわけですから、ばれないわけがないとも言えますが。

アフタースクールの伏線ネタバレ

アフタースクールの中には、大きなものから小さなものまで、
いろんな伏線が張り巡らされていますよね。

僕が見た中で印象に残ったもの
をピックアップしていくと、、、

中学時代の回想シーン

木村と美紀があたかも、付き合うかのような雰囲気。

木村と美紀が結婚したと見せかけつつ、さらに、
そのシーンには続きがあった。

1つで2度おいしい
上手な演出だなぁっと、素人ながら感心しました。笑

父親はいないと伝える神野

美紀の出産シーン。

木村と連絡が取れず、電話で絶叫する神野。

そして、看護師さんから
「お父さんはどちら?」と聞かれ、
「いません」と答える神野

あたかも、木村が父親であるかのように
印象付けるシーンでした。

神野がこの時、木村に必死に連絡したのは、
二人にとって美紀が大事な存在だったからなんでしょうね。

うどん屋での綿密なトリック

木村が半ば強引に
社長をうどん屋へ連れ出そうとしたのは実は、
警察のおとり捜査のため。

実はうどん屋の客も店員も全員、
警察関係者だったというオチ。

そうとはわからないうちに、
あたかも、あゆみだと思われていた
神野の妹を死んだと見せかる工作を終え
うどん屋に到着する強面の刑事。

土建屋の姿をしていて、刑事と言うよりはむしろ、
やくざの手先といった感じ。

組長の命令を受けて、
木村と社長を見張るかのような、そんな雰囲気。

うどん屋でのやり取りで、ストーリーの全貌がほぼすべて明らかに

後からなぜかやってきたやくざの親分は、
自ら罠にハマることになり
シュールな笑いが生まれましたね。

神野のポルシェ

中学教師がなんでポルシェ?

という疑問を完全にクリアにできないものの、
なんとなく、ポルシェを買った動機はわかりますね。

神野がそれまで乗っていてのは、
エンジンもかかりにくいおんぼろ車

助けを求めてきた佐野美紀と木村を乗せて、
追手が来る前に急発進しようとするけれど、
エンジンがなかなかかからない。笑

このちょっとしたシーンも実は、
中学教師がなんでポルシェ?
という伏線を回収するため、だったんですよね。

何もポルシェじゃなくても、
普通車でも良いとは思いますが^^;

つまらなくしているのは自分

アフタースクールを見終わった後は、
学生時代のやり残し
は作らないほうが良いなぁ

みたいな、
ノスタルジックな感覚
になりました。

後は、中学教師としての神野の言葉。

中学教師をしている神野のことを
北沢はぼろくそに批評したわけだけど、
神野はもう一歩高い視点で
北沢のことを見ていたわけですよね。

「お前みたいな生徒はいるんだよ。」
「分かったつもりになってわかってないやつ。」
「自分で学校も人生もつまらなくしてるんだよ。」

このセリフはぜひ、
中高生に聞いてもらいたいですね。

ここだけ切り取っても、あんまり心に響くものはないのでぜひ、
アフタースクールを見て、この言葉の意味をかみしめてもらいたいです。

同じ学園物で結末が勧化させられる映画と言えば、
「桐島部活やめるってよ」もあります。

  • 第34回ヨコハマ映画祭作品賞および監督賞
  • 第67回毎日映画コンクールで日本映画優秀賞および監督賞
  • 第36回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含む3部門で最優秀賞を受賞

など、公開された年の様々な賞を総なめにした日本映画ですが、
確かに見る価値はあります。

考えさせられる結末という点で言えば、
渡辺謙も出演したレオナルドディカプリオ主演の
インセプションも面白いですね。

関連ページ:インセプションのネタバレ|ラスト(結末)解説【インセプション考察】

学園モノではないですが、ラストシーンが非常に考えさせられる内容になっています。

シチュエーションパズルっぽい内容でもある

12人の優しい日本人でも書いたことだけれど、
アフタースクールも、シチュエーションパズル(水平思考ゲーム)っぽい。

最初に用意されたシチュエーションでは、情報がほとんどない上に、
ミスリード(勘違い)させる要素がちりばめられています。

最後まで見終わると、
冒頭のシーンにどれだけたくさんの伏線が隠されていたのか?
がわかります。

シチュエーションパズルでは、
限定されたシチュエーションが出題され、
そこから事件を暴いていくわけだけど、
アフタースクールの展開がまさにそんな感じ。

圧縮されていた情報が、
スルスルとほどけていくような
スッキリ爽快感があります。

関連ページ:鍵どろぼうのメソッドの伏線評価|鍵泥棒のメソッドのネタバレと原作情報

アフタースクール出演者(キャスト)情報

神野良太郎役 大泉洋(おおいずみ よう、1973年4月3日 – )

演劇ユニットTEAM NACS、及び劇団イナダ組所属。身長178cm。北海学園大学経済学部卒業。北海道江別市大麻出身。妻はフジテレビドラマプロデューサーの中島久美子。
小学生時代に両親が車でかけていた落語のテープを暗記するまでに聴き込んでいたことがトーク力を養った
今まで数々の伝説を残してきており、これが面白いと口コミで話題になって今では全国で放送されるまでになった北海道ローカル番組「水曜どうでしょう」で人気を博したことが、全国的に知名度が高まった理由の一つ。

木村一樹役 堺雅人(さかい まさと、1973年10月14日 -)

1992年に早稲田大学演劇研究会を母体にした劇団「東京オレンジ」の旗揚げに参加。同劇団の看板俳優として活躍し、「早稲田のプリンス」と呼ばれた。
2013年7月には、主演を務めている連続ドラマ『半沢直樹』はビデオリサーチがオンライン調査を開始して以降、関西地区の最終回の平均視聴率が45.5%で歴代1位、関東地区が42.2%で歴代4位の大ヒットとなった
平成以降に放送されたテレビドラマでは、歴代1位の記録