単身赴任の夫に食事送る|冷凍できるおかずや単身赴任中の栄養バランス

夫(もしくは妻)が単身赴任するとなると、
お金の問題をどうするのか?子供の影響は?
などなど、頭を悩ませる課題が山積みになりますが、
単身赴任の夫の食事も悩みの種の一つ。

普段から、自分で料理をしているとか、
少なくとも独身時代に一人暮らしをしていて自炊経験があったり、
料理を作るのが趣味だったりすれば安心なんですが。。。

関連ページ:単身赴任の週末過ごし方|帰省する?暇で何もしないなら酒よりトレーニング

夫が食にあまりこだわりがなく、
放っておいたら3食とも普通にカップラーメンでご飯を済ませるようだと、
栄養バランスが崩れないか?すごく心配になりますよね。

学生ならまだ、時間にも体力にも余裕がありますから、
夜遅く帰っても自炊する気力があるのかもしれませんが、
仕事帰で疲れてクタクタになっていると、
食材の買出しに行く気にもなりません。

フライパンや包丁、ボールなど調理道具を揃えても、
自炊できたのは最初の1週間くらいで後はずっと、
外食やコンビニ弁当、即席めんで済ますようになると、
目も当てられません。

単身赴任の旦那に冷凍した食事を送る場合

単身赴任中の夫の食事の乱れを抑えて、
栄養バランスが崩れないようにするためには、
妻が食事を作って(冷凍して)送るというのも一つの手段。

ただ、常温で送れる食事や食材は非常に限られているので、
単身赴任の夫に食事を送るのであればほぼ、
冷凍させることが必須となるでしょう。

そこで、冷凍しても食事や弁当おいしく食べてもらうために、

  • 冷凍しても美味しいおかずや弁当
  • 冷凍には向いていないおかずや野菜
  • 卵料理を冷凍して送る場合の注意点
  • 冷凍保存期間は1ヶ月が目安

という4点について触れていきます。

関連ページ:肉パックのまま冷凍|豚肉冷凍期限はパックのままだと半年?

冷凍しても美味しいおかずや弁当

スーパーで普通に売られている冷凍食品が参考になりそうですが、
実際には加工の段階でしっかりとした処理されていたり、
解凍してもおいしく食べられる特殊技術が加えられたりしているので、
市販の冷凍食品はあまり参考にしないほうが良いです。

主食を送るのであれば、

  • 普通に炊いたご飯
  • 赤飯
  • おかゆ
  • 炊き込みご飯
  • お好み焼き
  • スパゲティ

は、冷凍してもおいしく食べられる定番の御飯です。

「炊き込みご飯」であれば、
レトルトのように炊き込みご飯のもとを作って冷凍して送ると、
後は炊飯器に入れて炊くだけで、炊き立ての炊き込みご飯になります。

意外にも、ゆでたパスタを冷凍をしても、
それほど風味が落ちることなく食べられるので、
ミートソースなどを別に作っておいて送ることもできます。

ご飯にかけてすぐに食べられるものとしては、

  • カレー
  • シチュー
  • 牛丼、豚丼、親子丼、カツ丼

なども、冷凍しても風味があまり落ちることなく、
美味しく食べることができます。
※じゃがいもは冷凍に向いていないので、ジャガイモは入れません。

その他、おかずとして冷凍に向いているモノは、

  • ハッシュドビーフ
  • ロールキャベツ
  • グラタン
  • ハンバーグ
  • 餃子
  • 揚げ物
  • 煮込み料理(もつの味噌煮込み、煮込みハンバーグなど)
  • 煮物(かぼちゃ、高野豆腐、おからなど)

といったものがあります。

卵料理を冷凍して送る場合の注意点

単身赴任の夫に卵料理を送る場合には、
調理の仕方によって冷凍に向いているもの・向かないものがあります。

生卵を冷凍すると中身がスカスカになってしまうので、
基本は火を通さなければいけません。

試しに冷凍を生卵を焼こうとしても、
脂肪分と水分が分離してしまい、
まるで料理には使えなくなってしまいます。

火を通すと言っても、ゆで卵も冷凍には向いていなくて、
卵料理を冷凍で送るのであれば、

  • 錦糸卵
  • 炒り卵
  • 卵焼き(条件あり!)

のどれかになります。

卵焼きも一応は冷凍保存することはできるものの、
厚焼きだったりすると、ぼそぼそになってしまいます。

卵焼きを冷凍して送るのであれば、薄めに切って、
1つずつを分けて保存しなければいけません。

冷凍には向いていないおかずや野菜

食事や食材の中には、冷凍してしまうと、おいしさが失われて、
まずくなってしまうものがあります。

冷凍にはあまり向いていない食材としては、

  • 豆腐
  • こんにゃく
  • 大根
  • もやし
  • レタス
  • じゃがいも
  • 牛乳
  • マヨネーズ
  • たけのこ

といったものがあります。

豆腐、こんにゃく、大根、もやしなど、
水分を多く含む野菜や食材だと、
食材自体が非常に傷みやすいうえに、
解凍すると以前の食感がなくなってしまいがち。

豆腐の食感はボソボソになるし、
もやしを冷凍すると、食べるには勇気がいるほど、
匂いがきつくなってしまいがちです。

牛乳やマヨネーズのように脂肪分と水分の両方が多いと、
脂肪と水分が分離してしまい、食感がザラザラになるし、
もとの風味がまるでなくなってしまいます。

関連ページ:野菜保存方法|大根、白菜、レタス、キャベツやじゃがいも、カット野菜など。

冷凍保存期間は1ヶ月が目安

冷凍した食事(おかずやごはん)のおいしさは、
どのくらいの期間まで保てるのかというと、
最大でも1ヶ月だと考えるようにしましょう。

冷凍してしまえば確かに、
食事が腐るのを抑えることができます。

市販の冷凍食品の賞味期限を見てみると、
半年くらいのものも珍しくはないんですが、
それはあくまでも密封されているからです。

冷凍食品は冷凍焼けが生じてしまうと、
風味がぐんと下がってしまうし、調理もしにくくなります。

冷凍やけとは、食材に含まれる脂肪分や糖質が
酸化してしまった状態です。

色が変色してしまうだけじゃなくて、
味を悪くしてしまうので、単身赴任の夫に食事を送る場合、
最大でも1ヶ月以内に食べきる量にしておきましょう。

関連ページ:肉パックのまま冷凍|豚肉冷凍期限はパックのままだと半年?

旦那が食べてくれるかどうか?が最大の問題

冷凍に向いていない食材は使っていないし、
1ヶ月以内に食べられる量もきちんと計算!

これで単身赴任の夫の食事の心配はせずに済む!
と思っても、冷凍した食事を送る場合の最大の問題は、
夫が食べてくれるかどうか?じゃないでしょうか。

単身赴任中は、誰にもうるさく言われることはないですから、
やっぱり自分が食べたいものや好物を優先的に食べてしまいがち。

電話やLINEでは「送ってくれた食事を食べたよ。」なんて返ってきても、
実際には1ヶ月で食べきれずに、こっそり捨てている、
なんていうことも十分に考えられますよね。

そんなことをされたら、ガッカリするというか、頭にくるというか、
なんとも言えない気持ちになりませんか?

単身赴任中の夫に食事を送ると言っても、
作る側としては、一緒に住んでいるときに比べて、
かなりの手間暇を費やさなければいけません。

夫の食事が心配なのは妻としては当然の感情だとは思いますが、
だからと言って、気合を入れて作りすぎるのも、
期待を裏切られる可能性があります。

クール便はクロネコヤマトのみ

日本の宅配サービスで荷物を冷凍で送れるのは、
今のところクロネコヤマトのクール便のみとなっています。

佐川急便とかゆうパックなどでは
冷凍した食事を送ることができません。

宅配便って、会社によってけっこう値段が違っていて、
クロネコヤマトはもっとも配達料が高いんですよね。汗

その上、クール便になると有料オプションになりますから、
費用が上乗せされてしまいます。

1回あたり最低1,231円から最大で2,333円(15kgまで)
の配送料がかかってしまいます。

単身赴任中って、住民税の支払いが多くなったり、
家賃を2重で支払うことになったり、
新たに家電を買ったりなど、嫌でも出費が重なります。

子供を保育園に入れていると、保育料も上がる可能性が高く、
通常よりもさらに家計の紐を引き締めなければいけません。

余計な出費をできるだけ抑えつつ、
夫の食事のサポートをしてあげなければいけません。

単身赴任に向けの宅配食サービス

単身赴任中の夫の食事を全て作って送ってカバーするのは、
あまり現実的ではないですよね。

作った分を夫がすべて食べてくれるかどうかも分からないので、
作って送る分は、必要最小限からスタートするのが良いんじゃないでしょうか。

そこで、宅配食サービスを使ってみるか、
作って送る食事を補う形で宅配食サービスを利用してみるのも、
現実的な選択肢じゃないかと思います。

宅配食サービスは、もともとは、
老人ホームや病院などへ給食サービスをしていた会社が、
一般向けにもサービススタートしているケースが多いので、
意外と歴史が長くて実績もあり、信頼できるサービスです。

宅配食サービスを利用するメリットとしては、

  • 栄養士が栄養バランスを考えてメニュー開発
  • 温めるだけなので調理が簡単
  • まとめて発送されるので受け取りも楽

といった点があります。

栄養士が栄養バランスを考えてメニュー開発

宅配食サービスではご飯とおかずが一緒になった弁当タイプや、
おかずのみのセット・お惣菜単品だけのタイプなど、
様々なバリエーションで注文することができます。

ただいずれにしても、専用の栄養士が在籍していて、
栄養バランスを考えたメニューとなっています。

単身赴任となるとやっぱり栄養バランスが崩れないかが、
もっとも気にかかるところじゃないかと思いますが、
宅配食サービスで栄養バランスがひどく崩れるを防ぐことができます。

た、血圧が高い高血圧や血糖値が高い糖尿病など、
何らかの持病(生活習慣病)を抱えている場合にも、
減塩食・糖質制限食のメニューも用意されているので、
単身赴任中の夫の体調に合わせて献立を選べるようになっています。

温めるだけなので調理が簡単

宅配食サービスでは基本的に
冷凍された状態で食事が送られてきます。

レンジでチンすればすぐに食べることができるものがほとんどで、
少し手間がかかったとしても、湯煎で温める程度です。

まな板や包丁を使う必要はないし、
フライパンで再調理するような必要もありません。

ずぼらな夫だと、汚れた食器をそのまま
台所に放置してしまいがちですが、
宅配食サービスなら台所も常にきれいな状態に保てます。

まとめて発送されるので受け取りも楽

宅配食サービスの発送方法にはいくつかのパターンがあって、
基本的に利用しやすい配送方法を選ぶことができるんですが、
まとめて発送してもらうことができます。

たとえば1ヶ月分を月に1回送ってもらうとか、
1週間分を週に1回送ってもらうといった感じです。

受け取り回数を減らせるのは、単身赴任をする側としては、
かなりありがたいんじゃないかと思います。

宅配食サービスで送ってもらう食事の量ももちろん、
自分の好みで調節することができます。

たとえば、
夕食として週に6回分を宅配食サービスを利用して、
残りの1回だけは外食を許してあげるとか。

もしくは食事を作って送るのと合わせて、
朝食は宅配食サービスに任せておいて、
夕食は妻が作った手料理を食べてもらう、
といった利用方法もできます。

おすすめの宅配食サービス

宅配食サービスをしている会社はたくさんあります。

価格がサービス提供範囲が異なっていたり、
健康志向が強いとか、おいしさを重視している、
といった違いがあります。

わんまいるという宅配食サービスであれば、
一流の料理人監修し医療専門栄養士が献立を作成しているので、
とにかく美味しいご飯が食べたい!という人におすすめです。

100%国産野菜を使った旬の惣菜の作り立てを瞬間冷凍し、
雑誌の食材宅配ランキングでは、品質と味部門で1位を獲得。

ボリュームがあるので、普段からよく食べる人でも、
満足度のある宅配食サービスです。

わんまいるのお試し5食セット(3480円、送料無料)を試してみるにはこちら

健康面を重視するのであれば、
日清医療食品株式会社の食卓便がオススメです。

タンパク質制限、カロリー制限食、糖質制限食、塩分制限食など、
単身赴任中の夫の体調に合わせてメニューを選ぶことができます。

宅配食サービスの中では1食あたりのおかずの数も多く、
1度にいろんな味を楽しめるほか、ボリュームは抑えられているので、
食べ過ぎてしまう心配もありません。

食卓便の7食セット(3630円、送料無料)を試してみるにはこちら

安さを重視する場合には、
ヨシケイの楽らく味彩が良いです。

宅配食サービスだと一食あたり最低でも600円、
平均すると800円くらいの価格になるんですが、
ヨシケイではなんと1食あたり330円程度。

吉野家の牛丼と同じくらいの価格になります。

安いからと言って、品質が落ちるわけじゃなく、
ヨシケイはもともと食材配達サービスをしていた会社なので、
高品質の食材が使われているメニューがそろっています。

配達エリアが限られるものの、
とにかく食費を抑えたい!という場合には、
ヨシケイがオススメです。

ヨシケイのお試し3食セット(590円、送料無料)を試してみるにはこちら

単身赴任は意外と出費が増えて家計圧迫される

宅配食サービスを使うようにすれば、
調理の手間を減らせます。

調理するとなると水やガスを使うことになるし、
使い終わった食器を洗う洗剤などの消耗品が必要になります。

ゴミだって増えるものの、単身赴任先の自治体によっては、
ゴミ料金が有料(ゴミ袋が有料)だったりします。

追記

単身赴任中の栄養バランスは青汁で整えよう

宅配食サービスを使えば、
プロの栄養士が考案した食事なので、
栄養バランスがしっかり考えられています。

カロリー計算もしてくれるし、
低タンパク質など単身赴任中の夫に体調に合わせた
献立も選べるようになっています。

調理の手間もほとんどかからないので、
単身赴任中の心強い味方になるとはいえ、
やはり、ランニングコストが気になります。

1ヶ月の出費をしっかり計算したうえで、
許容範囲内であれば、宅配食サービスを使って、
1週間の食事の一部を補うのも良いとは思いますが、
できることなら食費もできるだけ抑えたい場合。

そんな時には青汁を飲むのが良いですよ。

現代人の食事は、糖質・脂質・タンパク質の3つに関しては、
ほぼ十分すぎるほど補うことができます。

追記