野菜保存方法|大根、白菜、レタス、キャベツやじゃがいも、カット野菜など。

しなびたニンジンやキャベツ。。。

そんな野菜が冷蔵庫で見つかると、
こっちまでげんなりしちゃいますよね^^;

野菜ってどうしても、使いきるのが難しい。

ちょうどよく使えないことが多く、
ちょびっと余して忘れることがよくあります。汗
あぁ~もったいない!

関連ページ:肉パックのまま冷凍|豚肉冷凍期限はパックのままだと半年?

野菜保存の基本は同種類1まとめにすること

冷蔵庫に積み重ねるように野菜を置いてしまうとどうしても、
下の方に置いた野菜が萎れやすく
そして忘れがちになります。

野菜は立てて保存
するのが基本です。

長ネギなど高さのあるものは、
切らざるを得ないのですが。。

ただしカットした野菜も、
パックに入れたり新聞紙にくるむと、
鮮度をだんぜん保てます。

とくにキムチ鍋で大活躍する白菜やキャベツ
ほうれん草などの葉物野菜は、すぐに乾燥します。

新聞紙でくるむほか、新聞紙の上からでも
霧吹きで水をかけると長持ちさせやすいです。

ちなみに、
野菜を長持ちさせる秘訣は、
温度と湿度の2点です。

野菜に合わせた適度な温度と、
乾燥を防ぐことで鮮度をかなり長持ちさせられます。

1.夏野菜や根菜類はカット前なら冷暗所へ!

冷蔵庫の温度はおおむね3度前後

しかしナスやキュウリなどの夏野菜は、
10度くらいが適温になります。

つまり冷蔵庫に入れるよりも、
冷暗所で保管した方が良いです。

サツマイモやカボチャなどの根菜類も同様です。

冷暗所の方が好ましいです。

冬は、暖房があまり効いていない部屋で。

夏はできるだけ温度が上がらない部屋で。

季節ごとに保管場所を変えるようにしましょう

ちなみに我が家の場合には、
季節を通じて廊下が冷暗所っぽい感じになっているので、
そこに野菜を置いています。

2.新聞紙を濡らして包んで水分補給!

葉物野菜はもちろんとして、
ニンジンや大根も決して、乾燥には強くありません

そこで乾いた新聞紙じゃなくて、
濡らした新聞紙で包むようにして、ビニール袋とかに入れる。

そうすれば、みずみずしさがずっとずっと長持ちしますよ。

100均カゴや牛乳パック・ペットボトルを活用しよう

野菜を立てるためにも、同じ野菜をひとまとめにするためにも、
仕切りをうまく導入すると良いです。

100均にあるカゴとか、
牛乳パック、ペットボトル
なんかでもOK。

冷蔵庫内で小分けできていれば、
どの野菜がどのくらい残っているのか、
随分と確認しやすくなります。

余計な野菜まで買ってしまうことがなくなり、
家計節約にもなりますね。

エチレンガスも野菜を痛める原因

野菜の保管に関しては、実は、
相性みたいなものがあります。

相性が悪いものを一緒にして、冷蔵庫に入れたりすると、
鮮度が急激に落ちてしまいます。

代表的なものが、リンゴに含まれるエチレンガス

あんずや梨からも検出されるガスなんですが、
いろんな野菜を痛めてしまいます。

特に

  • ブロッコリー
  • キュウリ
  • レタス

あたりはエチレンガスに弱いので、冷蔵庫内での保存場所を変えるか、
濡らした新聞紙でしっかりくるむか、もしくは冷暗所で保存するか。

保存場所を分けるように、気を付けてください。

冷凍保存すべき野菜たち

野菜の中には、実は、冷凍保存に向いているものも、
結構あります。

葉物野菜(白菜やキャベツなど)は、冷凍には向かないものの、
大根やタマネギ・ピーマンも冷凍保存を活用できますよ。

関連ページ:単身赴任の夫に食事送る|冷凍できるおかずや単身赴任中の栄養バランス

大根

おろした状態で保存しても良いし、
カットしてパックにれて保存してもOK。

それにちょっと味付けしておけば、
調理をする際に味がすでに馴染んでいて
手間が省けます。

タマネギ

冷凍すると繊維が壊れてしまうため、
サラダにするのは向いていません。

ただ逆に言うと、シチューやカレーなどに入れる分には、
冷凍保存が向いています。

みじん切りにしておけば、次に使うときも楽ですね。

冷凍したまま調理しても良いので、
解凍の手間もいりません。

アスパラ

タマネギと同じく、
凍ったまま調理に使えます

あらかじめ使いやすい
大きさに切っておけば、
すぐに調理に取り掛かれます。

ホウレンソウ・カボチャ・ニンジン

生でもゆでた状態でも、
どちらでもいけます。
ちなみにトマトやきのこ類も
冷凍保存できちゃいます。

冷凍庫に入れた場合の保存期間は、
1か月くらいが目安になります。

腐ることはないので、1か月以上前の野菜も
食べれることは食べれると思いますが、、、
やはり、速めに使い切りましょう^^;

最近の冷蔵庫は省エネの上に多機能

我が家ではこの前、冷蔵庫を買い替えました。

容量がうんと大きくなったのに、
何と古い冷蔵庫よりも、電気代がかかりません。

大きくなったうえに、
電気代が節約されたわけですが、
最近の冷蔵ってすごいんですよね!

例えば、日立では「スリープ野菜」
という機能があり光触媒が使われています。

光触媒によってエチレンガスが分解され、
野菜が傷むのを防いでくれます。

エチレンガスは二酸化炭素(CO2)へと
分解されるのですが、CO2は野菜の鮮度を保ってくれます

二酸化炭素濃度が上がると
野菜の呼吸を抑制させる効果が生まれ、
栄養素の消費・水分放出を防げます。

これぞまさしく
スリープ野菜!
ですよね。

他にもパナソニックやシャープなどからは、
きめ細かい温度調節機能がついているものや、
庫内の空間ごとに冷やす温度を調整してくれるなど、
色んな機能が備わっています。

湿度調整に関しても逆に、
湿度が高くなりすぎないように気を配ってくれたりと、
主婦にとってはさらに心強い味方
に進化しておりました。

多機能になってそれでいて省エネ!

古い冷蔵庫を使い続けるよりも、
結果として新しいものに買い替えたほうが、
家計節約になるかもしれませんよ☆

じゃがいも 保存方法 皮むきしたら冷蔵庫は無理?

北海道と言えば、じゃがバターを楽しみにしている
観光客も多いんじゃないかな?

でも地元の人って、案外、
そういうものって食べないんだよね。笑

関連ページ:【お土産】札幌・北海道のレアなオススメ8選+α

ジャガイモの保存方法 芽が出るのを抑えるには?

ジャガイモをはじめとした根菜類は、
冷蔵庫入れなくてもOK。

温度があまり高くならない場所で、
風通しの良い日陰ならば長持ちします

夏でも1週間くらいは平気だし、
5度以下の冷暗所であれば1か月以上は日持ちします。

※2か月以内には食べましょうw
ジャガイモの保存で気を付けたいのは、
腐るのもそうですがですよね。

芽には毒があるので、
調理する時にはその部分を切って
捨てないといけません。

調理にひと手間増えるので、
芽が出る前に使いたいところですが、
ここで一つ裏技があります。

ジャガイモの近くにリンゴを置くだけで、
なんと芽が出るのを防いでくれます

リンゴから出てくるエチレンガスが、
ジャガイモの発芽を抑える効果があるからです。

ちなみに、リンゴのエチレンガスって、
どちらかというと野菜の鮮度を奪うため、
分けて保存したほうが良いと言われています。

ただジャガイモに関しては、
その悪影響が逆に私たちの味方をしてくれますw

皮むき済みジャガイモは冷凍保存もOK

ちなみに、皮をむいてしまっていたり
ゆでたりしてしまった場合。

そんな状態から保存をするには、
冷凍保存が向いています。

切っただけでゆでる前ならば、
水に浸して冷蔵庫に入れておくだけでも、
それなりに日持ちはします。

ただこの場合、ジャガイモが持つ栄養分が、
水にどんどん溶けていってしまいます。

ラップにくるんで冷蔵庫に入れるのも、
悪くはないのですが、おすすめなのは、
冷凍庫にれて入れてしまうことです。

ジャガイモには食物繊維がありません。
冷凍しても風味がほとんど落ちないので、
調理して余ったジャガイモは冷凍保存が向いていますよ。

ジャガイモの毒性には十分気を付けよう!

ジャガイモは、冷暗所に置いておけば、
糖分が増すのでよりおいしくなります
ただその代り、ホクホク感がなくなってしまいますが。汗

冷暗所に置いておけば、
割と長持ちしてくれるものの、
緑色に変色してくるとそれは腐り始めた証拠

ちょっとでも色が変わった部分は、
ざっくりと切り捨てなければいけません。

ジャガイモが持つ毒性と言えば、
芽の毒が有名ですよね。

芽にも緑色になった部分にも、
ソラニン・チャコニンという天然毒素が含まれ、
吐き気や下痢、腹痛、頭痛などが起きる危険があります。

神経に作用することもわかっていて、
仮に大量に食べてしまった場合には、
意識を失う昏睡状態に陥ることもあります。

状態が悪ければ死に至る危険もあります。

ソラニン・チャコニンは、
加熱調理しても消えない毒素なので、
芽や変色部分はとにかく捨ててくださいね。

梅酒や梅シロップに使う梅も、
本来であれば毒性があって食べることはできません。

けれども、毒を持っているのはあくまでも種の方なので、
果肉を上手に加工することで食品にできるわけです。

関連ページ:梅酒の作り方@三温糖やきび砂糖・日本酒や鍛高譚の梅酒もおいしい!

みんな大好き!ポテトチップスにも毒性が!?

ジャガイモの保存方法について
あれこれリサーチをしていたら、
興味深いというかゾッとする話を見つけました。

発がん性の疑いがあるアクリルアミドという成分が
ポテトチップスとかで自然発生する?

アクリルアミドの発生メカニズムの一つに、
アスパラギンというアミノ酸と、
ブドウ糖や果糖などの還元糖の化学反応があります。

アスパラギンと還元糖を
120度以上の高温で熱すると、
メイラード反応が起こるんだとか。

で、ジャガイモが実は、
アスパラギンと還元糖を
二つとも含んでいます。

つまりジャガイモを揚げることで
アクリルアミドが生まれてしまう

農林水産省の調査によると、
全国のファーストフード店やスーパーに並んでいる、
ごく一般的なジャガイモ由来の商品を30個選んで
調査した結果もあります。

その報告を見ると、たとえばフライドポテトだと、
0.12~0.38(mg/kg)
の範囲でアクリルアミドが含まれていることを確認

含有量は決して多くはないものの、
フライドポテトをはじめとしたジャンクフードを
子供に食べさせたり、たくさん口にしてしまうのは、
ちょっと避けたほうが良いですね^^;

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