雨の日眠いしだるい|雨の日に体が重い・眠くなる原因と対策

なんだか寝ているときから体が重いなと思っていたら、
朝起きると空が曇っていて今にも雨が降りそうだった。。

梅雨時など雨の日が多い時期になると、
起きている間ずっと体がだるく、
いくら寝ても日中に眠気に襲われてしまう。。

そんな悩みを持っているんじゃないでしょうか?

おまけに気分までなんとなく落ち込み気味で、
やる気が萎えていたり、集中力が続かなかったりと、
雨の日だと平日も週末も関係なく、
生活にメリハリがなくなっていないでしょうか?

雨の日にばかり眠くなったり体がだるくなるのは、
気圧の変化や日照時間などが関わっていると言われています。

ただ、人間の力で気圧や日照時間をコントロールできるわけもなく、
私たちにできることは、こうした要因に負けないようにすること。

身体の健康状態が良ければ、そもそも
雨の日の気圧の変化や日照不足程度で、
体調が大きく変化するようなことはありません。

身体の健康状態を底上げして免疫力を高めておけば、
インフルエンザなどの感染症が流行する時期になっても、
自分だけは体調を崩さず、元気なままでいられます。

身体の健康状態を保つには、

  • 睡眠の質を高める
  • 腸内環境を改善する

という2つがやはり基本中の基本になります。

そもそも雨の日に体がだるくなったり、
強い眠気に襲われるのは、
自律神経が乱れている可能性が考えられます。

自律神経はストレスなどの要因でバランスが崩れるものの、
自律神経の働きを改善するにはまずは
睡眠の質を高めることが大切です。

睡眠と自律神経には切っても切り離せない関係があり、
どちらかの調子が悪くなると、
その影響がもう一方にも現れてしまうんです。

睡眠の質を高めるには、脳内物質の一つで睡眠ホルモンとも呼ばれる
「メラトニン」の分泌量を増やすことが効果的です。

メラトニンはトリプトファンというアミノ酸に多く含まれ、
トリプトファンからメラトニンを合成するためには、
様々なビタミン・ミネラルが必要になります。

豊富なアミノ酸とビタミン・ミネラルを同時に補給できる
すっぽん小町というサプリメントがオススメです。

すっぽん小町なら、すっぽん由来のタウリンやアルギニンなど、
滋養強壮に良い成分も豊富に含まれているので、
疲労回復・体力強化といった効果も期待できます。

腸内環境を改善するには、乳酸菌を補うのが良いです。

腸内環境は腸内細菌と呼ばれる
善玉菌と悪玉菌という2種類の菌がコントロールしていて、
善玉菌の9割以上を乳酸菌が占めています。

善玉菌の数が減ると腸内環境が乱れてしまうんですが、
腸内環境が乱れはそのまま、胃腸の不調に直結します。

消化能力が衰えると便秘がちになるだけじゃなくて、
食べ物から十分なエネルギーや栄養を補給できなくなるし、
体内に大量の毒素(老廃物や不純物など)が蓄積され始めます。

毒素によって内臓の活動を邪魔するようになり、
基礎代謝を落としてしまいます。

胃腸の乱れは免疫力の低下にもつながりますから、
ちょっとしたことですぐに体調を崩したり、
風邪をひきやすくなってしまうし、
自律神経にも悪影響を与えるようになります。

善玉菌である乳酸菌を増やすには、
ヨーグルトなどを食べても胃酸で乳酸菌が消化されてしまうため、
乳酸菌革命という乳酸菌サプリメントを使うのが良いですよ。

乳酸菌が腸まで生きて届くように特殊な加工がされているし、
ヨーグルトを食べるよりもずっと大量の乳酸菌を手軽に補うことができます。

雨の日に眠い・だるい・体が重い原因

雨の日や、雨が降りそうな日になるとなぜ、

  • 眠い
  • だるい
  • 体が重い

といった症状を感じるようになるのかというと、

  • 日照不足の影響
  • 低気圧自体の影響
  • 自律神経の乱れ
  • 梅雨時期は環境変化によるストレスの影響も

といった原因が考えられます。

関連ページ:子供寝付きが悪い原因|寝付きが悪い1歳・2歳の赤ちゃんを寝かせるには?

日照不足の影響

雨の日は当然、空が雲に覆われて、
太陽の姿が見えなくなり、日照時間が短くなります。

そして、私たちが生きるためには
太陽の光を浴びなければいけないと言われています。

その理由はいくつかありますが、
その一つがメラトニンという
脳内物質の分泌に影響があるからです。

メラトニンは「睡眠ホルモン」とも呼ばれる物質で、
分泌量には日照時間と深いかかわりがあるんです。

ごく大雑把にいうと、日照時間が長いとメラトニンの分泌量が増え、
日照時間が短くなるとメラトニンの分泌量が減ります。

正確にはメラトニンの前駆体(メラトニンが合成される1つ手前の状態)である
セロトニンの生成量が日照不足によって減ってしまいます。

メラトニンの分泌が活発になるのは、夜になってからなんですが、
十分な量のセロトニンが日中に生成されていなければ、
メラトニンの分泌量が減ってしまい、睡眠の質を下げてしまいます。

睡眠の質が下がってしまうと、いくら寝ても疲れが取れなかったり、
朝起きた時点ですでに体がだるいとか、まだ眠り足りない、
といったことが起こります。

さらに最近の調査では、日照不足によるメラトニンの分泌量不足は、
うつとの関連性が高いと指摘されるようになっています。

参考サイト:光は「いつ浴びるか」より「浴びた量」 冬季うつのメカニズム

低気圧自体の影響

雨や、雨が降りそうな分厚い雲は低気圧によってもたらされますから、
雨の日は気圧も低くなります。

この気圧の変化が体調に影響をもたらすことがあると言われています。

気圧と体調にどのような因果関係があるのか?は、
まだ正確には分かっていないようですが、
気圧の上下で血管が収縮・膨張させられることで血流が変わり、
その影響で体調に影響が出るのでは?という説もあります。

他にも、気圧が低くなるということは、
疑似的に高山に上るのと似たような状態になります。

地上付近とは違って高山だと空気が薄くなりますから、
酸素濃度の低い状態に体が対応すべく、
全身の活動力(基礎代謝)を落とす結果、
眠い・だるい・体が重いといった症状が起きるのでは?という話もあります。

関連ページ:子供が朝起きない原因|朝に弱い・起きれない子供を起こす対策

自律神経の乱れが最大の原因

雨の日は日照時間が短くなるし気圧も低くなるので、
こうした気候的な影響が雨の日の体調不良に関係しているのは
ほぼ間違いないと思われます。

ただいずれにしても、自律神経の乱れが関わっています。

たとえば日照不足は体内時計を狂わせます。

私たちは24時間を一定のリズムで過ごせるように、
自律神経によって体内時計がコントロールされています。

日照時間が短くなることで体内時計に狂いが生じ、
その影響が逆に自律神経の及んでしまうわけです。

気圧の変化に関しても、人間は内耳にある気圧センサーで、
気圧の上下を感知していると言われています。

内耳の気圧センサーが気圧の変化に過敏に反応することで、
自律神経が乱れると言われています。

自律神経は私たちの生命活動には欠かすことのできない神経で、
私たちが意識せずに行っているあらゆる活動は、
ほぼすべて自律神経によってコントロールされています。

自律神経が乱れることによって睡眠のリズムも崩れ、
睡眠の質が下がってしまいます。

感情(情動)のコントロールもしにくくなって、
気分にむらが生まれたり、情緒不安定になることもあります。

雨の日に眠い・だるい・体が重いといった症状を感じる場合、
そもそも、自律神経のバランスが崩れている可能性が疑われます。

関連ページ:産後悪夢ばかり見る|変な夢・嫌な夢ばかり見る産後ママの悪夢対策

梅雨時期は環境変化によるストレスの影響も

秋雨前線が発達する9月や10月も雨の日が多くなりますが、
日本はやはり、梅雨時期(5月、6月、7月に雨の日が多いですよね。

実際に梅雨時期に体調不良を訴える人が増える傾向にあり、
これまで説明してきたように日照不足や気圧の変化による
自律神経の乱れが起きていると考えられます。

ただ梅雨時期といえば、進学や就職などで、
生活環境がガラリと変わる人も少なくありません。

環境の変化がストレスとなって、
さらに自律神経の働きに悪影響を与えている可能性があります。

ストレスとは精神的なモノだけじゃなくて、
肉体的ストレスというのもあります。

いずれにしても、ストレスを感じると私たちの体内では、
ストレスホルモンと呼ばれる物質が生成されてしまい、
自律神経のバランスを大きく崩してしまうほか、
メラトニンを作るセロトニンを消費させ、睡眠の質まで下げてしまいます。

ストレスは身体の老化を早めてしまいますから、
ストレスはできるだけため込まないようにして、
意識してストレス発散させなければいけません。

関連ページ:夜中1時間おきに目が覚める原因と対策|潤睡ハーブで朝まで熟睡!

雨の日の自律神経の乱れによって起きる症状

眠い・だるい・体が重いといった症状以外に、
自律神経の乱れによって雨の日に起こりやすい体調不良の症状には、

  • 疲労を感じやすくなる
  • やる気や意欲・集中力が低下する
  • 血圧が上がり片頭痛(偏頭痛)が悪化しやすい
  • 睡眠の質が下がり疲れが抜けにくくなる
  • 腸内環境が乱れて下痢・便秘・胃もたれしやすい
  • 放っておくとうつ症状を起こす危険もある

といったものがあります。

疲労を感じやすくなる

睡眠の質が下がると、前日の疲労が抜けきらず、
体力を十分に回復できなくなります。

疲労感を感じやすくなるのは、決して気持ちの問題ではありません。

体力に衰えを感じると、日中の活動力がさらに低下します。

夜ぐっすり眠るためには適度の肉体疲労が必要になりますが、
運動量が減ってしまうことでますます睡眠の質が下がり、
ますます疲労感を感じやすくなるという悪循環に陥りがちです。

やる気や意欲・集中力が低下する

やる気や意欲・集中力というのは、
脳波が安定してる状態で高くなります。

脳波にはα波やβ波といったものがあり、
β波のように高周波になると意識が乱れ、
意欲・集中力などが低下してしまうんですが、
自律神経が乱れていると脳波がβ波に偏りがちになります。

逆に、やる気や意欲が充実していて、
集中力も高くなるのはα波という低周波の脳波の状態です。

関連ページ:共働きで疲れが取れない【疲れが取れない30代・40代主婦必見】

血圧が上がり片頭痛(偏頭痛)が悪化しやすい

気圧の変化によって、自律神経の信号を無視して、
半強制的に血管が収縮したり拡張することがあります。

気圧とは、いわゆる「空気の圧力」ですから、
身体にかかる圧力が変化することで、
血管が広くなることもあれば圧迫されることもあるわけです。

こうした異常な血管の収縮・拡張が起きることで、
体内の血液循環に乱れが生じてしまい、
その影響が偏頭痛として現れることがあります。

もともと偏頭痛を感じやすい人の場合は特に、
雨の日には症状が強まることがります。

睡眠の質が下がり疲れが抜けにくくなる

日照不足や気圧の変化が自律神経に影響を与えてしまうと、
睡眠のリズムも狂い始めます。

人間の睡眠はレム睡眠・ノンレム睡眠の2種類を交互に繰り返していて、
疲労を回復したり新陳代謝が進むのはノンレム睡眠の方です。

ノンレム睡眠はレム睡眠よりも睡眠のレベルが深くなっているものの、
自律神経の働きが乱れると、深く眠りにくくなってしまい、
ノンレム睡眠の時間が短くなってしまいます。

睡眠時間を長く取っても、賞味のノンレム睡眠が短ければ、
十分に疲労を回復できなくなって、日中は常に眠気を感じたり、
身体が重くなったり、だるさや抜けなくなります。

腸内環境が乱れて下痢・便秘・胃もたれしやすい

自律神経の働きと腸の働き(腸内環境)にも、
密接なかかわりがあることがわかっています。

緊張するとお腹が痛くなる人がいるのも、
自律神経のバランスが大きく偏る影響が腸にも現れるからです。

腸の働きが乱れると、食べたものを十分に消化できなくなるし、
毒素の詰まった便をスムーズに体の外に排泄できなくなります。

消化不良で下痢が続くようになったり、
便秘がちになってしまうことがあります。

放っておくとうつ症状を起こす危険もある

自律神経の乱れの怖いところは、
単なる体調不良が重大な病気に発展する危険があること。

自律神経の働きが乱れっぱなしだと、そのうちに
自力では元に戻るのが困難になってしまうことがあります。

「自律神経失調症」と呼ばれる状態になり、
こうなってしまうと、うつやパニック障害などの不安障害といった、
精神疾患のリスクも高くなってしまいます。

自律神経失調症はうつ病患者によく見られる症状の一つと言われますが、
実際には、自律神経失調症を先に発症し、その結果、
鬱に発展してしまうようです。

鬱になってしまうとそれこそ、治療に何か月も何年もかかってしまい、
社会復帰がこんなになってしまうケースも珍しくはないので、
自律神経の乱れは、早目に改善しておくのが良いです。

雨の日の自律神経の乱れを改善するには?

雨の日の様々な体調不良(眠い・だるい・体が重いなど)は、
自律神経の働きを整えることで、改善する可能性が高いです。

自律神経は交感神経と副交感神経という
2つの神経のバランスで成り立っていて、
どちらかの神経の働きが過剰になってしまうと、
様々な悪影響をもたらすようになります。

では、乱れた自律神経のバランスを整えるには、
具体的に何をしなければいけないのかというと、

  • 深呼吸して酸素を多く取り込む
  • 運動して自律神経を刺激する
  • 生活リズム・栄養バランスを整える
  • 睡眠の質を高める
  • 腸内環境を整える

といった対策方法があります。

このうち、特に自律神経の働きを整えるのに有効なのが、

  • 睡眠の質を高める
  • 腸内環境を整える

の2つです。

深呼吸して酸素を多く取り込む

緊張したときに深呼吸を何度か繰り返すと、
緊張感やドキドキ感が落ち着くことがありますよね。

私たちは普段、何げなく呼吸をしているわけで、
「あ、今、息するの忘れてた!」なんてことは起こりません。

追記

腹式呼吸をすると、肺の下にある横隔膜が上下運動します。この横隔膜に自律神経が密集しているため、吐く息を意識的にゆっくりとすればするほど、自律神経を刺激し、副交感神経が優位になり、リラックしていきます。
自律神経、呼吸法で調整 | 大和薬品株式会社

運動して自律神経を刺激する

身体を適度に動かすのは、
ストレス発散になります。

運動することで、体の中の様々な組織が刺激され、
呼吸器・循環器を中心に様々な内臓の働きが活発化します。

内臓の活性化が自律神経にも良い影響を与えるようになり、
乱れていた自律神経のバランスが整いやすくなります。

生活リズム・栄養バランスを整える

ストレスは自律神経を乱す大きな要因です。

追記

睡眠の質を高める

自律神経の乱れを取り戻すために特に有効な2つの対策のうち、
一つが「睡眠の質を高める」ことです。

睡眠不足だと、それだけでストレスとなってしまい、
イライラしたり怒りっぽくなってしまうのも、
自律神経の働きが乱れてしまうからです。

腸内環境を整える

自律神経と腸内環境(腸の働き)には相互作用があり、
どちらかの働きが乱れるともう一方の働きも乱れます。

逆に言うと、どちらかの働きを整えることで、
もう片方の働きも整えることができるんです。