新千歳空港といえば北海道旅行・観光の窓口であり、
新千歳空港から札幌駅へ向かうアクセス方法も充実しています。
追記
電車一本で(快速エアポートで)札幌駅にアクセスできるし、
路線バス・シャトルバスや定額タクシーも揃っています。
とりあえず札幌駅かもしくは札幌駅周辺に目的地があれば
電車で移動するのが一番早いし運賃も安く抑えられます。
ただ札幌駅を経由して中島公園とか、
麻生(あさぶ)などにホテルを確保してたり、
新千歳空港から札幌ドームに直接向かうのであれば
バスで移動をするのが良いです。
関連ページ:札幌から小樽の移動時間は車・バスよりJRが料金的にもベスト
関連ページ:札幌函館 JR特急料金vs飛行機!所要時間は?高速バス・車は?
目次
新千歳空港から札幌駅まで電車でアクセス
新千歳空港から札幌駅にアクセスする
もっともメジャーな移動手段は、電車(JR)です。
日中であれば土日休日・祝日を問わず、
7時から23時までほぼ15分間隔で
「快速エアポート」が運航しているので、
急いでいるときでも15分待てば次の電車に乗ることができます。
参考サイト:新千歳空港→札幌 最速37分。快速エアポート|JR北海道- Hokkaido Railway Company
新千歳空港→札幌→小樽に直通! 新千歳空港駅は空港の地下に直結! … 日中の運行は15分間隔! 新千歳空港駅には、「快速エアポート」がいつでも待機。データイム15分間隔で出発。
移動時間は約36分。
運賃は大人1070円(小人530円)
東京の電車に乗り慣れていると、
快速エアポートは速度がかなり早いので、
最初は景色の流れるスピードに驚くかもしれません。
JR北海道を走る電車も現在、
山手線のような対面式の電車が多いものの、
新幹線のような配列をした一世代前の電車もまだまだ現役です。
向かい合わせにして4人で座れるようにできるんですが、
新幹線とは違って、足元のフックのようなモノを踏んで、
くるっと180度一回転させるわけではありません。
背もたれ部分を前後させることで、
座る向きを変える仕組みになっています。
ICカードは札幌駅、小樽駅など主要駅に対応
Suica、PASMO、ICOCA、manaca等々のICカードも利用可能です。
ただし、新千歳空港ではICカードで乗車できても、
降りる駅によってはICカードに対応していないことがあります。
- 小樽駅以降
- 北海道医療大学駅以降
- 岩見沢駅以降
- 苫小牧駅以降
だと、ICカードでは下車できなくなってしまうので、
注意をしてください。
参考サイト:利用可能エリア|Kitaca|駅・鉄道・旅行|JR北海道Hokkaido Railway Company
Kitacaエリアでの他社カードのご利用について に移動 – JR北海道Kitacaエリアでは、以下のICカードがお使いいただけます。
快速エアポートは混雑で座れないことも多い
快速エアポートは6両編成となっています。
8月のように混雑がピークを迎えるシーズンを除けば、
混雑し過ぎて電車に乗れない、といったことはありません。
平日であっても、通勤通学にぶつかると、
北広島駅あたりからかなり混雑し始めます。
混雑しているときであっても、新千歳空港で乗る際に、
1両目とか6両目みたいに端っこの方に行けば、
1人分くらいの席が余っていたりします。
ただ、観光気分が乗じて、席に荷物を置いている人も、
意外と多いのが快速エアポートの「あるある」です。
ちょっとした3連休でも混雑して席に座れないことも多く、
その場合、30分以上、立ち続けなければいけません。
小さな子供を連れている場合などどうしても座りたい場合には、
Uシートという有料席(指定席)を抑えるのが良いですよ。
Uシートは4号車全体に設定されていて、運賃+520円で、
指定席券を購入できます。
Uシートは当日でも予約が可能で発券機(券売機)から購入できるほか、
インターネットでも予約が可能です。
新千歳空港に到着して、電車に乗る時間が読めたら、
その時点でUシートのネット予約ができるんですが、
事前に会員登録が必要な点に注意をしましょう。
札幌駅周辺や北大に行くなら電車がベスト
札幌駅で誰かと待ち合わせをしていたり、
札幌駅周辺にホテルを予約をしているのであれば、
間違いなく快速エアポートを使ったほうが良いです。
札幌駅周辺のホテルには、
追記
などがあります。
ちなみに、札幌駅から大通駅(大通公園の真下)までは、
徒歩15分ほどで移動できます。
大通駅と逆方向に行くと「北12条駅」というのがあり、
道路をまっすぐ進んでいくと、同じく徒歩15分くらいで移動できます。
(途中、本当に何もないので、気持ち的に遠く感じるかもしれません)
北大にアクセスする際の注意点
北大(北海道大学)は
札幌駅のあたりから「北18条駅」のあたりまで広がっています。
クラーク会館や文科系の研究棟(法学部、文学部、教育学部…)や、
農学部などは札幌駅にあるものの、
工学部となると、北18条駅側に集中しています。
北大のキャンパスを端から端まで歩くとなると、
20分近い移動時間がかかるので、
目的の北大の施設の最寄駅はどこなのか?を
キチンと把握しておくことをおすすめします。
北海道では電車(JR)と地下鉄を明確に分けています。
(おそらく)北海道以外の地域では、電車というと、
JRも地下鉄も私鉄も全て一緒の意味で使っていると思いますが、
北海道では電車と地下鉄を明確に分けています。
電車とはJRのことだけを指していて、
地下鉄とは文字通り「札幌市営地下鉄」のみを指しています。
追記
小樽に行くなら快速エアポートが最も便利&安い
札幌駅は単なる経由地でそのまま小樽方面に向かうのであれば、
快速エアポートを使うのがほぼ間違いなく便利です。
快速エアポートの行先は札幌駅どまりが多いものの、
中には小樽駅までそのまま直行してくれる便もあります。
運賃は2300円で所要時間は75分(1時間15分)です。
地図で見ると、札幌と小樽は隣町のように感じる人もいますが、
距離にして40キロ以上は離れているので、
それなりに時間がかかってしまいます。
関連ページ:余市観光|ニッカウイスキー工場,スペースアップルよいち,余市ワイナリー,柿崎商店
新千歳空港からバスで札幌駅にアクセス
新千歳空港からは主に
- 北斗交通
- 北海道中央バス
の2つのバス会社の路線があります。
札幌駅が目的地なのであれば、
運賃はどちらも1030円で、
移動時間はおおよそ約70分~90分となります。
北斗交通も北海道中央バスもどちらもいくつかの路線がありますが、
どちらも札幌都心(福住駅経由)という路線で、
札幌駅に向かうことができます。
利用者から見れば、路線が微妙に違うだけで、
ほぼ同じバス会社のような感じです。
ただバスカウンターの位置が少し離れていて、
北斗交通は到着ロビーから外に向かって右側、
北海道中央バスは向かって左側にあります。
どちらも空港連絡バスという扱いで全席指定なので、
必ず座ることができるし、大きな荷物も預かってもらえます。
当日にバスカウンターで予約もできるんですが、
ただタイミングによっては座席を確保できないこともアリ、
その場合は次の便を待たなければいけません。
北斗交通と北海道中央バスの2つを合わせると、
1時間に10本程度は運航しているので、
電車よりもまたさせることはないでしょう。
回数券で少し安くなる
中央バスの方には4枚綴りで3710円の回数券があります。
単純に1回の乗車料金が927.5円になるので、
約100円お得になる計算です。
購入した人が4枚全部使わなければいけないわけじゃないし、
同時に使える枚数にも指定がありません。
なので4人以上でバスに乗る場合には、
回数券を買うと運賃を抑えられます。
札幌中心地に向かう国道36号線は混雑路線
バスは電車(快速エアポート)を使うよりも安上がりで、
必ず座れることが大きなメリットの一つなんですが、
ただ時間が倍以上かかってしまうというのがデメリット。
そしてバス利用時の最大のデメリットが、
国道36号線の渋滞です。
千歳方面から札幌市街中心に向かう場合、
主要な道路が国道36号線しかないため、
慢性的な渋滞が発生しています。
ここで思わぬタイムロスを食らう可能性もあるので、
急いでいる場合には電車を利用したほうが良さそうです。
目的地によってはバスも安くて便利
札幌駅や札幌駅周辺に移動したいのであれば、
電車(快速エアポート)を使うのが間違いなく便利です。
ただ、札幌駅を経由して、
- 大通り公園周辺
- すすきの周辺
- 中島公園周辺
- 北18条周辺
- 麻生周辺
- 福住駅周辺(札幌ドーム)
に待ち合わせの用事があったり、ホテルがあるのならば、
バスを利用したほうが良いかもしれません。
先ほど上げた地域はJRから地下鉄に乗り換えなければいけないものの、
JR札幌駅と地下鉄さっぽろ駅は位置的にけっこう離れていて、
慣れていないと10分くらい時間がかかります。
エレベーターも2,3回くらい使わなければいけないので、
大きな荷物を持っていたり、ベビーカーに子供をのせていると、
移動が地味に大変です。
その点、バスを使えば目的地のホテル前にバス停があったりして、
一発でアクセス出来たりします。
札幌ドームに行く場合も、後で詳しく触れていきますが、
最寄駅の福住駅まで札幌駅からだと15分ほどかかるので、
バスを使う場合とあまり時間差がなくなります。
北斗交通の空港連絡バスの停留所(バス停)
北斗交通で新千歳空港から、
札幌都心(福住駅経由)に乗車して札幌駅に向かった場合、
札幌駅で停車した後、
- 大通公園(大通り西1)
- すすきの(南4西1)
- 中島公園(南9西3)
にとまります
大通公園(大通り西1)というのは、
大通り公園のテレビ塔のあたりです。
すすきの(南4西1)は、
すすきの交差点から豊平川寄りの場所です。
中島公園(南9西3)は、
中島公園の入口からすすきの寄りの場所です。
北海道中央バスの空港連絡バスの停留所(バス停)
北海道中央バスで新千歳空港から、
札幌都心(福住駅経由)に乗車して札幌駅に向かった場合、
札幌駅以外にもホテル直結の便もあります。
追記
にもとまります
新千歳空港から車・タクシーで札幌駅にアクセス
新千歳空港から車で札幌駅に向かう場合、
高速道路を利用すれば約1時間ほどで札幌駅に到着します。
一般道を使った場合には、早ければ90分(1時間30分)、
国道36号線を走ることになると思われるので、
渋滞具合によってはさらに時間がかかります。
新千歳空港のレンタカー
新千歳空港には、下記のレンタカー会社があります。
追記
よほど混雑をしてる時期を除けば、
当日予約でもだいたいはレンタカーを確保できるはずです。
関連ページ:レンタカーでETCカード|ニコニコレンタカーのETCカード貸出は?
しかも新千歳空港~札幌間であれば、
乗り捨て料金も無料になっているレンタカー会社がほとんどなので、
時間に比較的余裕があって人数が8人とか10人くらいいる場合、
レンタカーの方が安く楽しく移動できるかもしれませんね。
ちなみに、北海道の乗り捨て料金はだいたい
札幌エリア、函館エリア、旭川エリアなど
エリアごとに設定されているのが一般的です。
札幌エリアだと無料でも、その他のエリアだと
有料になってしまうので注意をしてください。
またレンタカーの受け渡しは空港ではなく、
各レンタカー会社の営業店までいったん移動しなければいけません。
無料のシャトルバスが出ているし、それほど距離は離れていないものの、
レンタカーですぐに新千歳空港から札幌駅に向かって
出発できるわけじゃないので注意をしましょう。
高速道路を使う場合の料金やアクセス方法
道央自動車道の新千歳空港IC(インターチェンジ)が、
新千歳空港のすぐそばにあります。
そこから札幌南ICに向かって札樽自動車道の札幌JCTへと進み、
札幌北ICで降ります。
高速料金は合計で1410円で、
札幌北ICの住所は北33条西6丁目(札幌市北区)です。
札幌駅よりも北にあり、北大通りか地下鉄通りのどちらか一本で、
札幌駅にまっすぐ到着できます。
タクシーは定額料金で利用できる
新千歳空港には個人タクシーのほか
札幌MKタクシーや北斗交通などもあります。
本来であれば新千歳空港から札幌駅にタクシーで移動すると、
1万円以上は軽くかかってしまうものの、
定額料金が設定されているタクシー会社もあります。
※高速料金は別
札幌MKタクシーだと札幌市内中心部まで、
7500円で移動できます。
(4人乗り・カムリ、セドリックなど)
5人乗り(アルファード)だと9500円となって、
一人当たり2000円前後になります。
北斗交通も同じように定額運賃が設定されていて、
9000円・深夜早朝割増適用運賃10800円、
(高速料金は別)となっています。
レンタカーなら少し離れた観光地もいける
新千歳空港でレンタカーを借りて札幌駅に向かう大きなメリットは、
電車・地下鉄からだと少し離れている観光地にも、
移動しやすくなる点でしょう。
さすがに富良野や旭川、函館などに足を延ばすのは難しいですが、
追記
といった、札幌中心部から少し離れている場所にも、
レンタカーだと足を運びやすくなります。
関連ページ:サッポロビール園のガーデングリルで個室ジンギスカン|ホールの違いは?
万が一、ETC車載器のないレンタカーが割り当てられたとしても、
ETCカードを使って高速道路の料金を支払う技があります。
ETCレーンはもちろん通過することはできないものの、その代わり、
一般レーンでETCカードを手渡しをすれば、
ETCカードで高速道路の料金を支払いができますよ。
関連ページ:etcカード手渡し|一般レーン料金所で割引は?車載器なしだと?
新千歳空港から札幌ドームのアクセス方法
アイドルやアーティストのドームツアーや、
Jリーグやプロ野球(日ハム戦)やサッカー代表戦など、
様々なイベントが開催される札幌ドーム。
新千歳空港から札幌ドームのアクセス方法も充実しています。
電車でアクセスするなら乗り換え1回
新千歳空港から札幌ドームへ直接アクセスする場合、
電車(快速エアポート)を使うのはあまりおすすめできません。
JR札幌駅と地下鉄さっぽろ駅が意外と離れているうえに、
縦の移動も多いので大きな荷物を持っていると大変です。
札幌ドームは地下鉄東豊線の福住駅が最寄駅になるのですが、
東豊線のさっぽろ駅とJR札幌駅は特に離れているし、
福住駅を降りて札幌ドームの入り口まで移動するにも、
かなりの距離を歩かされることになります。
唯一のメリットとしては、電車も地下鉄もどちらも、
遅延したり運休することはほとんどないので、
移動時間を読みやすい点はあります。
バスでアクセスするなら空港連絡バス
新千歳空港から札幌ドームへバスでアクセスするなら、
空港連絡バスを使いましょう。
北海道中央バス・北都交通の
札幌都心(福住駅経由)発着路線に乗れば、
「札幌ドーム」バス停で降りることができます。
他にも円山バスターミナル発着路線だと、
「福住3条3丁目」バス停が札幌ドームのすぐそばです。
どちらの路線を使った場合も、
移動時間は混雑していなければ45分ほどで、
15分に一本はバスが出ています。
国道36号線が混雑していたとしても、
福住駅は札幌中心部から少し離れているので、
混雑をかなり避けることができます。
そして地下鉄福住駅を使う場合に比べて、
バス停から札幌ドームの入り口までは歩いて数分の距離なので、
移動もメチャクチャ便利だったりします。
ただもちろん、荷物の問題がありますが、
新千歳空港から札幌ドームに直接アクセスするのであれば、
荷物はホテルに送っておく、という手もあります。
タクシーでアクセスする場合
北都交通で7000円~、
札幌MKタクシーで6700円~
の定額タクシーがあります。
札幌ドームは札幌駅よりも新千歳空港に近いため、
定額タクシーの運賃も安くなります。
※別途、高速道路の料金がかかります。
電車で新札幌駅+シャトルバスがオススメのアクセス方法
札幌ドームではイベントのある日には
臨時でシャトルバスを無料運行しています。
- 真駒内(まこまない)駅
- 平岸(ひらぎし)駅
- JR白石(しろいし)駅
- 南郷(なんごう)18丁目駅
- 新札幌バスターミナル
からシャトルバスで札幌ドームに直行するんですが、
新札幌バスターミナルはJR新札幌駅に直結しています。
追記