水洗顔は化粧水つけると効果なし?つけないとニキビ悪化しない?

ごく大雑把に行ってしまえば、
水洗顔とは洗顔フォーム・石鹸を使わず、
水だけで洗顔するスキンケア方法。

追記予定

肌の乾燥がなかなか収まらなかったり、
ニキビを何度も繰り返してしまうのは、
洗顔フォーム・石鹸による洗い過ぎが
原因の一つになっていることも多いからです。

もしくは、洗顔フォーム・石鹸に含まれる化学成分
(石油系界面活性剤、防腐剤、保存料など)によって、
肌が強く刺激されている可能性も考えられます。

洗顔フォーム・石鹸を使ったスキンケアを止めることで、
こういった刺激による肌の負担を減らすことができます。

負担の軽くなった肌が本来持っている力を徐々に取戻し、
ニキビや毛穴のない健康できれいな肌を
取り戻すことができる、というわけですね。

水洗顔をこれから始めるにあたって、
特別に用意しなければいけないものはありません。

ただ水洗顔の効果を最大限に高めようと思ったら、
もっと深い知識を身に着け、はたけ・角栓・かゆみなど
好転反応(副作用)にも気を付けなければいけません。

水洗顔の最終的なゴールはというと、
スキンケア用品を何も使わないことではありません。

自分に合った最小限のスキンケアで、
肌の健康状態を維持することが、
水洗顔をする本来の目的でもあり最大のメリット。

人によっては化粧水も乳液も美容液も一切使うことなく、
朝晩の水洗顔だけで肌の調子が崩れにくくなり、
ニキビも毛穴開きもできなくなることもあります。

ただ別の人にとっては、水洗顔だけではだめで、
1日1回、もしくは2,3日に1回は
洗顔フォームを使ってしっかりと、
肌の汚れを洗い落とさなければいけないケースもあります。

水洗顔では化粧水や美容液も
できれば使用しないほうが良いものの、
肌質によっては、ある程度の化粧水の使用が
欠かせないことだってあるんです。

水洗顔は自分の肌質に合わせてゴールが変わるので、
この方法が絶対に正しい!というものはありません。

ただ少なくとも一つ言えることは、
肌の負担を減らすこと。

これから水洗顔の取り組み方について
詳しく解説をしていきますが、
自分に合った水洗顔のやり方を見つけるためには、

  • 洗顔フォーム・クレンジング
  • 化粧水(保湿剤)

の選び方も非常に大切になってきます。

先に答えを言ってしまうと、

  • 水洗顔に適した洗顔フォームはビーグレンのクレイウォッシュ
  • 化粧水(保湿剤)には肌潤糖

を使うのがおすすめです。

ビーグレンのクレイウォッシュは微細な泥で
肌の汚れを洗い流すタイプの洗顔フォーム。

クレイ(天然の泥)には肌に余分な汚れだけを吸着する
不思議な働きがあり、毛穴の中に詰まった汚れも、
効果的に掻きだしてくれるんです。

泥なので洗顔後もさっと洗い落とすことができるし、
肌に刺激を与える成分はほとんど使われていないので、
敏感肌でも安心して使うことができます。

洗い残しによって肌が刺激され、
ニキビが毛穴の黒ずみにつながるリスクも小さくなります。
↓↓↓

肌潤糖は砂糖でできた保湿剤で、
砂糖には水分を蓄えつつ肌に定着する性質があります。

黒豆(大豆)を砂糖で甘く煮ると、
プルプルとした仕上がりになるのも、
砂糖が水分を蓄えてくれるおかげ。

肌潤糖では北海道産100%の天然の砂糖が使われていて、
肌潤糖を1回使って保湿するだけで、肌の潤いが長時間キープ。

砂糖は昔から防腐剤としても使われてきた歴史もあるので、
実はニキビ予防&改善にも効果的なんです。

水洗顔は肌質によっては相性が悪い、
特に脂性肌には合わないと言われていますが、
肌潤糖を使うことで、こうした違いを帳消しにして、
誰でも水洗顔に気軽に取り組めるようにしてくれます。

自分に合った最小限のスキンケアで、
トラブルしらずの肌を手に入れることができますよ。
↓↓↓

水洗顔とは?

水洗顔は洗顔フォームを使わず水(ぬるま湯)だけで
垢や汗、余分な皮脂などを洗い流す洗顔方法。

化粧水や美容液も使っちゃダメなど、
細かい定義もあるようですが、
スキンケア用品を使うことによって生じる
肌の負担を軽くしてあげることが水洗顔のポイント。

では洗顔フォームや化粧水の使用を止めることで、
具体的にどんなメリットがあるのかというと、

  • 肌の負担軽減
  • 洗い残しの負担解消
  • スキンケア代節約

という3点があります

水洗顔のメリット1 肌の負担軽減

特に価格が安めの市販の化粧水やスキンケア用品の場合、
肌に刺激の強い成分が使われていることが多いです。

化粧水でいえば、エタノールなどの揮発性成分は、
美容成分を水に溶かすために必要になるものの、
揮発する際に肌の水分も奪ってしまうと言われています。

つまり、化粧水で保湿をしているつもりが、
逆に肌を乾燥しやすくしてしまうわけです。

スキンケア用品のような日用品というのは、
いかに安く大量生産できるか?が商品開発の
中心的なコンセプトになります。

単価の高い高価な成分をたっぷり使えば、
そりゃ美容効果もそれだけ上がるんでしょうが、
価格も跳ね上がってしまいます。

ライバル商品に価格で負けてしまい、
化粧水を売ろうにも売れなくなります。

そこで、目的の効果を備えた美容成分を
工業的に安く製造することによって
価格を下げる企業努力が日夜行われているものの、
結果的に肌への負担も重くなってしまう場合もあります。

健康な肌であれば問題がないほどの使用量だったとしても、
肌トラブルが起きがちな敏感肌・乾燥肌の場合には、
肌が刺激に耐えられず、肌荒れしやすくなる可能性も
十分に考えられます。

かといって肌にやさしい天然成分だけで、
スキンケア用品を作れるわけではありません。

天然成分はそのままだとすぐに腐ってしまうので、
化粧品としてはまるで使い物にはなりません。

ある程度の防腐剤・酸化防止剤などが必要になるモノの、
こうした添加物はやはり肌への刺激物となりえます。

洗顔フォームの場合には洗浄力を持たせるために
界面活性剤が一般的に使われます。

界面活性剤にもいろんな種類があるんですが、
工業的に安く製造できるのが石油系界面活性剤。

成分表では「ラウリル酸○○」といった表記があれば、
それが石油系界面活性剤の一種です。

界面活性剤の働きによって肌の汚れが乳化され、
肌から浮かび上がらせて洗い落としやすくなるものの、
石油系界面活性剤が肌にかなり重たい負担をかけるという、
負の側面も持っています。

肌への刺激物が使われたスキンケア用品で肌の手入れをすることで、
肌をいたわっているつもりが逆に、
肌に負担をかけていることも起こりうるわけです。

そこでスキンケア用品を(できるだけ)使わないようにすることで、
肌が受けている負担を軽くすることができ、
肌の調子を取り戻せる可能性があるわけです。

特に今までにいくつものスキンケア用品を使って、
入念に肌手入れをしていた場合には、
水洗顔によって肌が劇的に生まれ変わる可能性も高くなります。

水洗顔のメリット2 洗い残しの負担解消

私自身の経験から例を一つ上げます。

10代の思春期の頃、ニキビが非常にできやすく、
常に顔のどこかに赤ニキビや黄ニキビがありました。

ニキビを治そうと頑張って顔を洗っていたんですが、
洗っても洗ってもニキビが収まる気配はありませんでした。

むしろ、ニキビができる範囲がどんどん広がっていく?
そんな印象さえありました。

最初のうちはニキビのできていなかったフェイスラインや
耳の周りまでニキビが広がっていたからです。

思春期ニキビはホルモンバランスによる
皮脂過剰の影響もあります。

ニキビを予防&改善するためには、
皮脂をこまめにふき取らなければいけないし、
タオルや枕、寝具など肌に触れるものは
清潔に保つ必要がありますね。

意外にクセモノなのが汗です。

部活などで汗を大量にかくようになると、
皮脂が汗に溶け込んでしまうので皮脂が過剰なのに、
肌表面が一時的に乾燥するという
あべこべな事態が起こりえます。

肌の乾燥を和らげようと皮脂分泌がさらに活発化し、
ニキビが悪化しやすくなってしまいます。

話がそれましたが、私の顔のニキビが広がった原因は、
今から思い返せば洗顔方法に問題がありました。

フェイスラインにできたニキビを治そうと、
フェイスラインもしっかり洗顔フォームの泡で撫でていたものの、
すすぎは明らかに適当で雑でした。

頬など洗いやすい部分はしっかりすすいでいたものの、
すすぎにくいフェイスラインに関しては、
洗顔フォームの泡を落としきらないまま、
すすぎを終えていたんです。

こんな状態が何日も続いていたら、
フェイスラインにまでニキビが広がったり悪化するのは、
当然の結果と言えますね。

洗顔フォームから水洗顔に切り替えれば、
洗い残しの問題からも解放されます。

洗顔フォームの洗い残しによって肌が刺激され、
ニキビが余計に増えたり肌が乾燥することも
なくすことができますね。

水洗顔のメリット3 スキンケア代節約

水洗顔が最高に上手くいくと、肌の手入れために
スキンケア用品を何も使わなくなります。

洗顔フォーム、化粧水、乳液、美容液などなど、
今までいろんなものを使ってきたかもしれませんが、
これらの大半は不要になるか、使用量が激減します。

スキンケアにかかっていた費用をかなり削減できるので、
お財布的にも非常に優しい洗顔方法です。

水洗顔のゴールは最小限のスキンケアを見つけること

すごくストイックに水洗顔を定義をする場合、
水(ぬるま湯)以外は一切使っちゃダメ!
ということになります。

洗顔フォームも化粧水にも
少なからず化学成分は含まれているため、
そうした添加物の刺激を肌が受けてしまうからです。

ただ、どんな場合にも洗顔フォームや化粧水を
絶対に使っちゃダメ!というのは、
あまりにも現実を無視した考え方です。

水洗顔のゴールは
洗顔フォームも化粧水を使わずに肌の手入れをすることじゃなく、
自分の肌に合った最小限のスキンケア方法を見つけることだと
私は考えているからです。

洗顔フォームも化粧水も
絶対に使っちゃダメというわけじゃなく、
必要に応じて使えば良いんです。

たとえば脂性肌で皮脂の量が人よりもどうしても多い場合は、
朝は水洗顔で夜は洗顔フォームを使って肌をリセットする、
といった感じで取り組むと良いでしょう。

化粧水の使用量も夜だけ1回使うとか、
2~3日に1回使うなどなど、
自分の肌の状態に合わせて使えば良いんです。

理想を言うと洗顔フォームも化粧水も
一切使わないほうが良いものの、
自分の肌の現実と理想は違います。

自分の肌が必要としている
最小限のスキンケアを見つけること。
水洗顔の本当のゴール。

肌のターンオーバーを肌が自力で維持するために
最低限必要となるスキンケアを探っていきましょう。

水洗顔をしている間は化粧水は決して不要というわけではなく、
どちらかというと、肌を乾燥させないためには化粧水は必須と言えます。

では水洗顔ではどんな化粧水を使えばよいのかというと、
こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

関連ページ:化粧水が入らない|肌に化粧水が入っていかない・浸透しない原因とおすすめ化粧水

水洗顔のやり方 ぬるま湯の温度が大切

水洗顔はどんな風にやるのかというと、
洗顔フォームを使わない分、すすぎの回数を
とにかく多くしていきます。

1回あたり30回~50回くらいが目安みたいで、
洗顔後の自分の肌の状態を確認しながら、
回数を決めていけばよいでしょう。

「水洗顔なら皮脂を取りすぎないので安心!」

という意見も見られますが、実際には、
水洗顔だってやりすぎると皮脂を取りすぎることになるので、
十分に気を付けなければいけません。

そして、回数同じように気を付けなければいけないポイントが
いくつかあるので、まとめて紹介をしていくと

  • 洗顔前にしっかり手を洗っておく
  • ぬるま湯の温度に気を付ける
  • タオル・手で肌をゴシゴシしない

洗顔前にしっかり手を洗っておく

洗顔フォームで洗う際には、
洗顔フォームの洗浄成分で手についた汚れも
洗い落としてくれます。

けれども水洗顔の場合にはそうはいかないので、
意識して手を清潔にしなければいけません。

私たちの手の平は意外と汚れが付着しているものですから
汚れた手で顔を洗ったら、
それこそ汚れを肌にこすり付けるようなもの。

ニキビがなかなか治らないのも、
意識している・していないに関わらず、
ニキビをついついいじってしまい、
ニキビ菌にエサ(汚れ)を供給していることも原因の一つ。

ハンドソープで指先・爪の間・手のひらをよく洗ってから
水洗顔するようにしましょう。

ぬるま湯の温度に気を付ける

お湯の温度が高すぎると、
皮脂がお湯に溶けやすくなります。

動物性油脂(肉の脂身)は温度が低いと固まりますが、
熱を入れるとどんどん液体化しますよね。

逆に水が冷たすぎると肌い強い刺激を与えることになるので、
水洗顔で使う水の温度は、ちょっと冷たいくらいのぬるま湯が理想です。

人間の体温は36度程度なので、
32~33度くらいを目安にしましょう。

感覚的にはちょっとひんやりする程度です。

タオル・手で肌をゴシゴシしない

顔の肌というのは全身の中でも
肌の厚みが非常に薄くでデリケート。

お風呂に長く使っていると、
手のひらや足の裏がふやけてブヨブヨになりますが、
顔がふやけることはないですよね?

手のひらや足の裏だと、肌が厚い分、
水分をより多く吸収するからです。

それに対して顔の肌は水分をたっぷり吸うほどの
厚みがありません。

そんな顔の肌を物理的にごしごしこすってしまったら、
簡単に傷をつけてしまいます。

肌についた傷から肌内部の水分がどんどん蒸発して奪われるし、
肌に有害な雑菌などの侵入も許してしまいます。

洗顔中は指で肌をこすらないように気を付けるだけじゃなく、
洗顔後にタオルで水けをふき取る際には、
タオルの吸水力で水分を吸い取らせるようにしましょう。

水洗顔の効果が現れるまでの期間は?

水洗顔の効果がどの位の期間で現れるのかというと、
これは個人差がかなり大きく出てしまうようです。

肌質の違い、そして今までどんなスキンケア用品を使って、
どんなスキンケアをしてきたか?によって、
水洗顔の効果の現れ方が変わります。

1週間くらいで急激に肌質・肌の状態が変わり始める人もいれば、
肌のターンオーバーが一巡する頃、1ヶ月、2か月、3か月
といった単位で肌の状態が変わる人もいます。

また水洗顔をするとたいていの人は、
好転反応と呼ばれる肌トラブルを経験します。

「はたけ」が出来たり一時的にニキビが増えるなど、
好転反応の症状が好転反応が続く期間、症状の悪化具合なども、
人によって大きく変わってきます。

好転反応がしばらく続いた後こそ、
いよいよ肌が抜本的に生まれ変わる時なので、
辛抱強く水洗顔を続けることが大切です。

はたけはリバウンド(好転反応)の一つ

水洗顔で起こりやすいリバウンド(好転反応)の一つが
はたけと呼ばれる症状。

毛穴の中からニョキニョキ・ニョロニョロと
皮脂が飛び出してくる状態のこと。

皮脂だけじゃなくて毛穴に詰まった汚れも混ざることも多く、
「角栓」の一種でもあります。

関連ページ:すっぴん毛穴が目立つ|毛穴だらけのすっぴんはビーグレンで改善

小鼻や眉間など、もともと皮脂腺が多い場所だけじゃなく、
頬やあごなど至る所ではたけは見られます。

見た目は決して良いものじゃなく、むしろ、
肌の状態が悪化しているんじゃ??とすら思ってしまいます。

ただ、この「はたけ」ができてしまうのは、ある意味、
水洗顔では通過儀礼のようなもの。

はたけはなぜ起きるのかというと、
肌表面に足りなくなった皮脂を
肌が補おうとする自然な働きによるものだからです。

肌が適切な皮脂分泌量を
見失っていることが原因で起きるのがはたけ。

そして、肌の皮脂分泌を乱していたのが、
ほかならぬ、今までのスキンケア方法です。

たとえば今までは化粧水や乳液で肌を保護していて、
水洗顔で化粧水も乳液も使わなくなった場合。

肌が自力で乾燥から守らなければいけません。

今まで化粧水も乳液におんぶに抱っこだった分、
どれくらい皮脂を分泌させれば良いのかは、
肌もほとんど忘れてしまっています。

正常な皮脂分泌量がどの程度なのかを肌が思い出すまで、
はたけの好転反応は続くことになります。

関連ページ:水洗顔のはたけ|はたけ取ると水洗顔の効果なし?リバウンド期間は?

かゆみや赤み、かさぶたが起きる場合

好転反応ははたけ(角栓)以外にも、

  • かゆみ
  • 赤み
  • かさぶた

が起きることもあります。

かゆみや赤みは、毛穴や肌の中に潜んでいた、
肌にとって不要なものが肌表面にどんどん押し出されることが
原因として考えられます。

水洗顔を続けていくうちに肌が本来持っている力が復活し始め、
肌の新陳代謝が整い始めるからです。

かさぶたのようなものができるのも、
やはり角栓の一種だと思われます。

皮脂や垢、肌の老廃物などなどが一つにまとまり、
かさぶたのような状態になるわけです。

水洗顔でかさぶたのようなものができ始めると、
無理に剥がしたくなるものの、それは止めておいたほうが良いです。

かさぶたの内側では、若い皮膚が生成されている可能性もあり、
ある意味、かさぶたが肌を保護する働きをしていることもあるからです。

ただ、どうしても肌の赤みやかゆみが収まらないし、
かさぶたもなかなか自然にはがれないようであれば、
そんな時は洗顔フォームを使ってみるのも手です。

水洗顔をしばらく続けてみて、
好転反応もしばらく続いた後は、
水洗顔もいよいよ最終段階に入っている
可能性が出てくるからです。

洗顔を済ませたり、かさぶたが自然にはがれ後、
今まで隠れていたきれいな肌が顔を出すかもしれません。

肌の調子がまだそれほど整っていない状態では、
「はたけ」も「かさぶた」も肌のバリア機能・抵抗力を補うなど、
肌に対して良い働きをしてくれていると考えられます。

「はたけ」と「かさぶた」がある意味、
肌の一部とも言えるような状態というわけです。

けれども肌の調子がかなり戻ってきて、
新陳代謝も正常に働くようになってくると、
逆に「はたけ」と「かさぶた」が肌にとって
異物と同じような存在に代わるわけです。

肌にとって不要なものとみなされるわけですから、
肌が「はたけ」と「かさぶた」を肌から追い出そうと、
不快な症状を起こすようになる、と考えられます。

逆に言うと、好転反応が不十分だと、
肌の新陳代謝の力も十分には
改善しきれていないかもしれません。

少なくとも好転反応の状態は2,3か月くらい様子を見て、
角栓などの汚れがなくならないどころかたまる一方だったり、
赤みやかゆみがどうにもひどくて耐えるのが大変!レベルまでは、
辛抱強く水洗顔を続けるようにしましょう。

ニキビ肌・脂性肌の場合の水洗顔

一般的にニキビ肌や脂性肌と水洗顔は
相性が悪いと言われています。

皮脂分泌が過剰だと水洗顔だけででは、
皮脂を十分に落としきれないから、
というのがその理由です。

確かに、ニキビに皮脂は大敵。

大量の皮脂が毛穴に詰まることでニキビのきっかけとなり、
雑菌の繁殖を招くことでニキビが悪化します。

皮脂を適切にコントロールする必要があるわけですが、
そもそも皮脂分泌がおかしくなってしまった原因は、
やはり間違ったスキンケアにある可能性だってあるわけです。

ニキビ肌・脂性肌の場合には
水洗顔はやっちゃいけない!
というわけじゃありません。

むしろニキビができやすい敏感肌の場合、
スキンケアのやりすぎ・スキンケア用品の使い過ぎで、
肌の抵抗力・免疫力が弱くなっていて、そのせいで、
雑菌が繁殖しやすくなっていることだってあり得ます。

そこでまずは、完全に水洗顔オンリーにするんじゃなく、
朝と晩のどちらかだけを水洗顔にしてみる。

そして日中にもできるだけ水洗顔をして、
余計な皮脂を洗い落とすようにするのが良いです。

今まで化粧水を使っていた場合には、
化粧水を使わなくなることで一時的に、
皮脂の量が前よりも増える可能性もあります。

肌が適切な皮脂分泌量を思い出すまでは、
こまめに水洗顔を続けて行って、
皮脂分泌量が正常化するのを辛抱強く待ちましょう。

関連ページ:顔・鼻のテカリを抑える化粧水|化粧水で鼻のテカリ・毛穴浮き対策

一時的にニキビが悪化する可能性も

ニキビ肌・脂性肌の人が水洗顔を始めると、
ニキビが悪化するケースもあります。

肌質に水洗顔が合わないというよりは、
どちらかというと好転反応が進んでいると考える方が自然でしょう。

肌の中にたまっていた老廃物や腐敗物などが、
肌表面へどんどん押し出されることによって、
アクネ菌の繁殖を促している可能性があるからです。

いずれにしても、水洗顔によって肌本来の力が少しずつ復活し、
肌の新陳代謝が改善しつつあるとわけです。

一時的にニキビが悪化したとしても、
辛抱強く水洗顔を続けるようにしましょう。

ただどうしてもニキビが収まらないし、
今までにないくらいにニキビが悪化するようなら、
皮膚科で一度、受診して専門的なアドバイスを受けるようにしてくださいね。

水洗顔とメイクのクレンジングについて

理想を言うと水洗顔を実践中は、
水・ぬるま湯以外は肌に何もつけないほうが良いです。

ただ肌の乾燥が収まらない場合は保湿ケアをしたほうが良いし、
皮脂の分泌量が多ければ洗顔フォームも使うべきでしょう。

メイクもできるだけやらないほうが良いものの、
メイクせずに生活するなんて、小学生でもなければ、
ほぼ無理じゃないでしょうか。

メイクをする必要がない週末は
できるだけすっぴんで過ごすようにして、
平日は薄めのメイクをするように気を付けたり、
クレンジングでさっと洗い落とせるようにしましょう。

それにW洗顔不要のクレンジングであれば、
肌への負担もそれだけ減らすことができますね。

ファンデーションを使う場合も、
肌に残りにくいパウダーファンデーションが
良いんじゃないでしょうか。

アイメイクもウォータープルーフでがっちりさせてしまうと、
クレンジングでどうしても洗い落としにくくなります。

アイメイクにどうしても力を入れたい場合は、
ポイントリムーバーを使うのが良いですね。

ホホバオイルでオイルクレンジング

肌に負担をかけないクレンジングとして、
ホホバオイルを使う方法もあります。

ホホバオイルとはホホバ種子から抽出される天然油脂で、
美肌効果が非常に高いことが知られています。

ホホバオイルならオイルクレンジングとして使えるので、
落ちにくいマスカラだって綺麗に落とすことができます。

何よりもホホバオイル 非常に強力な抗酸化作用が高いうえ、
私たちの体との親和性が非常に高い天然オイル。

敏感肌でも安心して使うことができて、
紫外線などの外部の刺激から肌を効果的に守ってくれるし、
肌内部の水分蒸発を防ぐ保湿成分の役割も果たしてくれます。

ホホバオイルの成分は皮脂に含まれる成分とよく似ているため、
肌につけると良くなじみ、肌があまりベトベトすることもありません。

ホホバオイルはすごく良く伸びる性質がるので、
少量でもクレンジング効果が非常に高く、長持ちします。

多少、値が張るものの、余計な成分が一切入っていない、
100%ホホバオイルを使ったナチュラルオーケストラを
使うのがおすすめですよ。

■水洗顔と相性の良いスキンケア用品

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