イヤホンの臭い取り方・消し方|臭いイヤホン対策は耳掃除?

イヤホンが臭い原因は湿った耳垢

イヤホンの臭いがなぜ悪化するのかというと、
原因は耳の中の湿った耳垢です。

耳垢は、耳の中の垢(はがれた皮膚)や皮脂、
汗などが混ざったものです。

空気中のほこり、皮膚の残骸などがたまったものと、外耳道の耳垢腺というところから出る分泌物が混ざったもの。
参考サイト:耳垢wikipedia

耳垢は本来であれば乾いてサラサラしていて、
湿って粘り気を持つことはありません。

けれども、体の調子が悪くなっていたり、
長時間にわたってイヤホンを耳につけることで、
耳垢が湿っぽくなることがあります。

耳垢は決して不要なものではなくて、
耳の中を保護するというキチンとした役割があるものの、
雑菌にとって耳垢は絶好のえさでもあります。

イヤホンをしている間は、
耳の中は通常よりもさらに薄暗くなるし、
体の中の体温や湿度も高く保たれます。

雑菌の繁殖スピードが倍増する
高音多湿な環境が出来上がるため、
イヤホン表面を含めて、耳の中で雑菌がぐんぐん繁殖。

雑菌が繁殖する際に生み出される老廃物(つまりウンコ)に、
アンモニア、メタン、酢酸などの臭いの原因物質が含まれています。

こうした臭いの原因物質が耳垢に混ざり、
さらに耳垢がイヤホンにべったりこすり付けられることで、
イヤホンから臭いが漂ってくるようになります。

つまりイヤホンの臭いが気になるということは、
イヤホンにたっぷりと雑菌や汚れが付着しているので、
決して清潔な状態とは言えません。

耳掃除のしすぎもイヤホンの臭いの原因?

耳垢がたまってしまうことが
イヤホンの臭いの原因となることが多いです。

そこで耳垢をこまめに耳掃除したほうが良いものの、
耳掃除をやりすぎも、かえってイヤホンの臭いを悪化させることがあります。

というのも、耳垢は耳の(外耳道)中を保護するという
役割も持っているからです。

私たちの耳は、大きく分けて外耳道・内耳道に分けられ、
鼓膜よりも内側が内耳道、外側が外耳道です。

耳掃除をするのは外耳道の方で、
内耳道とは違い、外の空気・環境に振れやすい場所です。

もし耳垢を必要以上に取り除いてしまうと、
外耳道が外部の刺激に対してデリケートになります。

その結果、ちょっとした刺激でも耳の中が傷つき、
そこでバクテリアなどが異常繁殖して耳の中が炎症を起こし、
耳垢だけじゃなくて膿まで出ることがあります。

この膿も耳垢と同じく
イヤホンの臭いのきっかけとなります。

耳掃除のやりすぎには十分に気を付けましょう。

参考サイト:耳かきダメ 「とにかく耳にモノを突っ込むな」と注意|ヘルスUP|NIKKEI STYLE
実は健康な人であれば、耳掃除は原則不要で、掃除目的で耳に何かを突っ込むことによって、かえって耳垢が奥へと押し込まれて耳の中を塞いでしまう(=耳垢塞栓:じこうそくせん)可能性があります。

湿った耳垢だとワキガの危険も高い?

イヤホンの臭いは乾いた耳垢よりも湿った耳垢の場合に、
起こりやすい傾向があります。

耳垢が湿るのは皮脂の量が多い影響もありますが、
それよりも汗の量が多くなるからです。

実際にワキガ(脇の臭い)がきつい人たちは、
耳垢が湿っているという共通点があります。

ワキガの原因はアポクリン汗腺と呼ばれる
汗の穴から噴き出す汗です。

通常の汗腺(エクリン汗腺)に比べて、
体内の老廃物の割合が多く、雑菌のえさとなります。

アポクリン汗腺は、脇や股間などに多くみられ、
人によってどのくらいの割合でアポクリン汗腺があるのかが異なります。

関連ページ:スーツ脇臭い|脇が臭いスーツの臭い取りやスーツの脇汗対策

ただ、体質的にアポクリン汗腺が多い場合、
脇の臭いだけが悪化するんじゃなくて、耳の中も含め、
他の部位での体臭もきつくなる傾向があります。

軽い体臭であれば、きちんと体を洗っていれば、
誰かを不快にさせることはないでしょう。

けれども、耳の中というのは耳掃除を忘れがちな場所だし、
かといってやりすぎるのもいけない場所。

アポクリン汗腺がイヤホンの臭いの原因だった場合、
体質そのものを改善していく必要があります。

参考サイト:ワキガ体質チェック!|多汗症を完治するなら日本有数の共立美容外科
ウェットタイプの耳垢の人はアポクリン汗腺が活発に動いていると考えられ、結果としてほぼ100%、ワキガの可能性があります。アポクリン汗腺は特定の部位にしか存在しませんので、耳垢がワキガ診断の重要なポイントとなっているのです。

イヤホンの臭い(耳垢)対策

イヤホンの臭い(耳垢の臭い)を抑えるには、
どんな消臭対策があるのかというと、

  • イヤホンを公共の場で放置しない
  • イヤホンを借りたり貸したりしない
  • 運動中のイヤホンは避ける
  • イヤホンを取り換える
  • 耳掃除をやりすぎない
  • 体内の毒素を減らす

といったものが挙げられます。

イヤホンを公共の場で放置しない

イヤホンを外して、そのまま放置をしてしまうと、
イヤホンに様々な汚れが付着してしまいます。

特に耳垢の湿り気が多い場合、
雑菌、チリ、ホコリ、砂、花粉などなどさまざまな汚れを
イヤホンにくっつける接着剤のような働きをしてしまいます。

雑菌の量だけじゃなく雑菌のえさとなる汚れも増えると、
耳の中でますます雑菌が促されてしまい、
臭いの原因物質の生成量も増えてしまいます。

イヤホンを耳から外したら、
耳垢をふき取るようにしたほうが良いです。

イヤホンを耳にはめるときには、
軽く汚れをふき取るようにしたほうが良いです。

イヤホンを借りたり貸したりしない

人間は誰だって肌に
常在菌(バクテリアなど)を生息させています。

大半の常在菌は何の働きもしていないものの、
常在菌の中には善玉菌・悪玉菌と呼ばれるモノもあります。

人によってどんなバクテリアを
どんな割合で生息させているのかが異なっていて、
自分にとって最適な生息バランスを保っています。

耳の中も当然、様々なバクテリアが生息しているものの、
やはり、バクテリアの分布状況は人によって異なります。

イヤホンを誰かと貸し借りしてしまうと、
お互いの耳の中のバクテリアも交換することになります。

バクテリアというのは、
すでに最適な割合で生息バランスを取り合っていますから、
外部から余計なバクテリアが侵入することで、
バランスが大きく乱れる危険があります。

その結果、臭いの原因物質を生み出す雑菌の繁殖が促され、
イヤホンの臭いが悪化することがあります。

イヤホンはできるだけ誰かと貸したり借りたりするのを避け、
貸し借りする前後できちんとイヤホンをふき取るようにしましょう。

運動中のイヤホンは避ける

ランニング中やジムでのトレーニング中など、
イヤホンで音楽を聞きながら運動している人も多いですよね。

音楽の力で「もう一歩を頑張る」力が出てきたり、
自分にとって心地よい時間を作ったりできるものの、
運動中のイヤホンも臭い悪化の原因となります。

運動しているということは、全身から汗が出てきます。

耳の中も例外ではなく、発汗量が多くなり、
耳の中は通常よりも湿って湿度が高くなります。

雑菌が繁殖しやすい環境を自ら作ることになるので、
運動中のイヤホンは避けた方が良いです。

特に耳にぴったりと装着できるカナル型の場合、
耳との密着度合いが高いので、雑菌を繁殖させやすいですし、
臭い耳垢もイヤホンに付着しやすいので注意が必要ですね。

イヤホンを取り換える

イヤホンがゴムなどのソフトカバーで覆われている場合、
カバー部分を取り換えれば、臭いを減らすことができますね。

ハードタイプのイヤホンで、
拭いても拭いても臭いが落ちない場合、
イヤホンをまるごと買い替えたほうが良いかもしれません。

耳掃除をやりすぎない

風呂上りに必ず綿棒で耳掃除をすることが
習慣化していませんか?

すでに説明した通り、耳掃除のやりすぎも、
かえってイヤホンの臭いを招く原因となります。

「耳の中がかゆくてしょうがないの!」
という理由で綿棒での耳掃除が欠かせなくなっている場合、
すでに耳の中にトラブルが起きている可能性が高いです。

耳垢を必要以上に取り除いて、耳の中の免疫力が低下すると、
ちょっとした刺激で免疫反応が起こるようになります。

それがかゆみとなる場合もあれば、
耳垂れになることもあります。

いずれにしても耳掃除のやりすぎは禁物なので、
徐々に頻度を減らしたほうが良いです。

体内の毒素を減らす

イヤホンの臭いは「臭い耳垢」が直接的な原因です。

耳垢が臭くなるのは雑菌の繁殖が原因であり、
耳の中で

  • 雑菌が過ごしやすい環境になっている
  • 雑菌のえさが豊富にある

という2つの条件が満たされることが、
雑菌の繁殖を招いています。

イヤホンをする以上、耳の中は、
雑菌が好む高音多湿な状態にはなってしまうものの、
雑菌のえさを減らすことはできます。

別に耳垢を丁寧に取り除かなくても、
耳垢に含まれる「雑菌のえさ」を減らせば、
雑菌の繁殖を抑えることができます。

雑菌は基本的になんでもエサにしてしまうんですが、
特に雑菌が好むのは私たちの体内の毒素です。

毒素とは、私たちの体に不要なモノの総称で、

  • 有害物質(窒素化合物など)
  • 腐敗物・老廃物(硫黄化合物など)

などです。

こういった毒素が
雑菌の繁殖スピードを加速させてしまいます。

脇の臭いや加齢臭などであれば、
消臭スプレーで消臭&殺菌できるものの、
耳の中だと、さすがに消臭スプレーを使うわけにはいきません。

そこで耳の中にある毒素の量を減らし、
雑菌が繁殖しにくい状態を作ることが、
イヤホンの臭いを抑えることにつながります。

毒素は主にアポクリン汗腺から噴き出す汗に含まれていて、
アポクリン汗腺は全身に微量ですが分布しています。

体内の毒素の絶対量を減らしていけば、
耳の中だけではなくて、脇を含めて
全身の体臭を抑えることにもつながります。

現代では、体臭が人間関係を悪化させる要因ともなっているので、
身体の内側から体臭ケアをするのも良いんじゃないでしょうか?

毒素を減らして耳垢を消臭するには?

体臭の怖いところは、
自分自身の体臭を自覚しにくいこと。

そのため、自分が気づかないところで、
周囲の人に不快な思いをさせ、
悪い印象をもたれてしまうこと。

たかが体臭のせいで、知らないうちに
自分にとって生きづらい世界になってしまったら、
泣くに泣けません。

たとえば、

  • 鼻をすすられることが多い
  • 誰かと話すときに距離を空けられる
  • 満員電車やエレベーターで嫌な顔をされる
  • 洋服の脇が黄ばみやすい

といった点に思い当たることはないでしょうか?

そんな厄介な体臭を抑えるには、
消臭スプレーなどを使ってケアするのも良いですが、
耳の中まではさすがに消臭スプレーは使えません。

そこで、体の内側から体臭の原因となる
毒素を減らしていくのが良いです。

いわゆる「デトックス」をしていくことになりますが、
体臭改善を目的に開発されたのが「臭ピタ」という消臭サプリです。

臭ピタの開発では、森林の中では嫌な臭いがしないことに注目。

森林には生きている動植物だけではなくて、
動物の死骸・腐った植物などが無数に存在しています。

本来であれば腐乱臭などさまざまな臭いがするはずですが、
森林で臭いを感じることなんてほとんどなく、どちらかというと、
清々しいさわやかな香りしか感じません。

森林には自然な消臭作用があり、
様々な植物の働きによって、臭いの原因物質が分解され、
無臭化されているわけです。

臭ピタはそこで、
植物に含まれる臭いの原因物質の分解成分を特定。

植物から抽出した成分がサプリメント化されています。

  • シソの葉:防腐・殺菌作用、精神安定・貧血・腹痛・下痢・咳・食欲増進
  • 柿の葉:殺菌・防菌作用があり、口臭・体臭・便臭改善、さらに循環器の改善により血管障害解消

といった天然成分が含まれています。

実際に臭ピタを飲み始めたところ、
1日目で体臭が軽減した人もたくさんいます。

臭ピタのすごいところは、口臭も和らげてくれるし、
オナラの臭いも大幅に減らしてくれること。

狭い会議室などでどうしても我慢できなくなっても、
周囲から変な目で見られる心配もなくしてくれます。

臭ピタは1日60円程度(1日1粒)で済むので、
お財布にも優しく飲み続けられますよ。
↓↓↓

臭ピタの効果的な飲み方

臭ピタを飲むにあたっては、飲み方について特に気を付ける点はありません。

基本的に、日を空けないようにして毎日飲むようにして、
すでに何か常備薬を飲んでいる場合には、
お医者さんに飲み合わせが悪くないかどうか確かめておきましょう。

飲むタイミングは別にどんなタイミングでも良いですし、
一緒に飲むものはお酒じゃなければ、お茶でもジュースでも構いません。

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