スライドドア途中で止まる|パワースライドドア開かない原因と対策

パワースライドドアが開かないとか動かない、
もしくはスライドドアは一応動くものの、途中で止まるといった場合、

  • フットブレーキ(サイドブレーキ)をかけていない
  • ギアの位置が「P(パーキング)」になっていない
  • パワースライドドアのスイッチがOFFになっている
  • 給油口のふたが開いている

といった単純な人為的ミス(ヒューマンエラー)が原因のこともあります。

パワースライドドアが搭載されている車種(アルファードやステップワゴンなど)は、
挟み込み事故防止のため、安全装置が働いているので、
車が完全に停止している状態じゃないと、
パワースライドドアは自動で動かない仕組みになっています。

ただもし、操作的には何一つ問題はないのに
パワースライドドアが開かない・動かない・途中で止まるのであれば、
パワースライドドア周りの部品に何らかの故障が起きている可能性が考えられます。

どんな故障が考えられるのかというと、

  • ワイヤーの劣化・破断
  • モーターの故障
  • ゴムパッキンの劣化
  • ヒューズ切れ
  • 安全装置の故障
  • バッテリーの電圧低下

といったものが挙げられ、
原因を特定するのが意外と大変だったりしますが、
もっとも多いのはスライドドアを直接的に動かしている
ワイヤーの劣化や破断、モーターの故障です。

ワイヤーとモーターは2つで1つになっているのため、
どちらかが故障していても修理する際には、
両方とも交換しなければいけません。

専門的な技術と機材が必要になるので、
自分でDIYで交換修理するのは難しいものがあります。

修理代金としては、安くても5万円はかかり、
ディーラーなどでは10万円くらいかかることも。

電動を諦めて手動でスライドドアを開けるようにしても良いですが、
一度、確かめておいてもらいたいのが車の現在価値です。

スライドドアが開かない・動かない車でも、
意外と良い値で買い取ってくれる業者がいて、
新車に乗り換える頭金に出来ますよ。

パワースライドドア搭載の車種

  • アルファード(10系)
  • エルグランド(E51)
  • エスティマ(30系、50系)
  • エリシオン・エリシオンプレステージ
  • MPV(LY系)
  • デリカD:5
  • セレナ(C24、C25)
  • ステップワゴン(RF3、RF4、RF5、RF6、RF7、RG1)
  • ノア・ヴォクシー(60系、70系)
  • アイシス
  • シエンタ(NCP8)
  • フリード(GB3、GP3)
  • ラフェスタ
  • ホンダ・N BOX
  • スズキ・新型スペーシア
  • ダイハツ・タント
  • 日産・デイズルークス
  • ダイハツムーヴキャンバス
  • ダイハツ・ウェイク
  • フォルクスワーゲン・シャラン
  • ルノー・カングー
  • メルセデス・ベンツ・Vクラス

パワースライドドアが開かない!途中で止まる!故障かな?

パワースライドドア(パワースライドドア)が突然、
途中で止まるようになったり、開かない状態になると、
思わず焦りますよね。

そんな時にはまず、パワースライドドアのスイッチが、
OFFになっていないか確かめましょう。

何かの拍子でスイッチに触れてしまい、
そのせいでパワースライドドアが機能しなくなっている
可能性があります。

運転席のステアリング(ハンドル)の左下あるスイッチの中に、
パワースライドドアを手動/自動を切り替えるスイッチがあるケースが多いです。

たまたま足がぶつかったりして、
パワースライドドアのスイッチがOFFになる可能性もあるので、
まずは、スイッチのON・OFFを切り替えてみて、
パワースライドドアが開くようになるか確かめてみましょう。

honda freed
パワースライドドアの開閉操作

日産 セレナ
オートスライドドアの機能について

アルファードのパワースライドドアスイッチの位置

ステアリング(ハンドル)の右下あたりに、
ステアリングヒータースイッチとオートマチックハイビームスイッチの間に
パワースライドドアメインスイッチというのがあります。

参考サイト:
トヨタ 取扱説明書(ハイブリッド車)

ノアのパワースライドドアスイッチの位置

アルファードとは少し異なり、ステアリング(ハンドル)のほぼ右横、
ウィンカーレバーの奥にパワースライドドアメインスイッチがあります。

スマートエントリー&スタートシステム装着の有無で、
パワースライドドアメインスイッチの位置は微妙に異なります。

参考サイト:トヨタノア取扱説明書[PDF]
マニュアルの15ページに図解の解説があります。

ヴォクシーのパワースライドドアスイッチの位置

アルファードの廉価版といった位置づけのヴォクシーなので、
パワースライドドアスイッチの位置はアルファードとほぼ同じです。

ステアリング(ハンドル)の右下あたりに、
ステアリングヒータースイッチとオートマチックハイビームスイッチの間に
パワースライドドアメインスイッチというのがあります。

参考サイト:
トヨタ 取扱説明書(ハイブリッド車)

タントのパワースライドドアスイッチの位置

ダイハツのタントでも、
パワースライドドアスイッチはハンドル右わきに設置されています。

  • ウインドシールドデアイサースイッチ
  • スマートアシストOFFスイッチ

といったボタンに近いため、これらのボタンを操作した際に、
誤ってパワースライドドアスイッチを押してしまうことがありそうです。

参考サイト:
[PDF]取扱説明書 – ダイハツ

フットブレーキ・ギアの位置もチェック!

パワースライドドアが万が一にでも走行中に作動してもらったら、
大事故につながる危険がありますよね。

そこで、確実に停車しているときじゃなければ、
パワースライドドアは開かない仕組みになっています。

そこで、

  • フットブレーキ(サイドブレーキ)をかけている
  • ギアの位置が「P(パーキング)」になっている

ことを確認してみましょう。

給油口のふたが開いていないかもチェック!

左右のパワースライドのうち右は動くけれど左だけ動かない場合、
給油口のふたが開いているかもしくは、きちんと閉じられていないケースがあります。

パワースライドドアで給油口のふたを巻き込んで島ないための仕様です。

パワースライドドアの故障原因

パワースライドドアスイッチがONになっているし、
フットブレーキもかけているし、
ギアもキチンとPに入っている。

それでも開かないし途中で止まるような場合、
自動開閉しない場合に考えられる故障原因は、
主に下記のようなものが上げられます。

  • スライドオアに何か挟まっている
  • ワイヤーの劣化・切れ
  • モーターの故障
  • ゴムパッキンの劣化
  • ヒューズ切れ
  • 安全装置(ドアコントロールリレー)の故障
  • バッテリーの電圧低下

一つずつ詳しく解説していきます。

スライドドアのレール部分に異物が入り込んでいるせいで、
スライドドアの開閉動作がおかしくなることがあります。

食べかすや砂・泥といったゴミ汚れのほか、
おもちゃや本などが挟まっているケースも考えられます。

シートベルトを巻き込んでしまっているケースもアリ、
その場合、シートベルトがダメージを受けてねじれたり、
部分的にほつれたりしてしまう可能性があります。

関連ページ:シートベルト戻らない|ほつれ・戻りが悪いシートベルト修理・車検

ワイヤーの劣化・切断

パワースライドドアは意外と単純な作りになっていて、
スライドドアと車体がワイヤーでつながっていて、
モーターでワイヤーを操作することで自動開閉しています。

パワースライドドアのスイッチを入れたときに、
モーター音はするものの、スライドドアが開かない場合、
ワイヤーの劣化・切断が原因として考えられます。

「ウイーン」とか「ガリガリ」といった異音が
聞こえるケースもあります。

ワイヤーは経年劣化してしまう部品なので、
長く乗り続けていると故障する可能性が高くなります。

そうじゃなくても、スライドドアの自動開閉中に、
動作に逆らうような力を無理やり加えた場合、
ワイヤーを損傷させてしまう恐れがあります。

スライドドアのモーターの故障

スライドドアを自動開閉するためのモーターの方が、
故障している可能性も考えられます。

モーターもやはり経年劣化しやすい部品だし、
何度も使っているうちに焼き付きを起こしやすくなります。

スライドドアの自動開閉中に、
無理に力をかけるようなことをすれば、
モーターに負担をかけてしまい、
モーターの故障リスクを高めてしまいます。

たとえば、スライドドアが開こうとしている最中に、
無理やりスライドドアを閉じようとするのはいけませんね。

もしくはパワースライドドアにはメインモーターとは別に
リリースモーターというのがあり、
パワースライドドアを開く際の初動をサポートしています。

リリースモーターが故障している場合、
パワースライドドアが動かなくなってしまうものの、
とりあえず手動では開閉できる状態になっているはずです。

ゴムパッキンの劣化

パワースライドドアと車体本体の間には、
雨や風などの侵入を防ぐための
ゴムパッキンが設置されていますよ。

可能性としてはあまり高くはないですが、
ゴムパッキンが劣化することで、摩擦が大きくなってしまい、
スライドドアが開かない原因となりえます。

ゴム部品は車で使われている金属部品とは違い、
部品の中でも特に劣化しやすい部品です。

スライドドアの開閉に
「キュルキュル」といった音が鳴り始めたら、
ゴムパッキンを変えたほうが良い合図とも言えます。

ちなみに、ゴムパッキンの劣化を放っておくと、
車の中に雨水などが入り込むようになりかねません。

たまった水によって車内にカビが繁殖してかび臭くなったり、
電気配線がショートするといった二次被害をもたらす危険性もあります。

関連ページ:車の雨漏り・水漏れの原因と修理費用 コーキングで応急処置できる?

車というのは決して水に強いわけではなくて、
余計な水分が車の中にたまってしまうのは、かなりのダメージを与えることになります。

カビが発生して車がカビ臭くなることもあり、この場合、
臭いだけじゃなくてハウスダストによるアレルギーの心配も出てきます。

車カビ臭い原因|カビ臭いエアコンを消臭・カビ除去掃除するなら?

車を手放して売るとなった時にも、水浸しになった車というのは、
買取価格が思い切り下げられることが多いです。

車にたまった水のせいで車の価値を無駄に下げないためにも、
早目に修理をしておくほうが良いです。

関連ページ:車の床水浸し|浸水したら保険で修理?床水浸しの対処法は?

ヒューズ切れ

パワースライドドアのモーターは当然ですが、
電気で動いています。

その電気を伝える導線につながっているのがヒューズという部品で、
どこの家にもあるブレーカーとほぼ同じ働きをしています。

エアコンやルームランプなどの電装品に何らかの原因で
許容範囲を超えた電流が流れ込み、壊れてしまうのを防ぐのが、
ヒューズの役割です。

ヒューズに一定以上の電気的負荷をかけると切れるようになっているし、
電装品を使うと少しずつ負荷がかかるので、経年劣化で切れることもあります。

ちょうど、家庭にあるブレーカーと同じような役割を果たしているのがヒューズです。

ヒューズが切れていた場合、モーターにキチンと電流が流れなくなり、
やはりパワースライドドアが開かないし、途中で止まる原因となります。

ヒューズなどの電装品もやはり、
年月とともに劣化しやすいですし、
負荷をかけてしまうと故障リスクが高くなります。

安全装置(ドアコントロールリレー)の故障

パワースライドドアの事故を防ぐために、
安全装置も備え付けられています。

この安全装置に何らかの異常が発生していた場合、
パワースライドドアが途中で止まるとか開かないといった
症状が起きる可能性があります。

たとえば、ドアコントロールリレーというセンサー回路があり、
これは主に「挟み込み」を防止するための装置です。

このセンサーに正しく電流が流れていなかったり、
ドアコントロールリレーそのものが故障して対場合、
スイッチを押してもパワースライドドアが途中で止まる、
もしくは開かない可能性が出てきます。

バッテリーの電圧低下

可能性としてはもっとも低くなりますが、
バッテリーの電圧低下も考えられます。

バッテリーに蓄えられてる電気量が減り、
根本的に電流を流せなくなっていたら、
パワースライドドアが開くわけがありません。

ただ、バッテリーの電圧が低下していたら、
エアコンやオーディオなど他の電装品もきちんと動作しないし、
エンジンをかけようと思ってもかからなくなります。

バッテリー警告灯だって点灯するはずなので、
バッテリーが原因でパワースライドドアが動かなくなっている、
というのは極めてまれなケースです。

関連ページ:車バッテリー電圧低下の症状・対策|バッテリー寿命は何年で判断?

スライドドアの開閉が途中で止まる場合

パワースライドドアと車体の間に何か挟み込んでいる場合、
開閉が途中で止まってしまいます。

この場合、センサーが作動して「ピピピピ!」といった、
警告音も鳴るはずです。

もしくは、まだ開き切っていなかったり、閉じきっていない状態で、
パワースライドドアに触ってしまったり、
ドアの隙間に手や物を入れてしまうと、
やはり途中で止まってしまいます。

人為的な原因ではない場合に途中で止まるのは、
パワースライドドアをコントロールしている
コンピューターに異常が起きている可能性が考えられます。

パワースライドドア故障の修理費用

パワースライドドアの故障原因をいろいろあげていきましたが、
もっとも頻繁に起こり得るのは、

  • ワイヤーの劣化・切れ
  • モーターの故障

のどちらか、もしくは両方の故障です。

いずれにしても、ワイヤーとモーターは
2つで1つの装置になっているケースが多いので、
どちらかが故障した場合、両方を交換・修理することになります。

そのため、修理代も意外と高くなりがちで、
どんなに安くても5万円。

10万円くらいは見ておいたほうが良いです。

決して安い修理費用ではないので、
ここでぜひ一度、調べてみてもらいたいのが、
車の現在価値(買取金額)です。

スライドドアが開かない、途中で止まる車なんて、
たいして値段で買い取ってくれるわけがない!
なんて考えるのは早とちりです。

スライドドアが開かない故障気味の車であっても、
意外と高い値で買い取ってくれることが多いんです。

中古車買取業者というのは、買い取った車を
そのまま再販売する以外にも、
色んな売却手段を持っているからです。

  • 特定車種で強い販売ルートを持っている
  • 車を解体してパーツごとに売りさばく
  • 車を廃車にしてスクラップを売る

などなど、廃車寸前の車であっても、
中古車買取業者に車を持っていけば、
意外と良い値段で引き取ってくれるんです。

ちなみに、車の価値は修理をしようがしまいが、
価格が上下することはほとんどありません。

スライドドアが開かない車を10万円かけて修理しても、
車の査定価格が10万円アップすることはありません。

仮に車の価値が25万円だったとしたら、
修理前も修理後も車の価値は25万円のままなんです。

それならば、わざわざ高いお金を払って修理するよりも、
まだ高く売れるうちに車を売ってしまい、
新車購入の頭金にするほうがお得じゃないでしょうか?

ただ中古車買取業者の中には悪徳業者も
少なからず存在しているのが事実。

運悪く悪徳業者に遭遇してしまうと、
「うちじゃ買い取れないし、廃車にするなら
廃車費用を払ってく下さい。」
なんて言われます。

繰り返しになりますが、車は最終的には、
スクラップとして売ることができるので、

廃車費用を請求された場合、間違いなく
悪徳業者だと思ったほうが良いです。

ひどい中古車買取業者に騙されないためにも、
できるだけ高い値で買い取ってくれる
業者を見つけるためにも、
中古車査定の一括見積サイトを使うのが良いですよ。

サイトの運営会社の方で、
中古車買取業者の登録時に審査をしているので、
下手な業者に騙される心配がありません。

1.メーカー
2.車種
3.年式(多少ずれていてもOK)
4.走行距離(多少ずれていてもOK)

という簡単な項目を入力するだけで、
ざっくりとした見積金額を調べることができます。

入力作業はスマホでも1分もあれば完了。

開かないスライドドアを修理する前に、
まずは車の価値を調べておくのが良いですね。
↓↓↓

スポンサードリンク

シェアする

フォローする